先日、本校の Global Studies Program(GSP)でのニュージーランド留学を終え、帰国した生徒たちによるプレゼンテーションコンテストが実施されました。留学した18名の生徒たちは、留学での経験や学び、後輩たちへのアドバイスなどをまとめたプレゼンテーション動画を作成し、その中から選抜された8名が100名以上のオーディエンスを前に、講堂の舞台で堂々と成果を発表しました。
留学前の “old me”から留学を経た“new me”への変化を語ってくれた生徒、学校や生活で起きた困りごととその乗り越え方を話してくれた生徒、ホストファミリーとの思い出を紹介してくれた生徒、今年度留学する高校1年生がより良い留学経験を積めるように具体的なアドバイスをしてくれる生徒・・・各々の生徒が、自分の思いを存分にお話してくれました。
複数の生徒が共通して語った変化で印象的だったこととして、「他者にヘルプを求める」が挙げられます。留学前は他者に話しかけることがなかったけれど、現地では様々な場面でホストファミリー、先生、現地の友人、留学生仲間などに質問をしたというエピソードがいくつも出てきました。不慣れな学校で教室がわからないとき、授業内容がわからないとき、街で道に迷ったとき…・・そんなときに周囲の人の力を借りて乗り越えたといいます。
留学前、生徒たちは自分で食事や洗濯ができること、時間やタスク管理ができることが「自立」と考えていたかもしれません。しかし留学先で、生徒たちは言語や文化の違いによって、自分一人では乗り越えられない場面に何度も直面してきました。その中で、さまざまな人に相談し、助けを求めることで困難を乗り越えることができた経験は、熊谷晋一郎氏(東京大学教授)の「自立は、依存先を増やすこと」という有名な言葉に共鳴します。自立とは孤立して強くなることではなく、必要なときに適切に他者とつながり、自分の行動範囲を広げていくことなのだと気が付いた生徒もおり、教員として生徒たちの成長を強く感じることができました。生徒たちの今後の活躍に期待大です!
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