6e103c2f-2915-4007-84ac-e2f79225b63a武蔵野音楽大学声楽科教授・佐橋美起先生による特別授業です。
佐橋先生は三輪田学園の卒業生。在学中は音楽(合唱)クラブで、ピアノ伴奏もなさっていました。

授業はミュージカル。
現役の音楽大学生2名の方もいらしてくださり、一緒に歌い、踊りました。
ドレミの歌と、言葉が難しいメリーポピンズのスーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!です。
まずはオリンピック選手が体を柔らかくするために行っているトレーニングを体感。
次に発声練習。頭の上で歌うこと、息をしっぽに流すことを教えていただくと、生徒の声は顔の前だけだったのがみるみる響くようになりました!
さすが大学の先生のレッスンです。生徒から笑顔がこぼれます。

♫生徒の感想
先生と音大生の声が違った。声に透明感があり、響きが素晴らしかった。
ふりが細かかったので覚えるのが大変だった。ミュージカルの俳優さんは苦労しているのだなと思った。
動きと歌を同時に…が難しかった。しかし達成感があってやり切れた!
先生が優しくて明るい方で、さすが三輪田の卒業生、私たちの先輩!と思った。

授業の最後、音楽大学生に音楽を始めたきっかけなどを質問しました。
「演奏を聴かせてください!」と自然に声があがり、急なお願いにもかかわらず、ブラームスのピアノ曲、ミュージカルナンバーを数曲演奏してくださいました。
「大好きなナンバーなのでいつでも歌えます」というお返事に、本当にミュージカルがお好きなのだと感心しました。生徒は息の合った演奏に聴き入っていました。

佐橋先生からの「社会を音楽で溢れさせてください♪」という生徒へのメッセージが心に残りました。

812c7ce2-c1b1-499a-8e0b-dac518e2a49c12月の放課後、税の作文で賞をいただいた中3生が「麹町税務署・一日税務署長」を務めました。

就任式では、税務署署長、副署長、総務課長、税務広報広聴官、課長補佐、納連の会長・副会長の皆様が出席してくださいました。
一日税務署長の襷は少々ぶかぶかでしたが、つけていただいたら、作文の受賞を実感できました。
受賞した約1200字の税金の作文では「助け合いの心」を一番伝えたかったです。

普段は入ることができない署長応接室や署長室に通していただいて緊張しました。
「税務署はきっちりとした厳しいところかなと想像していましたが、実際に訪問すると、会社のオフィスのようなアットホームな雰囲気でした。」

一日税務署長のお仕事は初めての名刺交換、模擬決裁(説明していただいた書類に用意していただいたはんこで押印)です。
「税務行政のお仕事をほんの少し体験させていただいて、とても勉強になりました。」
とても良い経験をすることができました。

741e6949-bf0f-4dc2-bd3c-b61d7b3cff2b63d8f5dc-0313-4653-8b8b-796d0b48805411月29日、中学1年生は校庭でミニ運動会を行いました。
当日は、晴天の中、たくさん体を動かすことができました。

クラス対抗で、綱引き、借り人競争、5人6脚、全員リレーをしました。
生徒達は力を合わせて、優勝を目指しました。

「クラスで1つの目標に向かって協力することができて、うれしかった。」という声を多く聞ききました。

2学期後半にもなって、クラス全員で力を合わせるイベント残り少なくなっていきました。
その中、クラスの絆を深めるかけがいのない時間となりました。

ed357906-8f9e-438c-b47f-de06e7358d71a86ff395-9128-4adc-bcd3-8aea543423809a864c85-9adc-4aba-8685-4d7641d53766平和学習…三輪田学園では中学3年間の道徳ホームルームでしっかりと取り組んでいます。

中学2年生は毎年訪問している第五福竜丸展示館(夢の島公園)に行って参りました。
強い放射能を帯びたサンゴ片の「死の灰」が降り注ぎ、太平洋のビキニ環礁で操業中だった遠洋マグロ漁船「第五福竜丸」(焼津市)の乗組員23名が、アメリカの水爆実験に巻き込まれて被ばくしました。人類初の水爆犠牲者となった久保山さんが亡くなったのは40歳という若さ。先月、元船長の筒井さんが92歳でお亡くなりになったというニュースを知りました。

