10月21日(金)中学1年生は日本国際ボランティアセンター(JVC)理事ならびに地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)代表理事の清水俊弘先生をお招きし、講演をしていただきました。

講演会場である講堂には、国際会議の場という想定のもと、生徒たちの座席に1国ずつ国旗が貼られ、生徒一人ひとりが各国の政府代表としてお話を伺う、参加型の講演会となりました。清水先生のお話は、生徒たちへの事前アンケートの結果も交えながら、「戦争とは」「地雷とは」という定義に始まり、地雷がもたらす非人道的な被害、そして地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)の発足、対人地雷全面禁止条約(オタワ条約)の成立と調印までの過程へと進みました。演劇クラブの生徒たちが地雷の犠牲となった子どもたちの声を、教員が国際会議での各国の主張を発表しました。生徒たちは興味深く聞き入っていました。

最後に、ネルソン・マンデラ氏の言葉が紹介されました。

It always seems impossible until it’s done.

生徒たちは、声なき声が重なり、やがて世界を動かすことができることを知り、世界に生きる一人としての意識を高めることができたのではないでしょうか。IMG_9487

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