913980ce-2861-4ae3-93e7-080261ad1b89茶道クラブでは、先日、冬のお稽古を行いました。
普段は水曜と土曜に分かれてお稽古をしていますが、この日は合同で学年の枠を超えて一緒に活動しました。
「12月はクリスマスの月」ということで、各種茶道具もコーチの先生がクリスマスモチーフのものをたくさんご用意してくださいました!
トナカイのひくソリに乗ったサンタさんが描かれた茶杓(ちゃしゃく・さじ)、
ツリーが描かれた棗(なつめ・抹茶の粉末を入れる容器・植物のナツメの実に形状が似ていることから)、
お茶碗の内側にはクリスマスソックスが描かれています。
どれもとっても可愛いです!
練り切り(和菓子の一種)もクリスマスモチーフで3種類用意され、「どれにしようか?」と選ぶ楽しみもありました!
12月のお稽古では例年、許状申請した高2に許状が渡されます。
凛とする行事に、本日の床の間のお軸は「利休」でした。一気に和の心「わび・さび」が感じられます。
「クリスマスとは合わないのだけれど、許状授与に合わせて利休を飾りました。」とコーチの先生が仰っていました。
安土桃山時代の茶聖利休も、自身の考えをまとめた「四規七則(しきしちそく)」にあるように、季節感を大切にして、ゆとりを持って柔らかい心で、令和の三輪田生とクリスマスを見つめていることでしょう。

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