IMG_820712月14日(水)kudan house旧山口萬吉邸にてビジネスプランのプレゼンテーションを行いました。
竹中工務店の鍵野さん、運営会社Ni-WAの高山さん、オーナーの田村(旧姓山口)さん、フリーランスの服部さんに審査員を務めていただきました。
最優秀賞は「プロムナードシアター」を提案したチームDoraemon、特別賞は「リアル謎解き脱出ゲーム」を提案したチーム四人寄れば文殊の知恵が受賞しました。最後に審査員の方から講評をいただきました。

~鍵野さんからのメッセージ~
若い生徒の皆様の発想やアイディアを、とても楽しく聞かせて頂きました。皆さん時間がない中で、調べたり、メンバーで議論したり、九段ハウスのことも真面目に考えて下さって、どの案も想像より素晴らしいプレゼンテーションでした。

~生徒達の感想~
・CSV経営の難しさを痛感しました。CSV経営では、文化財を守る、維持する、利益を生むという全てを達成することができる事業を考えなければならなかったので、アイディアを練るのがとても難しかったです。
・考慮すべき点を踏まえた上で、利益を上げることのできる企画を提案することはとても難しく、社会人になれば、これが当たり前であり、自分達の未熟さを身をもって感じました。
・文化財を保護し、維持していくことは、長期に渡る計画が必要であり、特に印象に残った言葉である“ブームを一瞬で終わらせない”がどれだけ大切かを学びました。
・今回のゼミでは、様々な視点に立つことが一番求められました。私たちが日常的に利用している施設や参加しているイベントにも社会的な意義があり、人々が考えた経営戦略の元で運営されていることにも気づきました。
・ビジネスプランを考えるのは大変でしたが、大学生の方々からアドバイスをいただき、大変刺激を受けました。
・今回学んだことは、将来ビジネスに携わることになったら、とても役に立つと思います。
・ビジネスプランをグループの仲間と一緒に考え、作り上げていく楽しさを学びました。
・今回、初めて、ビジネスプランを考えてみて、ただ単に面白いプランを考えるのではなく、旧山口萬吉邸に関わった人々の想いを受けとめ、収益を上げることも目的の1つとして、社会的観点や歴史的観点からプランを考えるということが非常に難しかった。
・kudan houseというとても素敵な有形文化財の建物の中で、貴重な体験ができました。今回学んだことを今後に活かし、文化の継承や社会貢献に関わる活動に積極的に参加していきたいです。

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