応援で足を運んでいただいた保護者の皆様、また団体の指導者の皆様、ありがとうございました。
応援で足を運んでいただいた保護者の皆様、また団体の指導者の皆様、ありがとうございました。
11月27日(水)、第56回マラソン大会を開催しました。
朝から霧雨が降ったり止んだりで、開催が危ぶまれましたが、会場の昭和記念公園に入場してからは雨も止み、時折日差しも見えました。
創立以来続く伝統の行事ですが、高校共学化1年目の今回は、初めて女子も参加しました。
高校男子の部は中入生の高校1年生が中3のときに引き続き優勝。高校の部では実力通り陸上競技部が上位に名を連ねました。
初参加の高1女子や中1生徒も自分のペースで頑張って走りました。
紅葉の美しい昭和記念公園の気持ちのよい環境の中で、生徒たちはみなよい顔で大会を終えました。
クラス対抗順位は以下の通りです。
[中学の部] 上位3クラス
1位 3年B組
2位 2年B組
3位 3年A組
[高校の部] 上位5クラス
1位 2年C組
2位 1年G組
3位 1年F組
受験する高校を選ぶ際、様々な指標があるかと思います。私が高校受験の際に重視していた点は、大きく2点ありました。1つは留学制度、もう1つは進学実績です。その2点において今考えると、明法高校を選び、GSPに参加したことは最高の選択だったと言えると思います。GSPには様々な特色がありますが、取り上げるべきはその期間だと思います。留学というと短期で1~2週間のものや、長期で半年~1年くらいのものが多く見られます。そんな中、GSPは1学期間というスパンで留学をします。正直なところ、言語の障壁もある中で、1~2週間で仲の良い友達を作り、異文化交流をするというのはかなり難しいです。また、半年~1年の留学は、その間日本における勉強が充分にできないわけですから、大学受験の観点から見るとかなり遅れを取ってしまうことになりかねません。GSPはそういったデメリットを克服した制度であるのです。実際に私は現地で仲の良い友達ができ、今でもSNS上でやり取りをすることもありますし、大学受験に関しても、充分な受験勉強時間を確保できました。もし少しでも留学に不安を抱いている人がいるのなら、私は是非とも経験者として、GSPに参加することをお勧めしたいです。
GSP卒業生1~7期生(全89名)の約8割が現役で進学しています。
進学者の50%以上がGMARCHレベル以上の大学に進学しています。
高校卒業までに約8割の生徒が英検2級以上を取得しています。
進学先 | 学部 | 人数 |
---|---|---|
南オーストラリア大学 | ビジネス | 1 |
東京外国語大学 | 言語文化 | 2 |
大阪大学 | 外国語 | 1 |
横浜国立大学 | 経営 | 1 |
東京農工大学 | 工 | 1 |
広島大学 | 工、総合科学 | 2 |
東京学芸大学 | 保健体育 | 1 |
富山大学 | 工 | 1 |
防衛大学校 | 人文・社会 | 1 |
国立看護大学校 | 看護 | 1 |
進学先 | 学部 | 人数 |
---|---|---|
順天堂大学 | 医 | 1 |
帝京大学 | 医 | 1 |
進学先 | 学部 | 人数 |
---|---|---|
早稲田大学 | 社会、人科 | 3 |
慶應義塾大学 | 文 | 2 |
国際基督教大学 | 教養 | 2 |
東京理科大学 | 理工 | 1 |
明治大学 | 経営、情報、理工、文 | 4 |
中央大学 | 経営、情報、文 | 5 |
青山学院大学 | 経済、地球社会、文 | 5 |
学習院大学 | 国際社会、法 | 2 |
法政大学 | 理工 | 2 |
立命館大学 | 国際、スポーツ | 2 |
獨協大学 | 国際教養、外国語 | 2 |
成蹊大学 | 理工、法 | 2 |
明治学院大学 | 社会、文 | 2 |
日本大学 | 商、理工 | 4 |
東洋大学 | 国際、文、社会心理 | 4 |
駒沢大学 | 法 | 2 |
専修大学 | 文 | 1 |
その他の私立大学 | – | 22 |
留学で得た英語力を維持しつつ、21世紀型スキルを学ぶ!
