12月1日(金)、高校3年生推薦進学コースの授業「アカデミックリテラシー」で、明治学院大学経済学部国際経営学科の木川大輔先生が「教養原論」の講義をしてくださいました。
スターバックスコーヒーやコカ・コーラを例に、生産者側の戦略を学ぶ機会となりました。

生徒の意見・感想を紹介します。

  • 今回の教養原論は、国際経営だった。希望していた学科だったので、とても有意義な講義だった。経営戦略の用語など聞いたことない単語が、たくさん出てきて驚いたけど、解説などを聞いているのは、とても面白かった。最後のリーダーとチャレンジャーの話では、実際日常生活にもあるものなのでとても実感が湧いて面白かった。
  • リーダーの座を狙うチャレンジャーたちがリーダーと差別化を図るために新商品を発売しヒットしても、そのリーダーが模倣品を販売すればリーダーの売り上げが伸びるだけでチャレンジャーたちは意味がなくなってしまう。チャレンジャーたちはリーダーが真似をできないような、または真似をすることで生じるリーダーの矛盾を突けるような動きが必要だと思った。
  • 経営というのはもし普通の会社に入ったら絶対に必要となってくる視点なので今回学ぶことができてよかったです。普段から利用している自販機やスターバックスなどについて改めて考えることができたというのは面白かったです。マーケティングの中で本質的サービスと補助的サービスという二種類があり、それらが矛盾しないことが重要なのだと知り、意識してみると面白いと思いました。
  • 今回初めて経営学を学んだが、どれも興味深く、私は経営学に惹かれることに気付かされた。日々全ての企業が市場拡大に向けて活動していて、工夫が凝らされていることを知った。また、経営で成功している人は、日常的に世界の動向やニュースへのアンテナが張っていて、他の人がまだ気づいていない視点に気づける人なのだと分かった。

11月25日(土)、東村山市富士見公民館にて、中学2年生のための音楽鑑賞教室が開かれました。今年度も打楽器ぐるーぷWoodsのメンバー6人の楽しくも、元気がもらえる演奏を鑑賞することができました。会場の生徒たちもとても喜んでおり、最初の曲から沢山の拍手を演奏者のみなさんに送っていました。Woodsのメンバーもそれに応えるかのように熱い演奏を披露してくださいました。

アンコール1曲目には、会場にいる何人かの生徒、そして先生を舞台上に呼んで、打楽器を持って、Woodsのメンバーと「ティコティコ」を合奏しました。アンコール2曲目には「勇気100%」を演奏。大きな手拍子。盛況のうちに終了しました。

11月24日(金)、高校3年生推薦進学コースの授業「アカデミックリテラシー」で、明治学院大学経済学部経済学科の児玉直美先生が「教養原論」の講義をしてくださいました。

「政策評価の経済学」について学んだ今回は、データへの向き合い方、また扱い方の難しさを様々な例から知ることができました。

生徒の意見・感想を紹介します。

  • 一見それが要因のように見える結果が出ていたとしてもさまざまな視点から見て、関係がないように思えることでも関連付けて考えてみることで本当の因果関係や要因が絡み合った結果がわかるということがわかりました。ついつい視野がせまくなって、目の前のことだけの結びつきを考えてしまうけれど他に何があれば違うかなどを考えることが大切だとおもいました。
  • 経済学は、今まで触れたことのない学問だったので、大学に入学する前に触れることができて良い機会になった。経済学というと、大雑把なイメージしか持っていなかったが、インセンティブということを学んで経済学への考えが変わった。データに基づく制度の設計は、説得力があるが、そもそもそのデータを集めることがとても難しいことなのだと学んだ。
  • ビッグデータは大企業が情報を管理していることが多く、人によってサイトに出てくるバナー広告が興味のあるものに接待されていることが初めて知った。また、それに似て政策評価がマーケティングに使われているという点に関して、JRのエキナカにたくさん設置されている次世代自動販売機はカメラが人を感知して人物像からお勧めのドリンクを人によって違うものを変えているということを知って、思えば、次世代自動販売機で買ったときはすぐに欲しいものが決まるのを思い出した。社会の知らないところで人の役に立つための実験がされていることを知ってとても興味深かった。
  • 私たちの身の周りのことは、実験によって研究がされていて、行動データがとられていることが分かった。将来、データを見て見極める必要がある時、一つの観点から判断するのではなく、複数の要因を考え、適切な判断ができるように心がけていきたい。また、普段の生活にも経済学の考えが活かせると考えた。私は直感で行動してしまうことが多いため、一つに決めつけず、よく考えて行動していきたい。
  • データを用いて顧客の情報を取り扱う事で、どのような政策を取るのかを決められるのだと思いました。また、単に実験前と実験後の結果を比較するのではなく、様々な条件や状況を考慮した上で比較する事が大切なのだと思います。法や政策を制定するのも、データを活用することが大切なのだということが分かりました。これからはデータを鵜呑みにするのではなく、正しく計測されたデータなのかを気にしていこうと思います。

