IMG_1567異文化理解と国際教育促進の一環で、高1SE(スーパーイングリッシュ)コース希望者 13名は広尾にあるドイツ大使館を訪問しました。半日も滞在させていただきました。

現在のドイツ大使館の建物は2005年に建てられて、質実剛健、ドイツらしい、がっしりとした建物です。
大使館広報の須藤様が迎えてくださいました。

会議室に案内され、自己紹介から始まりました。和やかな雰囲気の中、ドイツ人の外交官の方も参加して、生徒は英語で質問をしました。ドイツと日本について深く学ぶことができました。

[初めて知ったこと]
・ドイツは9つの国に囲まれている!
・ドイツの国旗の色は黄色でなくゴールド!
・西ベルリンと東ベルリンを隔てていた壁の落書きは西側だけ!
・日本のアニメと漫画が人気
・お仕事の場所は個室。お休みもしっかりとる。

[大使館の方から生徒へ熱いメッセージ]
協調することも大切ですがまずは自分です。Shouldではなく、自分が何をやりたいか。
大学では好きなことを勉強してください。何を学ぶかが大切です。
自ずと大学の休学者は多く、30歳近い学生もたくさんいます。
皆さんが頑張っている部活は助けになることが必ずあります。一生懸命部活動に励んでください。

ドイツでは、いわゆる日本のような「就活」ではなく、自ら職場に行って体験をします。
是非、専門を活かした仕事についてください。
お話を伺って、ドイツのマイスター、親方制度のスピリッツが受け継がれていると感じました。

ドイツは移民を多く受け入れている国ですので、様々な文化を認め合い、互いを尊敬しあっているそうです。

貴重なお話をたくさん伺いました。

あっという間にお昼になり、大使館の料理長の方が焼いてくださったLaugenbrezel(ラウゲンプレッツェル)が、生徒と教員全員に振る舞われました。ドイツパンの特徴である硬さがとてもおいしかったです!

お話の後、大使館の広い公邸のお庭を散策させていただきました。入り口に入ると、なんとアオサギが迎えてくれました。大使館の方も初めて見るそうです。
アオサギはエジプトでは日の出を最初に迎える鳥と考えられていて「再生の象徴」だそうです。「幸運の前兆」ともいわれています。ギリシャ神話ではアオサギを見たら美意識が高まるそうです。また、人間関係も良くなるそうです。幸運のアオサギに迎えられて生徒も大喜び!

お庭には日本の鐘もあり、文豪ゲーテの言葉が力強く刻まれていました。
「DIE TÖNE VERHALLEN, ABER DIE HARMONIE BLEIBT GOETHE」
「響きは消えても調和は残る」
心に響く言葉です。

お庭を出て帰るとき、入り口で出会ったアオサギも飛び立って行きました。

本日のドイツ大使館での出会いや学んだ事は、生徒の心に一生の思い出として残ることでしょう。

大使館の皆様、温かく迎えてくださり、そして貴重なお話をありがとうございました。

Danke schön!

IMG_00183月13日(水)、今年の1月末に1年間のカナダ留学プログラムを終えて帰国した高1生徒による、留学成果報告会が行われました。教職員に加え、留学や海外生活に興味を持つ同級生たちも報告会に参加し、発表を聞きました。

幼少期にお父様のお仕事の都合で海外生活を経験したことに加え、特に中学生の時に参加した短期留学以降、本校の高1生対象長期留学プログラムに参加したい!という気持ちが強くなり、英語の勉強に力を入れたといいます。

留学前にすべきこととして、
①自律の習慣をつける
②語彙力の強化
③英会話の練習
を挙げていました。②と③を最重要視してしまいがちですが、現地での滞在形式を問わず、親元を離れて生活するうえでは①が何よりも重要だった、と話してくれました。