世界のイノベーションを牽引する米国では、クリティカル・シンキングやクリエイティブ・シンキングをはじめとした「21世紀型スキル」を修得するための教育が実践されています。本校では高2・高3の選択科目として、これらのスキルをゼミ形式の参加型授業で身に付けていく授業が設置されています。
ターム留学から帰国した生徒たちの必修科目(高3時は除く)となっており、授業は英語で行われます。
米国の大学院を修了し、日米両国で教授経験が豊富なネイティブ教師が週2時間(連続1コマ)の授業を担当します。前半はCNN10を用いて世界の時事問題を取り上げ、語彙の学習やリスニング練習の後にディスカッションを行います(関連分野の外部講師を招聘することもあります)。後半はディベート大会への準備、米国高校生とのPBL※を通して、クリティカル・シンキングやクリエイティブ・シンキングなどの「21世紀型スキル」を修得していきます。
※Problem-Based Learning(課題解決型学習)
アメリカのMonte Vista Christian Schoolと交流を行なっています。21世紀の授業ではGoogleClassroomなどのICTを活用し、世界の時事問題に関してディスカッションやイノベーションのケーススタディーを協働して行います。
21世紀のグローバル社会で活躍するために不可欠な素養(課題解決力、ICT活用力、発信型の英語力)を身につけることを目標にしています。そのために、国際英語コミュニケーション能力検定の受検やGoogle Classroomを利用した米国高校生とのPBLを行います。普段の授業でもTrigger Question※やICTの活用を基盤とした「アクティブ・ラーニング」を導入し、20世紀型の学習形態からの転換を図ります。また年に2回、外部から講師を招聘し、普段の学習内容(国際時事問題+21世紀型スキル)と実社会での活用事例を結びつけるための場も提供しています。評価に関しては定期考査を実施せず、毎週の課題や授業内小テスト、パフォーマンステスト等による評価を行っています。
※あることへの「探求の引き金」となる有益な問いのこと
「21世紀」の授業では、米国Monte Vista Christian Schoolの高校生と異文化交流をしています。例えば、CNN10で報道されたニュースを視聴した後、生徒自信がそれらの情報について調べ、英語でプレゼンテーション資料を作成します。これらの資料を基に、インターネット上でディスカッションが展開されます。
地理・歴史・宗教などが色濃く反映された「異なった文化的価値観」を持った両国の生徒同士が共通の話題について議論することで、「これまでになかった気づき」や「新たな視点・考察」が生まれます。
※Problem Based Learning(問題解決型授業)
従来の教育が重視してきた「何を教えるか」という知識の質、量の改善に加え、「どのように学ぶか」「どのような力が身についたか」といった学びの質の深まりを重視した学習・指導方法を実践していきます。言い換えれば、21世紀の授業は「アクティブ・ラーニング(能動的学習)」を主軸として、実用的な英語力、問題解決力(Critical ⁄ Creative思考含む)、ICT活用力などの21世紀型スキルを修得していくための科目なのです。
これらの力は、文部科学省が新学習指導要領や2020年度大学入試改革が目指す「思考力・判断力・表現力」や「4技能型英語力」にも対応しています。
ICTを活用して米国の高校生と交流
国連で採択されたSDGsを学習
11月23日(土)祝日、雨が降る中、中1から高3までの希望者27名が、早朝から「銀座」に集合しました。目的は歌舞伎座での歌舞伎鑑賞。都民劇場と東京都が実施している歌舞伎教室に参加したものです。
生徒たちは、初めての歌舞伎座に開場とともにワクワクした雰囲気で入場していました。明法の座席は2階席の最前列をいただき、とても見やすい場所でした。
はじめに歌舞伎と演目の説明が15分あり、その後に上演でした。今回の演目は「棒しばり」というもので、大名屋敷で主の留守中に家来が主に内緒で酒を飲んでしまうという滑稽なお話でした。
終わった後、生徒たちは、「何を言っているのか言葉がわからない」と言っていましたが、演目の説明が初めにあり、内容も楽しくわかりやすいだったので、楽しそうに鑑賞していました。
雨が降る中でしたが、日本の伝統文化、江戸時代の庶民の娯楽に、令和の時代を生きる生徒たちが触れた、価値ある時間となりました。
