TAO0明星学園中学校では、特別授業「この人に会いたい」という時間を作り、社会で活躍する「おとな」に登場していただいています。毎回生徒たちは大きな刺激と勇気をもらい、自らの進む道について考えるきっかけともなっています。

今回はファッションモデル・俳優として世界的に活躍する卒業生の岡本多緒さん(旧芸名:TAO)をお招きしました。

 

岡本さんは14歳からモデルとして芸能活動を開始し、20代はフランスやアメリカを拠点としながら世界を舞台にモデル・俳優として活躍してきました。現在は俳優業を中心に活動しつつ脚本や企画、監督業のお仕事をされています。また、環境問題や動物の権利など様々な社会問題にも取り組んでいます。

TAO1今回、8年生(中2)と行った企画では、生徒たちが事前準備や当日の運営(司会・聞き手・裏方)を行ってくれました。事前に各クラスのLHRで集めた「岡本多緒さんに聞いてみたいこと」は100個以上にもなったのですが、聞き手や司会の生徒たちが厳選していくつか質問を用意し、当日を迎えました。
企画当日。司会の合図でいちょうのホールに登場した岡本多緒さんの姿を見ると生徒たちからは次々と歓声が。裏方の生徒がステージに用意してあった椅子に岡本さんをご案内し、トークが始まりました。それぞれに自己紹介をした後、生徒たちの用意した「明星学園での生活や中高生時代のこと」「モデルになったきっかけや俳優業などのお仕事について」「海外での生活」「今後の活動のこと」「メンタルケアのためにしていること」など様々な話題が上がり、岡本さんに用意していただいた写真を見ながらたくさんのことを伺うことができました。

TAO3岡本さんの飾らない柔らかな人柄に、最初は緊張していた様子の聞き手役たちも少しずつ緊張をほぐしながら岡本さんのお話に相づちをうったり、台本にない質問をしたりと楽しみながらお話をしていたようでした。一見華やかなモデルのお仕事が実はどれくらい大変なのか、自分のやりたいことを実現させるためには自分で行動を起こし、諦めずに自分の道を切り拓いていくことが大切という趣旨のお話を聞き、生徒たちにとって多くの刺激になったようです。最後は会場からの質問も司会役が上手に回し、あっという間の50分が終了。質問の手は上がり続け、まだまだお話を聞きたい様子の生徒たちは会が終わってから岡本さんを取り囲んでそれぞれにお話をしていたようでした。

TAO5お昼休み、司会・聞き役・裏方を務めた生徒たちは岡本さんと会議室で一緒にランチ。談笑しながらあたたかい特別なひと時を過ごし、頑張った甲斐があった!と生徒たちは大喜びでした。岡本さんにはその後の7年生(中1)、9年生(中3)と続けて講演を行っていただき、たくさんのインスピレーションを届けていただきました。

生徒の感想はこちらからお読みいただくことができます。

(8年 この人に会いたい担当 高山)

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