少人数教育と 個別的な対応を 重視する むさしの学園です。

 

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むさしの学園小学校の全校児童数は、200人あまり。

1学級20~24人制へと移行中という、とても小さな学校だ、

というお話を昨日の記事に書かせていただきました。

 

そして、昨日は1学級に在籍する子どもの数として、

24人というのが多いのか、少ないのか、OECD統計と国内統計

から、考えてみました。

 

※昨日の記事は、こちら

 

さて、統計がどうであれ、むさしの学園のこの規模・考え方を

どのように、とらえてくださるかは、皆様それぞれのお考えによる

のだと思います。

 

その中で、今日は、

 

「24人でも多すぎて心配!」

 

という声について、少し考えてみたいと思います。

 

ご承知の通りの少子化と価値観の多様化により、少し前には

あまりなかったような小規模でのグループで幼児期を過ごすことも

出てきました。

 

地域や社会の環境上、そうなってしまった、ということもあるでしょう。

例えば、港区などの都心部の公立小学校では、一部の人気校を除き、

むさしの学園のような学級・学校規模になっています。

 

しかし、あえてご家庭の方針によって、小さなコミュニティの中で、

大切にされる幼少期を過ごさせたい、とお考えをもった上で、

そのような環境を求められる方もいらっしゃいます。

 

むさしの学園は、私立の小学校ですから、後者の方について

考えていこうと思いますが、確かに、少人数集団から進学してきた

子どもと、多人数集団から進学してきた子どもには、集団生活の

慣れという点で、違いはあると、私個人は感じます。

 

とはいえ、ほとんどの子どもにとって、初対面同士になる新1年生

ですし、教室にいるのは20人程度ですので、半年もすれば、

かなり慣れて、地が出てくるように思います。

 

集団生活の中で、自分の思いや状況を伝える時と、我慢する

時のバランスは、なかなか難しい問題です。

 

小学校入学前の経験は、大いに役立つことは間違いありませんが、

その場、その場で、適した言動・コミュニケーション・自制ができる

ように練習するのは、皆一緒です。

(おそらく、私のような大人も多分に…)

 

ということは、子ども同士の試行錯誤、嬉しい・楽しい経験と悔しい・

悲しい経験のすべてを認めて、受け止めていくことが重要なのでは

ないか、と考えています。

 

そのため、むさしの学園の教師たちは、「学校は失敗していいところだ」

と子どもたちに語りかけることも多くあります。特に低学年、1年生の

教師は必ずと言っていいほど、このことを伝えていきます。

 

今までの環境が小さかったから、大きな環境が心配…

というのは、私にはよくわかるような気がします。

 

むさしの学園は、1クラス20人~24人という「規模・システム」の面と、

子どもの様々な経験・取り組みを認める「あたたかな視点」という面の

両面で、子どもの育ちを支えていきたいと感じています。

 

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※イジメのない学校についての記事 第1回はこちら・第2回はこちら

 

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