2021年に亡くなった大石又七さんは毎年、三輪田学園の講堂で平和の講演をしてくださっていました。大石さんは長い沈黙を破って核廃絶を訴えていらっしゃった方です。
最後はご体調がよろしくない、ぎりぎりの中、生徒に平和の大切さを伝えるため、車椅子でいらしてくださいました。穏やかで優しさの中にも、しっかりと平和への強い意思と強い信念、お考えをお持ちで、生徒に熱いメッセージを伝えてくださいました。
今回の展示館訪問では、大石さんと一緒にいらしていた、第五福竜丸展示館学芸員・第五福竜丸平和協会事務局長の市田真理先生が講演をしてくださいました。

【中学2年生の感想です】
・たまたま核実験を行っていた場所にいたために被爆してしまったと聞いて、核実験の危険さや怖さなどがわかった。広島の原爆の1000倍の威力がある爆弾だったと知って驚いた。
・「被害者は自分を最後にしたい」という重みのある言葉を大切にしたい。
・伺ったお話や展示館で見たもの、感じたことを忘れずにいたい。自分の身を守るために勉強していきたい。
・家族や身近な人たちに話したい。
・忘れることのないように生活していきたい。
・「知らない」ということはいけないことだと思った。知るということの大切さがわかった。「自分の命を危険にさらすもの」を知っていきたいと思った。
・原爆のことをたくさんの人に考えて欲しい。
・原爆に関する国と国との間の対話も調べてみたいと思った。

中学2年生の心で、しっかりと、核廃絶のこと、平和のことを受け止めました。
大石さんの思い、大石さんからの平和のバトンは、これからの若い生徒たちにしっかりと渡されて、受け継がれていきます。

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全国高校生模擬国連大会に、三輪田学園から1チームが参加、高2高1の学年混成チームです。二日間にわたって国連大学で行われました。

国を代表するということは責任があること。
発言できるしっかりとした自分、発言する冷静な自分がなければなりません。
そのためには準備と会議に至るまでのコミニュケーションが必要です。
お写真からは会議へ向けての緊張感が走っていることが伝わってきます。

参加生徒感想
[高1生]
私にとって初めての全日参加で、レバノン大使を務めました。
レバノンという経済的、国内情勢的に不安定な状態にある難しい国の大使でしたが、多くの大使の方々と充実した会議を行うことができ、また今後の模擬国連の活動にとっても、良い経験となりました。

[高2生]
軍縮や不拡散、平和構築における若者の教育といった議題において、紛争当事国であったレバノンの大使として何が出来るかを考えました。結果、紛争に関する文言を含めた決議案を出すことが最適だと考え、会議ではそこを軸に行動し、国益の反映された決議案の採択が出来ました。
私とっては最初で最後の全国大会となりましたが、今までで一番充実した会議で良い経験となりました。この経験を活かし、残り少ない模擬国連の活動にも励んでいきたいと思います。

7085b5f4-9b62-4105-852a-157e193cbc0a今年度卒業の高校3年生の門出を祝して、「卒業記念講演会」が行われました。伝統の学校行事で、高校生全員で拝聴しました。

講師の先生は鏡味(かがみ)麻衣子先生、三輪田学園の卒業生です。鏡味先生はライフサイエンス・生態学・環境学がご専門です。

講演のタイトルは「三輪田での学びから始まるキャリア 研究者のワークライフバランス」。

卒業生だからこそ、在校生が共感する、授業のこと、進路のことを身近にお話してくださいました。

生物と環境の生態学にご興味をもたれたきっかけはナウシカの世界への憧れ…
ミジンコの実習、琵琶湖でプランクトンの数を数えるなど、様々なフィールドワークを泥臭く取り組まれました。調査を通して、植物プランクトンの季節変化、ミジンコは亡くなると沈むのかなど、様々な疑問を持たれたそうです。

