今日は2024年2学期終業式の日。今年1月、新たな気持ちでスタートした2024年も、もう1年の終わりです…
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◆終業式の校長先生のお話では…
2学期、様々なことに挑戦した生徒たちを紹介して称えました
テニス、美術、新聞、バスケ、卓球、水泳クラブ、模擬国連、一日税務署長、
お弁当、献立、書道、俳句、写真、作文、広報… 受賞は多岐に渡ります。

全校生徒から「えー、すごい! おー、ワァー」と、友達や先輩後輩の活躍に感嘆の声。
そしてこの一年、頑張った自分に拍手をしました。

次に学校からクリスマスプレゼント!のご紹介。
新しく「憩いの場」となる空間(中央棟の2階と3階)が1月8日始業式にOPENします。
生徒がくつろいだり、勉強したり、自由に使える空間です。

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卒業生のご寄付で、只今、工事中です。
卒業生の方は卒業後もずっと同級生と交流が続いていて、後輩が喜んでくれるものを…という温かいお気持ちから貴重なご寄付をいただきました。
ラウンジのネーミングは実際に使わせていただいて、生徒と教員から募集します。
新しくできる居心地の良い空間が完成するのが今から楽しみです!
ご寄付いただいた卒業生のお気持ちに感謝して、大切に使わせていただきたいと思います。

◆終業式の後は大掃除。
特別教室棟の書道教室は高校生が担当。
「お掃除してとてもきれいになりました 達成感があります。」と生徒は笑顔。
掃除監督の先生は中1の時担任だった先生。久しぶりの再会に「中1から高校生になって大きな成長を感じた…。とても教室がきれいになった。」と5年間の成長を感じて感慨深げでした。6a54654d-4f41-425e-9bf2-2ddf95a38bfe

◆大掃除の後は成績表! 様々な思いがあります。
・2学期の成績はどうかな?  1学期より上がったかな?
・成績が心配で緊張します。英語と数学の成績に期待してしまいます。
・理科が好きなので理科の成績が気になります。
・既に成績表を頂いた生徒は…「先生に言われたことや問題集を頑張ったら、英語の成績が上がったので嬉しかったです。」54fa4832-a03e-4a62-a9d8-e4931f6d03bd

◆どんな一年でしたか
・勉強を頑張ろう!と思い始めて頑張った1年でした。
・去年よりも勉強が難しくなって大変でした。
・自分から勉強するようになりました。課題や提出物が増えたので、物理的に勉強しなければいけない状況になり、自分から進んでするようになりました。
・部活で、先輩との関わりが増えて仲良くなれたのがよかったです。(ソフトテニス)
・中2の時より、中3の合宿は目標を持って取り組むことができました。自分の成長につながりました。(ソフトテニス)
・合宿が大変だったけれど、試合に勝てるようになって力がつきました。(バレーボールクラブ)
・難しい曲や曲数が増えたけれど、練習することでクリアできました。難しい曲に挑戦することで上達しました♪(器楽クラブ)

さあ、明日から冬休みです。

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高校1年生は、保健体育の授業の一環で、普通救命講習を受講しました。

傷病者を発見した際、どのように動けば良いのか、救急隊員の到着までにやるべきことの手順を確認し、人型の模型を使って、傷病者の発見から通報、呼吸の確認、胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸、さらにAEDの使い方までの流れを実習しました。
胸骨圧迫は1分間に100〜120回のテンポで30回行いますが、テンポよく5cmの深さまでしっかりと押すのは結構大変です。いつ、どこで、こうした場面に遭遇するかはわかりません。
生徒たちは真剣にお話を伺い、一生懸命実習に取り組んでいました。

本校にも3か所にAEDがありますが、自分の通学路や普段よく行く場所で、どこにAEDがあるのか、意識して確認しておく必要がありそうです。
講習終了後には、救命技能認定証を発行していただきました。
もしもの時には今日の講習で学んだことを思い出し、サッと動ける人であって欲しいと思います。

e07fd6ed-41d5-4224-a87f-30418d0fe50812月4日(水)の午後、中学2年生が英語探究授業の一環として、学園から徒歩15分の麹町にあるアイルランド大使館を訪問しました。

