中学3年生では毎年マナー講座を行っています。今年は10月19日の道徳の時間に行われました。今回の講師の先生は、日本舞踊家の花柳琢次郎先生です。

体育館に体操服姿で雑巾を持って集合し、一見マナー講座とは思えない雰囲気に最初は少し落ち着きのなかった生徒たちですが、次第に表情や聴く姿勢が変わっていきました。

特に、正座をし、各自が持参した雑巾で自分の目の前を5回拭くという場面で、

「今拭いているのは床ではなく、自分の心である。今適当にやっている人は、何をやっても適当であり、人や場面によって態度を変える人である。」

という先生の言葉を聞き、再度目の前の床を拭いていた生徒達からは「心掛け」が伝わってきました。

花柳先生は、50分という短い時間の中で挨拶などの言葉の意味から靴の並べ方・挨拶の仕方まで様々な事を教えてくださいました。

「自分が心を尽くさなければ尽くしてもらえない。」
「自分にスイッチを入れられるのは自分だけだ。」

今の中学3年生にとって、とても大切なお話をして頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は、花柳先生の舞いを観させて頂きました。
花柳先生、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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