カナダでは、現地の高校に通い、前期・後期と2つの学期を過ごし、間の夏休みには語学学校に通っていたそうです。
高校では、Math, Social, Science, Bible(聖書)といった座学の科目に加え、, P.E.や Food(Cooking)といった実技科目も履修したそうです。日本との違いとして、例えばScienceでは、日本の高校のように、「生物」「物理」と科目が分かれているわけではなく、Scienceという一つの教科の中で、今週は「化学」、来週は「生物」といった具合に授業が行われ、学期末の筆答考査では一つの試験の中で複数の分野に関して問われ、覚える量が多く大変だったと話していました。また、体育の授業では、週に1度、学外に出てアクティビティを行い、登山やボルダリング、カーリングなど様々な種目に挑戦したそうで、体育館や校庭で運動する日本との違いに驚いたといいます。

さらに、合唱クラブに参加したり、幼少より習ってきたヴァイオリンを現地でも出来たら…という出発前の希望を叶え、地元のユース・オーケストラに自ら参加を打診し、オーディションを経て活動に参加するなど、課外活動にも積極的に参加したそうです。

夏休みの間に通った語学学校は、各国からやってきた同世代の留学生と触れ合うことができた貴重な機会でもありました。
探究の授業もあり、週によってさまざまなテーマを扱い、さらにそのテーマに沿った課外活動が行われるそうで、森林破壊をテーマにした週には郊外のダムへ校外学習に出たそうです。

順風満帆かと思える留学生活ですが、実際には様々な困難を感じたといいます。言いたいことが瞬時に口をついて出てこないもどかしさや、適切な表現が見つからない、などといった言葉の壁はもちろんのこと、ホストファミリーとの関係性においても、どうしたら本当の家族のようになれるだろうかと試行錯誤があったそうです。また、日本人であれば、日本に暮らしている限りは「多数派」ですが、一歩国の外に出ると、たちまち「少数派」になります。そうした部分で壁を感じたこともあったそうです。

大変なこともあったものの、この留学経験を通して、視野や価値観が格段に広がり、一人でいる強さも身に付き、「語学は身を助く」ということを強く感じたそうです。

この留学経験を経てぐっと成長したことが感じられ、さらなる飛躍が期待されます。

本文用①高校二年生は、代表者によるLAB(探究学習)の全体発表を体育館で行いました。

三学期のLABでは、冬休みに個人でおこなった探究活動を7つのグループに分かれて発表を行いました。今回の全体発表のメンバーは、各グループでの生徒投票で選ばれました。

探究活動とは、答えのない問いに対して参考文献や先行研究を踏まえながら独自の観点で自分なりの最適解を探っていく学びです。
「和菓子を外国人に広めるためのサブスク」「健康寿命を延ばすために、精神的健康と肉体的健康が両立した『食』を考える」「ミャンマーの難民問題を解決するためのビジネスプラン」など、興味深いテーマが目白押しでした。

どの代表者も、一・二学期の経験を活かして堂々とした発表態度で深みのある発表をすることができました。大変聞き応えのある内容で、高2生徒全員よい勉強になったようでした。

一番大きく載せてもよいかと。高校1年生では1年間LABの授業で、自分の進路と社会における問題を絡めた「問い」を立て、自分の意見を「仮説」の形でまとめ、探究を進めてきました。今日はその中間発表を講堂で行いました。選ばれた10人の探究の一部をご紹介します。

ある生徒は「ヤンバルクイナの絶滅危惧に視点をおいて、絶滅をどうすれば防げるか」を探究しています。ヤンバルクイナの絶滅は現在の環境問題が原因になっているので、現在の環境問題を改善することがヤンバルクイナの絶滅を防ぐことにもつながるといった内容を発表していました。

また、「ファストファッションの成長がメルカリなどのフリマサイトの拡大に与える影響」を探究する生徒もいました。「ファストファッション」が「フリマサイト」に多く出品される現状を踏まえ、「ファストファッション」の必要性やリサイクルの重要性について深める研究方法を具体的に説明していました。

他にも「動物福祉を実現するためにシェルターメディスンはどうあるべきか」「医療と宗教」「地球温暖化によって北上する作物の産地」「飲酒運転を根絶するためにはどうするべきか」「子育てに正解はあるのか」「誰もが精神的ストレスを抱えずに使用できるトイレについて」「紛争を抱える地域への支援について」「AIロボットと家族になれるか」など様々な探究テーマの中間発表がありました。