アイルランドの歴史、音楽、食文化、お祭り、観光地、文学、クリスマスなどについてのミニレクチャーを受けた後、生徒たちはアイルランドについてのプレゼンテーションを英語で披露しました。
広報文化担当官のアッシュリン・ブレーデン氏からは、生徒たちの努力と発表内容を称える温かいお言葉をいただきました。

この訪問を通して、生徒たちは異文化への理解を深めるとともに、英語での発信力を実践的に高める貴重な経験を得ることができました。

6e103c2f-2915-4007-84ac-e2f79225b63a武蔵野音楽大学声楽科教授・佐橋美起先生による特別授業です。
佐橋先生は三輪田学園の卒業生。在学中は音楽(合唱)クラブで、ピアノ伴奏もなさっていました。

授業はミュージカル。
現役の音楽大学生2名の方もいらしてくださり、一緒に歌い、踊りました。
ドレミの歌と、言葉が難しいメリーポピンズのスーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!です。
まずはオリンピック選手が体を柔らかくするために行っているトレーニングを体感。
次に発声練習。頭の上で歌うこと、息をしっぽに流すことを教えていただくと、生徒の声は顔の前だけだったのがみるみる響くようになりました!
さすが大学の先生のレッスンです。生徒から笑顔がこぼれます。

♫生徒の感想
先生と音大生の声が違った。声に透明感があり、響きが素晴らしかった。
ふりが細かかったので覚えるのが大変だった。ミュージカルの俳優さんは苦労しているのだなと思った。
動きと歌を同時に…が難しかった。しかし達成感があってやり切れた!
先生が優しくて明るい方で、さすが三輪田の卒業生、私たちの先輩!と思った。

授業の最後、音楽大学生に音楽を始めたきっかけなどを質問しました。
「演奏を聴かせてください!」と自然に声があがり、急なお願いにもかかわらず、ブラームスのピアノ曲、ミュージカルナンバーを数曲演奏してくださいました。
「大好きなナンバーなのでいつでも歌えます」というお返事に、本当にミュージカルがお好きなのだと感心しました。生徒は息の合った演奏に聴き入っていました。

佐橋先生からの「社会を音楽で溢れさせてください♪」という生徒へのメッセージが心に残りました。

812c7ce2-c1b1-499a-8e0b-dac518e2a49c12月の放課後、税の作文で賞をいただいた中3生が「麹町税務署・一日税務署長」を務めました。

就任式では、税務署署長、副署長、総務課長、税務広報広聴官、課長補佐、納連の会長・副会長の皆様が出席してくださいました。
一日税務署長の襷は少々ぶかぶかでしたが、つけていただいたら、作文の受賞を実感できました。
受賞した約1200字の税金の作文では「助け合いの心」を一番伝えたかったです。

普段は入ることができない署長応接室や署長室に通していただいて緊張しました。
「税務署はきっちりとした厳しいところかなと想像していましたが、実際に訪問すると、会社のオフィスのようなアットホームな雰囲気でした。」

一日税務署長のお仕事は初めての名刺交換、模擬決裁(説明していただいた書類に用意していただいたはんこで押印)です。
「税務行政のお仕事をほんの少し体験させていただいて、とても勉強になりました。」
とても良い経験をすることができました。

741e6949-bf0f-4dc2-bd3c-b61d7b3cff2b63d8f5dc-0313-4653-8b8b-796d0b48805411月29日、中学1年生は校庭でミニ運動会を行いました。
当日は、晴天の中、たくさん体を動かすことができました。

