9月に入ってなお猛暑が予想される本日、2学期が始まりました。陽光がじりじりと照りつける朝方の校門を明法生が登校してきます。夏休み中によく見た顔もあれば、久しぶりの顔もあります。長期休暇から通常授業へと切り替えていく節目の日、暑さに負けずに頑張りましょう。
教室での点呼の後に講堂で始業式を行います。校長先生は「自己効力感」を中心とした話をしました。新しいことへの挑戦、失敗を恐れない、できない理由ではなくどうしたらできるかを考える、周りの人に助けを求める、学校の枠にとどまらない有用なアドバイスがありました。始業式後は表彰、夏休み中に文化部も運動部も充実した活動をしていたことがうかがわれました。
小休止をはさんで今年度2回目の防災訓練に移ります。7月30日の津波警報に関連して、今回は津波についての詳しい解説と、その対処法の説明がありました。実際に海岸近くで津波警報に遭遇した生徒や教員も壇上に上がり、自らの体験を話しました。数時間に及んだ避難の実状を直接聞くことは、貴重な経験となりました。「知る」ことで「防げる」ことがあります。今日、学んだことを家庭内でも共有してほしいと願います。
再び教室に戻るとホームルームです。多くの配付、回収、伝達があり、2学期の始まりを実感します。明法祭まで1か月を切りました。これから楽しくも忙しい日々が続きます。高3は大学受験に向けた追い込みに入ります。
夏休み明けのこの時期は、生徒が心身共に不安定になりがちです。私たちは生徒を見守り、寄り添い、支えてまいります。