本日は早朝4時半に宿を出発して、標津の港に鮭の荷揚げを見学しに行きました。
日本有数の鮭の水揚げ量を誇る標津の鮭の荷揚げは、早朝の寒さの中でしたが、一見の価値がありました。
貴重な荷揚げに加えて、綺麗な朝日も見ることができました。
次の行程は、野付半島の散策です。日本最大の砂嘴(さし)が広がっており、広大な平野と海、立枯れたトドマツが見られるなど、北海道の雄大な自然を感じることができました。
さらに、事前研究でも学習をしていた北方領土学習も行いました。
北方領土の歯舞群島の一つ、多楽島で実際に生活していた福澤秀雄さんを講師としてお招きして、お話を聞かせていただきました。
ふだんの授業では聞くことのできない、島を離れざるを得なくなった方の実体験。
福澤さんの時に軽妙で、時に真に迫った話に、生徒たちは聞き入っていました。
本日の最後の行程が、渓流釣りです。
心配だった天候も何とかもち、生徒たちは釣りに夢中になっていました。
初めての者から慣れている者まで、豊かな自然に囲まれた中での渓流釣りは、非常に良い経験となりました。
昨日も当ホームページで触れさせていただきましたが、本日までの2日間の行程は、すべて標津町の方々の全面的なご協力あってのものです。
すべての交流・学習・体験プログラムにおいて、役場の方・観光協会の方・旅館組合の方・町民の方々にご尽力いただいております。
昨日・本日の2日間、生徒たちは得難い経験をいくつもさせていただきました。
この修学旅行のテーマとしている“他とのつながり”を最も実感できた2日間となりました。