クラス対抗で、綱引き、借り人競争、5人6脚、全員リレーをしました。
生徒達は力を合わせて、優勝を目指しました。

「クラスで1つの目標に向かって協力することができて、うれしかった。」という声を多く聞ききました。

2学期後半にもなって、クラス全員で力を合わせるイベント残り少なくなっていきました。
その中、クラスの絆を深めるかけがいのない時間となりました。

ed357906-8f9e-438c-b47f-de06e7358d71a86ff395-9128-4adc-bcd3-8aea543423809a864c85-9adc-4aba-8685-4d7641d53766平和学習…三輪田学園では中学3年間の道徳ホームルームでしっかりと取り組んでいます。

中学2年生は毎年訪問している第五福竜丸展示館(夢の島公園)に行って参りました。
強い放射能を帯びたサンゴ片の「死の灰」が降り注ぎ、太平洋のビキニ環礁で操業中だった遠洋マグロ漁船「第五福竜丸」(焼津市)の乗組員23名が、アメリカの水爆実験に巻き込まれて被ばくしました。人類初の水爆犠牲者となった久保山さんが亡くなったのは40歳という若さ。先月、元船長の筒井さんが92歳でお亡くなりになったというニュースを知りました。

2021年に亡くなった大石又七さんは毎年、三輪田学園の講堂で平和の講演をしてくださっていました。大石さんは長い沈黙を破って核廃絶を訴えていらっしゃった方です。
最後はご体調がよろしくない、ぎりぎりの中、生徒に平和の大切さを伝えるため、車椅子でいらしてくださいました。穏やかで優しさの中にも、しっかりと平和への強い意思と強い信念、お考えをお持ちで、生徒に熱いメッセージを伝えてくださいました。
今回の展示館訪問では、大石さんと一緒にいらしていた、第五福竜丸展示館学芸員・第五福竜丸平和協会事務局長の市田真理先生が講演をしてくださいました。

【中学2年生の感想です】
・たまたま核実験を行っていた場所にいたために被爆してしまったと聞いて、核実験の危険さや怖さなどがわかった。広島の原爆の1000倍の威力がある爆弾だったと知って驚いた。
・「被害者は自分を最後にしたい」という重みのある言葉を大切にしたい。
・伺ったお話や展示館で見たもの、感じたことを忘れずにいたい。自分の身を守るために勉強していきたい。
・家族や身近な人たちに話したい。
・忘れることのないように生活していきたい。
・「知らない」ということはいけないことだと思った。知るということの大切さがわかった。「自分の命を危険にさらすもの」を知っていきたいと思った。
・原爆のことをたくさんの人に考えて欲しい。
・原爆に関する国と国との間の対話も調べてみたいと思った。

中学2年生の心で、しっかりと、核廃絶のこと、平和のことを受け止めました。
大石さんの思い、大石さんからの平和のバトンは、これからの若い生徒たちにしっかりと渡されて、受け継がれていきます。

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全国高校生模擬国連大会に、三輪田学園から1チームが参加、高2高1の学年混成チームです。二日間にわたって国連大学で行われました。

国を代表するということは責任があること。
発言できるしっかりとした自分、発言する冷静な自分がなければなりません。
そのためには準備と会議に至るまでのコミニュケーションが必要です。
お写真からは会議へ向けての緊張感が走っていることが伝わってきます。

参加生徒感想
[高1生]
私にとって初めての全日参加で、レバノン大使を務めました。
レバノンという経済的、国内情勢的に不安定な状態にある難しい国の大使でしたが、多くの大使の方々と充実した会議を行うことができ、また今後の模擬国連の活動にとっても、良い経験となりました。

[高2生]
軍縮や不拡散、平和構築における若者の教育といった議題において、紛争当事国であったレバノンの大使として何が出来るかを考えました。結果、紛争に関する文言を含めた決議案を出すことが最適だと考え、会議ではそこを軸に行動し、国益の反映された決議案の採択が出来ました。
私とっては最初で最後の全国大会となりましたが、今までで一番充実した会議で良い経験となりました。この経験を活かし、残り少ない模擬国連の活動にも励んでいきたいと思います。

7085b5f4-9b62-4105-852a-157e193cbc0a今年度卒業の高校3年生の門出を祝して、「卒業記念講演会」が行われました。伝統の学校行事で、高校生全員で拝聴しました。