この後、次年度5月の完成を目指して、今後も各自探究に磨きをかけていきます。最終発表が今から楽しみです。

IMG_4397高校2年生の家庭基礎の授業で、家計管理・資産についての金融授業を実施しました。

今回は、一般社団法人日本金融教育支援機構より5名の講師の先生をお招きし、金融の専門家より直接教えていただきました。

前半は、「社会人1年目シミュレーションゲーム」。社会人1年目を想定した1か月の家計収支プランを考えました。税金や社会保障費などの説明があり、手取り収入を計算した後、固定費・変動費を各自で算出していきました。まだ高校生にとっては何にいくらかかるのか、想像が難しかったようですが、住居費、食費、娯楽費などの項目ごとに選択肢を用意してくださり、イメージしやすかったようです。自分で考えた後に友人と話し合うことで、ライフスタイルや価値観の違いにも気付き、自分が何を優先して支出をしていくのかを考えるきっかけにもなりました。

後半は、公共の授業内容に沿った、「かしこい投資の秘訣」というテーマで授業をしていただきました。株式にはどのような意義があるのか、実際の企業の株価の変動を例に説明してくださいました。投資の話は、“お金を増やす”や“儲かる”ということばの印象が強くなってしまいがちですが、社会的にどのような意味があることなのかに重点を置いた内容で、「投資」ということばの意味を改めて考える時間となりました。

高校2年生の各クラスの授業時間に合わせて5名の先生にお越しいただきました。担当の先生ごとにバックグラウンドやご自身の経験談を交えて話してくださり、生徒も関心をもって授業を受けていました。

この先の人生で、自分で関心を持ち学んでいく姿勢を大切に、社会の一員としても、個人としても、豊かな社会・生活につなげていってほしいと願っています。

20230403HP用画像 たくさんの人~三輪田生と一緒にクラブ・授業体験🌸~
残りわずかとなりました!

🌟前半の生徒による学校説明会では三輪田生が登壇します!

🌟後半のクラブ体験のご紹介!
♪コーラスでは〈Over Drive〉〈ドラゴンナイト〉を一緒に歌います! 毎年Nコンに出場している音楽クラブ生と一緒に歌いませんか? 優しい生徒ばかりです。

♪演劇では早口言葉に挑戦! すっかり演劇人になれます!

♪器楽クラブマチネコンサートでは、人生のメリーゴーランド、パーカッション、クラリネットは中2生が今年のアンサンブルコンテストで銀賞を受賞した曲を、かっこいいサックスや金管楽器(トランペットなどたくさんの種類があります!)も演奏します。

♪生徒による国語と英語の授業もあります! ためになること間違いなし!!

受験生の皆様、是非、ご参加下さい!
ご来校をお待ちしています!

c9f71ac2-3196-4946-b060-339a7f149b3aMGP(生徒有志の広報委員会)の生徒が企画と運営を全て行います。
陽気のよい春休みに、三輪田生と一緒に三輪田学園を体験してください!
生徒が英語や国語の授業をします! 
卓球・書道・合唱・アンサンブル演奏など、クラブ体験も充実しています。
是非、お越し下さい!
在校生一同、お待ちしております。

【日程等】
3月26日(火)10:00〜12:00
現在の小学4・5年生対象
【内容】※説明会と体験はセットになります。
・学校紹介 ~女子校の良さ・三輪田のまなび・三輪田のいいところ~
・クラブ体験・生徒が先生役の授業体験・生徒と栞作り
・校舎見学ツアー(ご希望の方に生徒がご案内します)
・個別相談(ご希望の方に生徒がご質問にお答えします)
・ご来校の人数については、なるべく1組2名様までのご協力をお願いします。
・1組につき体験は1つまでとさせていただきます。ご了承ください。
・ご来校できなくなった場合、キャンセルをお願い致します。

0b92638e-f486-43a9-9481-8cad6166d30b法政大学との高大連携の取り組みの一つ「START プログラム」 の最終発表が三輪田学園隣の法政大学九段北校舎で行われました。
企業、大学生とともに、SDGsをテーマとして、フィールドワーク、対話、発表など、様々な方法で課題解決を図るプログラムです。