オランダ、ドイツでの海外生活のご経験もあり、海外の研究機関では「どのような考えをもっているのか、きちんと発言すること」を学ばれました。研究機関の仲間との外食も貴重な交流の場です。

広報活動ではオープンキャンパスで、ミジンコ占い、10秒で何個ミジンコがとれるかなどを企画。たくさんの方に興味を持って頂く努力をなさっています。

鏡味先生のライフイベントに伴って「研究ができなくなる」ということはなかったそうです。恵まれていたと仰っていました。

研究生活、大学教員として大切にしていることは、一人だけではできない、呼ばれたら行く、わくわくする気持ちを持つこと。時には大学や住まいなど、環境を変えるそうです。

講演の最後に、後輩からたくさんの質問が出されました。鏡味先生のAnswer集です。

・浮遊生物のプランクトンはとにかく綺麗。
・いかに新しいネタに出会うか。
・自分の自由な時間を1日作り、趣味をすること。
・わくわくのこつは一方通行にせず、インターラクションをすること。大学の授業でも心がけています。学生から質問されたら、おもしろく答える。授業のネタは1カ月前から準備して絞る。
・研究に論文は必要ですが、書くことを大変に思うタイプの研究員もいらっしゃるそうです。大学の先生の教えで「1日1行。それが止まらなくなり5行になる…。これを継続。」これはなかなか難しいこと…。
・挑戦が広がりに繋がる。

最近は偽菌類(菌界に属さない生物の総称)にも興味をお持ちの鏡味先生。鏡味先生の生態学への好奇心、探究心はどんどんと広がります。

0.5mmの世界に大きな世界が広がっていることを実感しました。これから世界の見方が変わります。
高校3年生189名、一人ひとりの人生と世界がこれから広がっていきます。

IMG_364511月27日(水)の5~6時間目に、法政大学留学生とのCross-Cultural Projectを法政大学スカイホールで開催しました。
法政大学の留学生5名(国籍:韓国、台湾、ドイツ、メキシコ、ロシア)が参加してくれました。
新宿都心が一望できる素晴らしいボアソナードタワーのスカイホールに入ると、生徒達から歓声が上がりました。
昼食を取った後に、いよいよCross-Cultural Projectがスタート。
一人一人が積極的に留学生とコミュニケーションを取り、プロジェクトの大きな目的通り、異文化を知り、楽しく留学生と交流することができたようです。
Session3の留学生を紹介するプレゼンもとても上手にできました。
最後に、お礼として、留学生に三輪田オリジナル付箋と日本語でメッセージを書いたKitKatをプレゼントしたところ、とても喜んでいただけました。
プロジェクトが終わる頃には、留学生ともすっかり打ち解けて、仲良くなっていました。

次に、グローバル教育センターの胡さん(上海出身)にグローバルラウンジを案内していただきました。
生徒達は、留学生や法政の学生さんと楽しそうにおしゃべりしていました。
このグローバルラウンジは法政大学の学生と留学生との交流の場所として、多くの学生達が利用しているそうです。
三輪田学園にもEnglish Loungeがありますので、留学生の皆さんにも是非、遊びに来て欲しい思います。

法政大学グローバル教育センターのスタッフの皆さん、参加留学生のみなさん、本当にありがとうございました。

c2b74b78-89dc-45ad-aced-25098a99995d11月20日(水)の午後に、中2英語HUB(Global Learners)の生徒16名が、外務省を訪問し、外務省について学んできました!

まず、記者会見室を見学。外務大臣の定例記者会見などが行われるそうです。生徒達も記者会見に臨む大臣の気持ちになって、記念撮影。

次に国際会議室にて、外務省勤務の三輪田の卒業生から、香港、ニューヨーク、パリ、 ミャンマーでの海外勤務について、開発協力の視点からの国際社会での日本の役割、仕事の内容について、お話を伺いました。
2001年9月11日に発生した米国同時多発テロ事件後、今も続くニューヨーク市当局の取り組みや同取り組みに対する日本領事館での対応などのお話もお聞きしました。
生徒達は、熱心にメモを取り、興味津々に聞き入っていました。
ひた向きな姿勢で、努力を積み重ねていらっしゃったことが現在のキャリアに結びついたのだと感じさせるお話でした。
最後に、平成の三輪田生から令和の三輪田生へメッセージをいただきました。

