100th_rogo_4C7月16、17日に行われた関東甲信越地区予選大会を勝ち抜いた明星学園中学校ディベート同好会が、8月5日から7日まで行われた第28回『全国中学・高校ディベート選手権大会』(ディベート甲子園)に初出場。ベスト8入りを果たし、入賞いたしました。(得点・コミュニケーション総合では第6位)

当日は千葉大学教育学部に全国から地区予選を勝ち抜いた中学校24校、高校32校の代表校が集まりました。初出場は中高合わせても明星学園中のみ、いずれも強豪校ぞろいです。

中学校の部の論題は「日本は鉄道の運賃を自由化すべきである。是か非か」

 

競技ディベートでは、同じ論題で無作為に、肯定側・否定側の2つに分かれ討論を行っていきます。審判はあくまでも、試合で交わされた議論をもとに、個々の議論の有効・無効をチェックし、討論全体でメリット・デメリットの大きさを判定し、勝敗を決めます。

肯定側・否定側ともに立論・質疑・第一反駁・第二反駁の4つの役割分担があり、スピーチの順番や時間が決まっています。

有効な反駁を行うためには、相手の話を取りこぼしなく聞き取らなくてはなりません。スピーチとスピーチの間にそれぞれ1分間・2分間といった準備時間があり、チームの中で作戦を立てます。時間内に、すべての論点をカバーしたうえで、相手の議論の弱点を見つけ出し反論していきます。まさに瞬間、瞬間が全集中の頭脳戦です。

 

準々決勝で惜しくも敗れはしましたが、見事入賞の賞状を頂くことができました。『何気なく観戦した関東甲信越地区7月予選の初戦において、資料や技量は拙いながらも議論の真髄を見抜く明朗活発なディベートを展開する姿に新鮮な感動を覚え、思わず「君たちのディベートは素晴らしい」と声を掛けてしまった』とおっしゃっていただいた東京の強豪校の先生には、その後も貴重な助言や励ましの言葉をたくさんいただき、お世話になりました。

部員にとっては、本当に大きく成長した夏となりました。

 

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