講師の先生は鏡味(かがみ)麻衣子先生、三輪田学園の卒業生です。鏡味先生はライフサイエンス・生態学・環境学がご専門です。

講演のタイトルは「三輪田での学びから始まるキャリア 研究者のワークライフバランス」。

卒業生だからこそ、在校生が共感する、授業のこと、進路のことを身近にお話してくださいました。

生物と環境の生態学にご興味をもたれたきっかけはナウシカの世界への憧れ…
ミジンコの実習、琵琶湖でプランクトンの数を数えるなど、様々なフィールドワークを泥臭く取り組まれました。調査を通して、植物プランクトンの季節変化、ミジンコは亡くなると沈むのかなど、様々な疑問を持たれたそうです。

オランダ、ドイツでの海外生活のご経験もあり、海外の研究機関では「どのような考えをもっているのか、きちんと発言すること」を学ばれました。研究機関の仲間との外食も貴重な交流の場です。

広報活動ではオープンキャンパスで、ミジンコ占い、10秒で何個ミジンコがとれるかなどを企画。たくさんの方に興味を持って頂く努力をなさっています。

鏡味先生のライフイベントに伴って「研究ができなくなる」ということはなかったそうです。恵まれていたと仰っていました。

研究生活、大学教員として大切にしていることは、一人だけではできない、呼ばれたら行く、わくわくする気持ちを持つこと。時には大学や住まいなど、環境を変えるそうです。

講演の最後に、後輩からたくさんの質問が出されました。鏡味先生のAnswer集です。

・浮遊生物のプランクトンはとにかく綺麗。
・いかに新しいネタに出会うか。
・自分の自由な時間を1日作り、趣味をすること。
・わくわくのこつは一方通行にせず、インターラクションをすること。大学の授業でも心がけています。学生から質問されたら、おもしろく答える。授業のネタは1カ月前から準備して絞る。
・研究に論文は必要ですが、書くことを大変に思うタイプの研究員もいらっしゃるそうです。大学の先生の教えで「1日1行。それが止まらなくなり5行になる…。これを継続。」これはなかなか難しいこと…。
・挑戦が広がりに繋がる。

最近は偽菌類(菌界に属さない生物の総称)にも興味をお持ちの鏡味先生。鏡味先生の生態学への好奇心、探究心はどんどんと広がります。

0.5mmの世界に大きな世界が広がっていることを実感しました。これから世界の見方が変わります。
高校3年生189名、一人ひとりの人生と世界がこれから広がっていきます。

IMG_364511月27日(水)の5~6時間目に、法政大学留学生とのCross-Cultural Projectを法政大学スカイホールで開催しました。
法政大学の留学生5名(国籍:韓国、台湾、ドイツ、メキシコ、ロシア)が参加してくれました。
新宿都心が一望できる素晴らしいボアソナードタワーのスカイホールに入ると、生徒達から歓声が上がりました。
昼食を取った後に、いよいよCross-Cultural Projectがスタート。
一人一人が積極的に留学生とコミュニケーションを取り、プロジェクトの大きな目的通り、異文化を知り、楽しく留学生と交流することができたようです。
Session3の留学生を紹介するプレゼンもとても上手にできました。
最後に、お礼として、留学生に三輪田オリジナル付箋と日本語でメッセージを書いたKitKatをプレゼントしたところ、とても喜んでいただけました。
プロジェクトが終わる頃には、留学生ともすっかり打ち解けて、仲良くなっていました。

次に、グローバル教育センターの胡さん(上海出身)にグローバルラウンジを案内していただきました。
生徒達は、留学生や法政の学生さんと楽しそうにおしゃべりしていました。
このグローバルラウンジは法政大学の学生と留学生との交流の場所として、多くの学生達が利用しているそうです。
三輪田学園にもEnglish Loungeがありますので、留学生の皆さんにも是非、遊びに来て欲しい思います。

法政大学グローバル教育センターのスタッフの皆さん、参加留学生のみなさん、本当にありがとうございました。

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