「出会いとチャンスを大切に」
「物心ともに自立し、味方と応援してくれる人が多い人生を」

1 時間余りの訪問でしたが、卒業生の先輩からたくさんのアドバイスとステキなメッセージをいただき、生徒達にとって、これからの進路選択や職業選択について考えるとても良い機会になったようです。
近い将来、三輪田生の中から、 また新たに外交官が誕生するかもしれません。
外務省国内広報室の皆様、ありがとうございました。

トップ11月21日(木)の午後、三輪田学園では上智大学の留学生をお招きし、異文化交流をテーマにした「Cross Cultural Project」を実施しました。このプロジェクトには、12カ国(アメリカ、イギリス、イタリア、オーストリア、フィリピン、ベトナム、ベルギー、ペルー、フランス、ポルトガル、南アフリカ、メキシコ)から12名の留学生が参加。三輪田学園からは、高校1年生と2年生の43名が参加しました。

今回の上智大学留学生との交流討論会は、三輪田学園にとって初めてのイベントです。このプロジェクトは、本学園数学科情報科教員が上智大学グローバルセンターとの繋がりを活用して実現しました。
上智大学の卒業生というご縁を活かして、今回の素晴らしい異文化交流の場が設けられました。

Session 1: “Let’s interview Sophia University students!”

最初のセッションでは、本校の生徒たちが留学生にインタビューを行いました。留学生の出身国の文化や習慣、留学の動機について英語で質問しながら、異文化に対する理解を深める貴重な時間となりました。初めは緊張していた生徒たちも、次第に積極的に質問を重ね、笑顔が絶えないセッションとなりました。

Session 2: “Let’s talk about Culture Shock questions!”

次のセッションでは、「カルチャーショック」をテーマにグループディスカッションを行いました。生徒たちは、自分の文化と留学生の文化の違いを学びながら、カルチャーショックの経験やその乗り越え方について意見を交換しました。「驚いた文化」「意外に似ている点」など、さまざまな気づきが生徒たちの視野を広げるきっかけとなりました。

異文化理解を深める貴重な学び

このプロジェクトを通じて、生徒たちは異文化を知るだけでなく、多様な価値観に触れる大切さを実感しました。また、英語でのコミュニケーションを実践する場としても非常に有意義な時間となりました。

参加した生徒たちからは、「最初は緊張したけれど、思ったより楽しく話せて嬉しかった」「自分と同世代の留学生から直接話を聞くことができて、新しい発見がたくさんあった」という声が多く寄せられました。

今後も三輪田学園では、このようなグローバルな視点を養う機会を積極的に提供してまいります。

トップでお願いします。中学2年生の道徳HRでは、ミライクリエ様をお招きして、SDGs✕探究学習プログラムとして「世界から学ぶSDGs オンラインツアー『スウェーデン』」を行いました。

まず再生可能エネルギーについて学び、様々な再生可能エネルギーがあることや、日本のバイオマス発電の実践例を見ることができました。

SDGsの実践率が高いスウェーデンのオンラインツアーでは、先に習った再生可能エネルギーを使ったバスやむき出しの岩肌にアートがされている地下鉄、街の様子を観光気分で知ることが出来ました。特に印象に残ったのは、もともと工場だったところをそのまま美術館にするなど、使わなくなった建物を壊さずに遺産として残し、再利用している街の様子でした。
ゴミの回収にも工夫があり、生ゴミによってバイオマスエネルギーを生成する仕組みがあるだけでなく、日本のようにゴミ回収車が使用されないことでCO2の削減も実践されていました。

最後にオンラインツアーをふまえて「持続可能な街づくり」を班で考え、今回の学習プログラムは終了しました。

次回は企業からSDGsを学ぶプログラムが行われます。日本での実践例を学ぶのも楽しみです。

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