三輪田学園からは高校生10名が参加、32名が7チームに分かれて発表しました。

法政大学副学長小秋元先生の挨拶で始まりました。「8ヶ月取り組んできた発表です。疑問に思ったことを今後の勉強に活かしてください。」

最初の発表チームは「ゴミのポイ捨て」についてです。
解決するために、動くゴミ箱(ロボット)を考えました。
発表後、企業の方(日本旅行様、セブン&アイ・ホールディングス様、三井住友海上火災保険様)からの質問が続きます。三輪田生は素直に率直に堂々と答えていました。
企業の方から、数字的裏付け、実際にインタビューをしたらよいなどのアドバイスをいただきました。

他に、タバコのポイ捨て、食品ロス+買い物難民、観光地に行かない旅行会社、移動式古着屋、農業体験など、さまざまな「社会をよくしていこう」という内容の発表が行われました。

三輪田学園で行っている探究学習HUBやLABを一歩進めて、このSTART プログラムでは「ビジネス」と結びつけています。このことにより社会との繋がりが一気に現実的になります。そこには責任が生まれます。

発表では互いにリスペクトして議論が深められました。どのチームも「よりよい社会と未来にしていく!」という気概に満ちていました。

[三輪田生の感想です]
たくさんの大人の前で発表したのでとても緊張した。
他校と協力できたのがよかった。
何回も話し合っていく上で、まとまらないこともあったけれど、いろいろな人の意見をまとめてパワポを作ることができた。
他のグループの、社会人のように素晴らしいスライドを見ることができてとても良かった。
今までの自分たちの研究の集大成が今日の発表でできてスッキリした。

高校生、大学生の若い世代が社会に貢献するため、真剣に考えることはとても素晴らしいことです。考えるだけでなく、法政大学との高大連携プログラムのように、外に発信することが大切です。講演を聞いたオーディエンスが感動し、新しい出会いが生まれ、次のステージへと繋がっていきます。
将来への明るい展望を見ることができました。

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第68回校内音楽会が行われました。

コロナ禍前のスタイルにほぼ戻っての開催です。
本番の演奏に向けて、メンバー全員で試行錯誤しながら一つにまとまって舞台で演奏することができました。

中学の部、合唱コンクールでは特別審査員の鳥海仁子先生からご講評をいただきました。

「舞台には魔物がいます。いつもと違う空間。魔物に吸い寄せられないために、打ち勝つために、演奏者は練習します。」
「今、歌い終わってどんなことを思っていますか? これからの人生で、今日の演奏したこの感じをどこかで味わうことがあるかもしれません。」
「声ってなんのためにあるのでしょうか? 歌では言葉を声に出して音にのせます。何かを伝えるために声があります。自分に伝える、人に伝える、動物に伝える… たくさんの感情を伝える、人をおとしめる言葉ではなく、感謝を伝える言葉…」
鳥海先生のお言葉は生徒と教員の心に深く響きました。

学年合唱の春に、大地讃頌、バッハのヴァイオリン独奏、ピアノ独奏。
高校の部では長唄、箏曲、合唱、吹奏楽〈レミゼラブル〉、独唱、ピアノ独奏と、様々なジャンルのプログラムです。
音楽系クラブの高2生は本日の演奏をもってクラブを卒業しました。奏でる音には5年間の思いが込められていました。

高1音楽選択者は音楽会の運営に大活躍!ミュージカル『アラジン』もドキドキしながらも精一杯公演することができました。

三輪田生全員が音楽美に耳を傾けて鑑賞した校内音楽会でした。

997fb7e7-3432-4fc4-9b1d-1516e4664ff72月11日・12日にB支部大会が開催され、三輪田学園は目標としていた2年連続5回目の優勝を果たすことが出来ました。
今年度より6チームでのリーグ戦となり2日でハーフゲーム5試合というハードなゲームとなりましたが、22名全員の力を合わせて全戦全勝をすることが出来ました。
大会前には、中学入試や休校などがありなかなか練習ができない中でも、1回1回の練習を大切に、また、自主的に練習も行い、大会に向けて自己を調整し挑むことが出来ました。

この優勝を自信とバネして、関東予選大会・総合体育大会に向けて一段と頑張って参りますので、引き続き応援の程よろしくお願い致します。

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