2017年度(53期)卒業生の澤柳亮太郎さん(ロキテクノ富山)が、10月26日に行われた2023年プロ野球ドラフト会議において、福岡ソフトバンクホークスよりドラフト5位で指名されました。
その事を受け、11月18日(土)本校講堂にて、「53期澤柳亮太郎 ドラフト指名報告会」が行われました。

卒業生初のプロ野球選手となる澤柳さんは、

“福岡ソフトバンクホークスからドラフト5位で指名を受けました澤柳亮太郎です。
明治学院東村山高校初のプロ野球選手として恥じない活躍をしたいと思います。
まずは、開幕1軍を目指して、頑張りますので応援よろしくお願いします”

と指名報告がありました。
大西哲也校長、高校野球部総監督の熊谷政広先生、高校野球部OB会長福永明彦様より、お祝いの言葉をいただきました。
その後の質疑応答では、中学生の頃より「プロ野球選手になる」という目標を持って、夢を叶えた澤柳さんの言葉に、参加した中学生、高校生は目を輝かせて聞いていました。
最後に在校生代表、高校野球部主将・佐藤輝波(高校2年)君より花束贈呈、参加者全員で写真撮影を行い、閉会いたしました。
澤柳さんの来シーズンからのご活躍を心よりお祈りしております。
皆様も応援宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

澤柳亮太郎氏プロフィール

2015年明治学院東村山高等学校に入学、3年次はエースとしてチームを西東京ベスト32に導く。進学先の明治学院大学硬式野球部でもエースとして活躍し、2022年より、社会人野球チーム「ロキテクノ富山」でプレー、「第93回都市対抗野球大会」において、チームの初出場に貢献。また10月に行われた「第4回WBSC U-23ワールドカップ」において、侍ジャパンU-23のメンバーとして選出、5試合に登板して、侍ジャパンの「優勝・世界一」に大きく貢献。2023年プロ野球ドラフト会議にて福岡ソフトバンクホークスからドラフト5位で指名を受ける。

11月22日(水)6時間目、中学英語スピーチコンテストを行いました。中1~中3まで各クラスの代表者がスピーチをしました。中1は自分の身近な題材について、中2は尊敬する人物について、中3は社会問題について、それぞれ画像を交えながらスピーチを披露してくれました。

 

 

 

ヘボン祭では、図書委員会企画「世界が広がるひとときを」の会場として、図書館を開館しました。
コンテストと、ミニ・ビブリオバトルを開催しました。
名言「世界が広がるひとこと」は105名、他のコンテストは148名の方に投票いただきました。

各種結果と、ミニ・ビブリオバトルの様子は以下に掲載いたします。投票くださったみなさま、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

  • 「POP」(本紹介カード)コンテスト(9作品参加)…本と並べてPOPを展示し、その本が読みたくなるPOPに投票いただきました。

1位 新海誠『小説すずめの戸締まり』(高1)
2位 王城夕紀『青の数学』(高1)
3位 貴志祐介『悪の教典』(高1)

  • 「しおりイラスト」コンテスト(25作品参加) …イラストのうち、いいと思ったものに投票いただきました。

1位:中3作成  2位:高2作成  3位:高1作成

  • 「タイトル川柳」コンテスト(13作品参加) …本のタイトルを組み合わせて作った川柳から、いいと思ったものに投票いただきました。

1位 「エヴリデイ まずいスープ 泣きたい気分」(高3作成)
2位 「元アイドル! おれのおばさん 何者」(高1作成)
3位 「元アイドル! 旅の途中で 帰還せず」(中3作成)

