6月3日(土)~7日(水)まで、高校2年生は奈良・京都へ修学旅行に行きます。
それに先立ち、旅行に向けて気持ちを一つにするための結団式を講堂で行いました。

三輪田学園の関西修学旅行の目的は、4つあります。
①日本の古都、京都・奈良を訪ね、日本の伝統文化の源を探る。
②数々の文化的遺産等を見学することにより、美的探究心を養う。
③規律を守り、自主的に行動する習慣を身につける。
④友情を深め、高校時代の良い思い出を作る。

修学旅行に向けて、今まで様々な事前学習・準備を重ねてきました。
校長先生をはじめとする様々な先生や、責任者となっている生徒のお話にあった通り、仲間と協力し規律を守りながら、学び多き楽しい修学旅行にしてもらいたいと思います。

三輪田学園は法政大学との高大連携をさらに一歩進め、令和5年度4月から高校3年生を対象とした法政大学高大連携講座(全12回)をスタートさせました。
第6回5月31日(水)には、法政大学グローバル教養学部のスティービー・スアン先生によるオールイングリッシュの講座が法政大学九段北校舎で開催されました。講座のテーマは「Considering Gender in Anime」でした。
スアン先生は、まずアニメーション業界の現状について説明されました。有名なアニメーション映画の監督にはまだまだ女性が少ないこと、一方で、多くの女性がアニメーターとして制作を担っているそうです。ジェンダー不平等指数などの資料を示しながら、アニメ業界におけるヒエラルキーとその影響について説明されました。さらに、講座では「The Benchdel-Wallace Test(ベクデル・ウォレス・テスト)」についても触れられました。スアン先生の講座を通して、作品の中のジェンダー表現について、様々な観点から鑑賞し、批判的に分析する力も身についていったようです。講座終了後には、スアン先生の周りに集まり、談笑する生徒達の姿も見られました。スアン先生、生徒達を惹きつける興味深い授業、ありがとうございました。

中学ドッジボール大会が行われました。
優勝は3年に組! おめでとうございます。

大会は短縮授業の放課後、二日間に渡って繰り広げられました。
中1のチームは互いに声をかけ合って、ボールにも回転がかかっていました。回転がかかるとボールが予期せぬ方向に飛んでいきます。また、ボールをキャッチすることが難しくなります。

中3優勝チームの選手にインタビュー。
「工夫したところは、内野の選手は上投げスローイン、外野の選手は横投げサイドスローを心がけました。優勝した瞬間はめちゃめちゃ嬉しかったです!
みんな飛び跳ねて喜びました。いただいたトロフィーを仲間と天に掲げました。」

優勝できたポイントは…
・「絶対優勝するぞー」と試合前に大きな掛け声ができたこと。
・相手チームの内野の強い選手にボールを持たせない。
・見方の内野と外野でボールを回し、相手にボールを奪われないようにする。
チームプレーは作戦が必要です。試合後、みんな笑顔で写真に納まりました。

中一・中二・中三の全クラス、全選手のプレーに大きな拍手です!

主文

5月27日(土)3、4時間目に高校1年生で「10年後の私」という講演会がありました。「10年後の私」とは、今の高校1年生の10年先輩の卒業生をお招きして、今就いている職業や進路選択のアドバイスなどを伺うという趣旨の講演になります。

今回の講演では、今の職業でのやりがいや自分の進路選択で重視したこと、高校1年生だった当時に進路についてどのように考えていたかなどを詳しく伺いました。その中でも、中学3年生の時に道徳HRで行った「職業インタビュー」で卒業生から聞いた話がきっかけで今の職業に興味を持ったことや、福祉委員会が主催した講演会を聞いたことがきっかけで大学の学部が決定できたことなど、「進路選択において学校生活での様々な『出会い』を自分で見つけることが大切だった」と教えていただきました。また、自分の選択が「正しかったか」とつい正解探しをしてしまうけれども、自分で選んだ道の中でできることをすることが、自分の選択を「正解」にしていくことになることや、自分が悩んで決めた道ならば、多少大変なことがあっても頑張ることができることも話してくださいました。進路選択で悩む高校1年生の心に、希望の光が灯る言葉だと思いました。

