明治学院大学教授による特別講義(第1回)推薦クラス・アカデミックリテラシー

 

講義タイトル 『事例から考える医療ソーシャルワーク』

~医療の場で生かされる社会福祉支援について考えてみよう~

担当     大瀧敦子教授(社会学部社会福祉学科主任)

 

2015年度最初の特別講義が5月8日(金)に実施されました。大瀧敦子先生は医療福祉論・ソーシャルワーク論を専門領域としており、今回の講義でも具体的な事例を扱いながら医療ソーシャルワークについてお話をしてくださいました。下に生徒の感想を紹介します。

 

  •   社会福祉は介護のイメージしかなかったけれど、教育や医療の場にも携わっているのだと思った。ソーシャルワーカーは患者の精神的な面も含めて相談にのらなくてはならない大変な仕事だと思ったが、人に携わることができる素敵な仕事だと思った。今まで興味がなかったけれど、講義を受けて他にはどのような場で活躍しているのか調べたいと思った。

 

  • 社会福祉というものを勘違いしていました。高齢の方や障害を持っている方のお世話をする仕事だと思っていたのですが、人間の相互に作用する社会関係を調整するような仕事もあると知り興味がわきました。

 

  • 医療が進歩しても、サポートが必要であったり求められていたりすることが分かり、ソーシャルワーカーの存在の大きさを改めて感じた。また、社会福祉は各々が社会に出て生活していく上でその人にとってのベストな状態を見つけ、サポートしている仕事と聞いて、今まで少しおせっかいな部分があるのではないかという見方が変わった。前よりも福祉に興味をもった。相互の見方、客観的な視点が必要であるこの仕事は、私が思っているよりもずっと大変だった。

 

  • ソーシャルワーカーの話を聴いて、私の中学にも支援団体という組織からソーシャルワーカーの人が来ていたのを思い出しました。病気になってしまった人や、いじめを受けている人にとって、社会に入っていくためにソーシャルワーカーの人に助けてもらうことはとても心強いことだと思いました。特に入院しなければならないような状態になったときにはナーバスになりやすいと思うので、ソーシャルワーカーという助けがあることによって前向きに治療に取り組むことができるのだと思いました。

 

 

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