  • 名言「世界が広がるひとこと」…本やマンガの6つの名言から、いいと思ったものに投票いただきました。

1位 「いなくなっても一生忘れない友だちが、一人、いればいい」重松清『きみの友だち』
2位 「誰かに証す必要なんてなく、わたしはわたしを生きれば良い」凪良ゆう『わたしの美しい庭』

  • ミニ・ビブリオバトル 紹介本

・【チャンプ本】 知念実希人『硝子の塔の殺人』(中3紹介)

・剣持刀也『虚空教典』(高1紹介)

・和田秀樹『70歳から一気に老化する人しない人』(中3紹介)

・貝原益軒『養生訓』(中3紹介)

11月20日(月)、高校2年生は峰町キリスト教会の安食弘幸牧師をお招きし、キャリア講演会を行いました。

①良き言葉に耳を傾けること
②良き倫理観を身につけること
③良き人格と出会うこと
の3点が重要であることについてわかりやすく伝えてくださいました。

この講演会が、生徒たちの今後の人生において助けとなり、また進む道について考える良いきっかけとなることを願っています。

11月17日(金)、高校3年生推薦進学コースの授業「アカデミックリテラシー」で、明治学院大学社会学部社会学科の松波康男先生が「教養原論」の講義をしてくださいました。
今回は「人類学からみた『他者』」と題して、人類学の端緒に触れる機会をいただきました。
授業の後半では、西アフリカでの名づけの慣習を例に共感的な理解を体験し、“存在の輪郭がとける”感覚を体験することができました。

生徒の意見・感想を紹介します。

  • 私たちは育った土地の文化の色眼鏡を通して物事を見たり考えたりしている。表面的には異文化を理解できても、本当の意味で理解することは難しい。しかしどれだけ自分に受け入れられない人がいても同じ人間だから、離れようとせずに繋がって、対話をして深めて遡ることで、根本的な本質を知ることができ、受け入れられなくても意味が理解できて尊重することになるのだと思った。異文化でも差異があるが日本人の中にも差異がある。このように考えて、歩み寄ることが平和の第一歩なのだと感じた。
  • 今回の教養原論は、人類学の観点で学んだが、つながりの意味について深く理解ができた。西アフリカのモシの名付けは、子供に奴隷や人間ではないなどの名前をつけるというもので、当初は遠いどこかの独特の慣習で、なぜそのような名前をつけるのか理解できなかったが、最終的には子供を失いたくないという親の子供への愛情であると知って、とても興味深かった。
  • 一見奇妙なことでも詳しく見ていくと理解につながるうえ、表面的な理解だけではなく、根底にあるものをみつけ共感できるところまでいくことが本当の共感であるのだとわかりました。
  • 自己と他者とのつながりがあって人間関係が構築されているからこそつながりというものが見えて大事になるということである。他人がいるから両方の意見がぶつかって、相違が出てくるので結果的に自己は他者がいないと何にもできないということがわかった。
  • 世界を見ると、各地域に様々な文化があるため、一見理解し難い文化もあるが、深く知ろうとすることで、自分たちと同じ考えを持っていたり、目的があるのだと思った。また、他者との関わりがあるからこそ、分断や対立が生まれるのだということが分かった。他の国の民族文化を学ぶ上で大切なのは、固定概念に縛られずに、他者を理解することだと思った。

 

11月12日(日)に都立大泉高等学校で行われた「高校将棋新人戦大会東京都予選」で、高校2年生の蘇武君が優勝の快挙を成し遂げました。この日の蘇武君は絶好調で、日頃の研究の成果を発揮し、強豪揃いの東京都予選で見事6連勝し優勝しました。この結果により、12月24日に高崎で行われる関東大会、および1月25日~27日に金沢で行われる全国大会(高等学校将棋新人戦大会)への出場が決まりました。本校将棋部はこれまでに女子部員が何度も全国大会に出場していますが、男子部員の全国出場は初となり、偉大な歴史を刻むことになりました。関東大会、全国大会でのさらなる活躍が期待されます。

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