高校1年生は6月に学部学科ガイダンスを行います。自分が興味のある学部のお話を大学の先生から伺います。そういった「出会い」を経て、自分の進路について考えを深めていってほしいと思います。

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5月26日(金)の午後に、法政大学留学生とのCross-Cultural Projectが法政大学で開催されました。
三輪田学園からは、中学1年生~3年生のHonors Classと中学1年生のAdvanced Classの生徒達計40名が、法政大学からは10名の留学生(国籍:アメリカ、イギリス、イタリア、オランダ、スペイン、タイ、台湾、ドイツ、ブラジル、メキシコ)が参加し、多様性溢れるプロジェクトとなりました。
中間試験が丁度終わったばかりでしたので、生徒達もとてもリラックスした様子で留学生との交流を楽しんでいました。

【プログラム】

Opening ceremony:・開会の言葉

・留学生の紹介

・プロジェクトの説明

Session 1: 3~5人の少人数のグループに分かれて、留学生にインタビュー

Session 2: 留学生を紹介する英語でのプレゼンテーション

Closing ceremony:・Kalie先生からのフィードバック

・閉会の言葉

新宿都心が一望できるボアソナードタワーの会議室に生徒達も気分が上がったようです。
積極的に留学生とコミュニケーションを取り、英語で質問をしたり、自己紹介や三輪田学園の学校生活について説明していて、とても頼もしく感じました。
プロジェクトの大きな目的通り、異文化を知り、交流することができたようです。プロジェクトが終わる頃には、留学生ともすっかり打ち解けて、仲良くなっていました。
最後に、ミュージアム・サテライトで記念写真を撮影し、全てのプログラムを終了しました。

法政大学グローバル教育センターのスタッフの皆さん、参加留学生のみなさん、本当にありがとうございました。

Columbia大学医学の道を志す、三輪田学園の卒業生からお便りが届きました!

日本の医学部から今年columbia大学に留学しています。columbia大学附属病院は世界最高峰の心臓外科があることで有名です。
心臓外科(cardiac surgery)での実習を終えて、今は循環器内科(cardiology)で実習をしています。

「心臓外科のたくさんのオペに入ることができました。毎朝5:00に起き、帰宅は21:00すぎの日々でかなりきつかったです。」

中学3年生の社会科読書の授業で、卒業論文「脳死下での臓器移植」について取り上げてから、ずっとこの目で見たいと願い続けてきた心臓移植にも立ち会うことができて、とても感慨深かったそうです。

高校2年生の履修選択の時に、担任の先生が医大に進学した一つ上の卒業生との面談をセッティングしてくれて、医師への道が繋がりました。

6月に帰国予定とのこと、お話を伺うのが楽しみです。

MicrosoftTeams-image (73)5/19(金)5時間目 LAB(探究活動の時間)に、高1・高2合同の課外活動報告会を行いました。
昨年度に探究的な活動の外部コンクールで優秀な成績を収めた高2の4グループが登壇し、自分たちの経験をスライドにまとめて発表しました。

テーマとする地域について自ら足を運んで情報収集したり、学校外の方にアポイントメントをとってインタビューをしたり、企画した製品を実際に作ってみたりするなど、班員と協力しながら様々な工夫と努力をしてきたことを知ることができました。

高2にとっては同級生の普段見られない活躍を、高1にとっては先輩の貴重な経験談を聞くことができる機会になったと思います。

どちらの学年も、今年度のLAB(探究活動の時間)で外部のコンクールに積極的に応募していく予定です。

今回の話を良い刺激として、各自独創的で深い学びを重ねていくことでしょう。今後の活躍が楽しみです。

IMG_1347今年から始まった「法政大学 協定校推薦制度 の講座」が 4月12日からスタートしました。
講座は1学期に全12回行われ、高三生50名が登録しています。既に4回の講座が実施されました。

