MicrosoftTeams-image (55)11月6日(月)の放課後に、中学Honorsと高1Super English Courseの生徒達と3人のネイティブの先生達で、アーティゾン美術館のスクールデーに行ってきました。
ネイティブの先生達も、日本の美術館を訪れるのは初めてとのことで、とても楽しみにされていました。
「ARTIZON」(アーティゾン)は、「ART」(アート)と「HORIZON」(ホライゾン:地平)を組み合わせた造語で、時代を切り拓くアートの地平を多くの人々に感じ取って欲しい、という意志が込められているそうです。
2020年にリニューアルした美術館のコンセプトは「創造の体感」。古代美術、印象派、日本の近世美術、日本近代洋画、20世紀美術、そして現代美術まで視野を広げ、先進の技術を駆使した多彩な美術の楽しみ方を提供しています。

この日は、3つの展覧会(「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン」「創造の現場映画と写真による芸術家の記録」「読書する女性たち」)が開催されていました。
山口晃氏の作品は、⽇本の伝統的絵画の様式を⽤い、油絵という技法を使って描かれる作⾵が特徴です。都市⿃瞰図・合戦図などの絵画のみならず⽴体、漫画、インスタレーションなど表現⽅法は多岐にわたり、生徒達はその独特の世界観、作品のダイナミックさと繊細さに魅了されていました。
ネイティブの先生達は、日本の美術館が、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ピカソ、ゴーギャン、マネ、マティス、カンディンスキーといった世界的に有名な画家の作品を所蔵していることに驚かれていました。
三輪田学園では、読書教育にも力を入れています。「読書する女性たち Women Reading」の展覧会では、そこに描かれた女性達に思いを馳せ、絵画作品の時代背景についても学びました。
素晴らしいコレクションの中でも、特に、ピエール=オーギュスト・ルノワール《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》、パブロ・ピカソ《腕を組んですわるサルタンバンク》、青木繁《海の幸》(重要文化財)は見逃せない作品でした。
訪問した月曜日はスクールデーのため、この時間は三輪田の団体のみ。美術館の方々の案内で、生徒達は作品をゆっくり鑑賞し、芸術の秋を満喫しました。

2学期のスピーチプレゼンテーションのテーマの1つは「アート」です。アーティゾン美術館で、好きな作品や印象に残った作品を選び、更に自分でリサーチし、英語でプレゼンテーションを行うことになっています。生徒達が、どの作品を選んで、スピーチをするのかとても楽しみです。

アーティゾン美術館は東京駅八重洲中央口より徒歩5分、学生は入場料が無料です。洗練されたモダンな美術館で、気軽にアートを楽しむことができますので、是非、訪れて欲しいと思います。 

 アーティゾン美術館のみなさん、ありがとうございました。

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