11月18日(月)の7時間目に、高校2年生(55期生)を対象に「大学現役合格に向けた『400日プラン』」のスタートガイダンスを開催しました。約400日後、大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の日を迎えます。現役合格に向けて、今後は11月の進研模試の結果などに基づいた、目標から逆算した具体的な学習計画とPDCAの履行が肝要になってきます。その道標として、本校では共通テストまでの約400日を第1~4期に分けて、生徒達に具体的な短期プランを立ててもらい、担任団と進路指導部が連携し、PDCAをサポートしていきます。
<「400日プラン」の概要 ~学習と進路決定の指針~>
第1期(120日): 基礎を固める / 志望校群を決めて目標を持つ
第2期(120日): 不得意科目を克服する / 志望校の絞り込み
第3期(80日): 実力を養成する / 受験校の検討
第4期(70日): 総仕上げと実践力の向上 / 受験プランニング
高校2年生(55期生)「全員がチームとなって」受験生としての矜持を抱き、喜怒哀楽に満ちた受験という人生の大海原を共に乗り越えていく中で、人間性を錬磨していってくれることを願っています。
2019年11月23日
2019年度の高体連第8地区新人選手権大会が始まっています。
本校サッカー部は1回戦、2回戦をともにPK戦で勝ち抜き、3回戦にコマを進めています。
3回戦は明日11月24日(日)にキックオフ予定です。
3回戦 対 都小平
会場 創価高校グラウンド 13:30キックオフ
応援よろしくお願いいたします。
トーナメント表はこちらをご覧ください。
http://tokyosoccer-u18.com/SINJ19/sin19_8.pdf
11月20日(水)、「実践報告を通して、アクティブラーニングによる実践的な指導方法について理解を深める」をテーマとし、校内教員研修会を開催しました。今年度2回目となるアクティブラーニング(以下、AL)全体研修では、本校教員による実践報告が行われ、ALの大家である小林昭文氏(産業能率大学経営学部教授)による講評と効果的な指導法の助言を頂きました。
○社会科: ICT活用&協働学習を基盤とした世界史AのAL実践授業【高1】
○理 科: 創造性と協働する力を育むAL実践授業 ~ICTとプレゼンテーションを活かして~【中1~中3】
「なぜ我々教員は教え方を変え、自身も変わっていかなければならないのか(新しい授業が必要な理由)」を、工業化社会から知識基盤社会への変遷やLife Shiftの著者リンダグラットン氏の「3つの無形資産」を引用しての説明がありました。最後には、定番の「振り返り」を行い、参加者が「気づいた点、今後実践したい点、質問点」をまとめて閉会となりました。
本校では全学的な授業力向上に向けて、年間で計8回の校内教員研修会を実施しています。
<今年度の校内研修に関する関連記事>
2019年10月9日・・・校内ICT研修 ~明法スマートスクール構想~
2019年9月11日・・・教員全体研修 ~一人ひとりの生徒の脳をアクティブに~
2019年8月25日・・・教職員全体研修 ~探究活動の実践報告など~
2019年7月27日・・・教職員全体研修 ~高大接続改革・大学入学者選抜改革への対応~
11月19日(火)の5・6時間目を使って今年度も芸術鑑賞教室を行いました。
本校の芸術鑑賞教室は、1000人以上収容できる講堂で毎年この時期に行われます。
古典芸能・演劇・音楽の順番で行う本校の芸術鑑賞教室、今年度は演劇。「劇団銅鑼」の皆さんをお招きして『チャージ』という演目を上演していただきました。
事前に生徒に発表していた『チャージ』のあらすじは・・・
東京にあるビルメンテナンス会社・美装総合サービス。社長の紘子、ベテランの直美、シングルマザーの美鶴、22歳の健太らはビル清掃にやりがいを感じながら仕事をしてい る。健太は現場を任されたものの、張り切りすぎて少々空回り気味。
そして、ある事件がきっかけで同い年の遙が働くことになって・・・
そんなある日、大口取引先であるビルオーナーの青木が怒鳴り込んでくる・・・!
どうなる美装サービス!? その時、健太や遙は・・・・!?
「働くこと」「親と子」「生きること」などについて、いろいろ考えさせてくれる内容でした。
自分の存在意義についていろいろ考える中学生・高校生にとって、考えるいいきっかけになったと思います。
「劇団銅鑼」の皆様には感謝申し上げます。
*なお、上演中は撮影不可のため、写真は上演前の様子です。
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