一回目はオリエンテーション。二回目は法政大学総長廣瀬克哉先生のお話です。三輪田学園講堂で行われました。「楽しんでやることが大切」という言葉が一番印象に残りました。廣瀬先生は「大学の先生は自分の好きなことを仕事にしていて、研究が趣味、遊んでいる感覚。」と仰り、生徒は「受験勉強は大変だけれど、楽しんで勉強する意識に変えよう!」と思ったそうです。

キャリアデザイン学部文系講座は「正解なき時代のキャリアデザインと教育の役割」です。理系の生徒でも文系学部の講座を受けられるので視野が広がります。「カリキュラムについて子供にどう教育するのか…」理系の生徒も考えさせられました。文系理系の枠を超える学びはとても大切な視点です。

生命科学部の講座「ゲノム科学がもたらす社会課題を考えてみよう」では専門的な内容に生徒は驚いていました。参加者全員が自分の考えを付箋に書いて貼ります。このようなスタイルは初めてでとても新鮮でした。様々な意見を一度に見渡せ、ゆっくりと検討することができます。たくさんの意見を大きく集約することも学びました。分類した同じグループでも、微妙なニュアンスの違いがあります。文系生徒は理系のゲノムの講座を聞いて「文系理系の垣根を越える内容にとても興味を持ちました。」「文系理系ではない、総合的な学びの視点を実感しました。」

生徒は大学の先生から「教科書通りではない、自分で考えて課題を見つける」ということを大学の専門的な講座から学んでいます。

最後の7月19日の講座では、まとめワークとして、三輪田学園講堂で、論文の課題発表会が行われます。
生徒の発表が楽しみです。

IMG_2635高校3年生29名が、法政大学市ヶ谷キャンパスにて行われた理科実験教室に参加しました。これは、2015年度から三輪田学園と法政大学との間で締結されている高大連携協定の一つで、本校の理系大学への進学を希望する高校3年生が、法政大学の実験室で大学教授や講師の講義を体験し、大学での学びに触れるというものです。今回は、法政大学自然科学センター石川壮一教授による、「光の性質を探る」と題した講義を受講しました。法政大学の実験設備を利用させていただき、偏光サングラスと同じ性質をもった「偏光シート」や、表面に特殊な加工がなされている「回折格子」用いて、光の基本的な性質を探る実験を行い、光に関する面白い現象を体験しました。
これらの内容は高等学校で学習する「物理」の内容と重なっていて、机上の学習からは得られない実験ならではの体得がありました。
今回学習した内容の原理は、今後の「物理」の授業で詳しく学んでいきます。

なお、今年度より三輪田学園は法政大学との連携関係を一歩進め、入試制度や連携講座の開設等を含む新たな協定を結びました。高等学校3年生の生徒には特別聴講制度を利用し、大学の授業の聴講を認めていただき、法政大学入学後には、その単位を認定出来るようになりました。特に今年度は課題解決のための論理思考涵養を目的としました。

93a373f6-156f-474d-922f-c88f84b98f595月8日に第74回運動会が行われました。
4年ぶりに駒沢公園で、広い空の下、のびのびと運動会を行うことができました。
朝からの雨が心配されましたが、三輪田生の祈りが届いたのか曇り空に変わり、全競技を行うことができました。

高3応援団長によるハキハキとした開会宣言は、選手たちにやる気と団結力をもたらしました。
三輪田学園の運動会は、宅急便、スプーンレース、長靴レースなど、ネーミングがユーモアで、一工夫が必要な競技ばかりです。ただ速さを競うのではなく、宅急便の箱やバドミントンのラケットなどを上手に操らなければなりません。どうやったらよりよくなるのか考えることが必要です。

1番大切なことは、学年みんなと協力して一生懸命に頑張ること。
頑張る友達の姿が、自分に勇気と希望を与える存在であることを実感しました。

中2から高2の応援ダンスは、全員が楽しみにしている演目で、学年のカラーを生かした素敵なダンスでした。
特に高3ダンスは 6年間の集大成といえるレベルの高い演技でした。
後輩、保護者の方、先生方は、高3生の気合の入った演技に魅了されました。

若い生徒の力が、駒沢公園のグラウンドできれいな学年色の花を咲かせていました。

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