1月20日と21日の両日、9年生(中3)「卒業研究発表会」が開催されました。

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第1部は「いちょうのホール」で10人の発表。9年生のたくさんの保護者の方だけではなく、小学校の保護者の皆さん、卒研ボランティアの方にもお越しいただき、温かい大盛況の会となりました。

卒研ボランティアの皆さんの多角的で的確なアドバイスと一人ひとりの過程を汲み取って発言いただいたコメントには感謝の一言です。また、司会者2名の場の作り方も見事でした。

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<発表テーマ>
選挙で日本を変えられるか / なぜ気分が落ち込むのか / 内密出産〜0歳0か月0日の死を防ぎたい〜 / 幸せになるためのレシピ / 学力が向上する環境とは / ギフテッドの子たちが居心地が良いと感じる学校を作ることは可能か / 教科書に載る人物と載らない人物の違いは何か / 国民性はどうやって決まるの?〜日本とフィンランドの教育と国民性の関連性〜 / 生き物の人為的な保護は本当に種のためになるの / 人を魅了する仕事にある共通点とはなにか

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第2部は「教室発表」。9年生130名が12教室、9名〜12名に分かれて発表しました。廊下では、質疑応答での緊張感漂う9年生の声、自信たっぷりに語る声、そして、大きな笑い声もこぼれてきたり・・・また、保護者が溢れてしまう教室もありました。教室発表のテーマの一部をご紹介します。

 

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<教室発表テーマ>

私達はどう生きるか / サウナでの疲労回復やリラクゼーション / もしすべての人間が猫型だったら / 不老不死は実現できるのか〜方法とメリット・デメリット〜 / 「もう一度味わいたい空間」を再現することは可能か / 教育格差をなくすにはどうすればいいのか? / ワンピースの復興支援で震災後の熊本県にどんな影響を与えたか / 記憶といろんなものの関係 / ユーリ・ノルシュタインの作品の特徴 / 今風ラジオ文化 / 最強の記憶能力を手にする方法 / 日本の野球応援は、なぜこんなに盛んなのか

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〜 一般の方の感想より 〜
自然体で良いですね / 子ども主体で子ども達が進めていく、この明星ならではのスタイル、やはり素晴らしいと思いました。いつも思うのですが、同時進行で聞きたい内容がかぶってしまって残念だなぁ / 外のレポートにしか書いていない部分があり、それを発表でも少しでも伝えた方が良いと思いました。 / どのテーマもおもしろすぎた。いろいろな視点で研究する姿がそれぞれに未来を感じさせてくれました。 / 昨年と比較して格段に皆さんの発表がレベルアップしたことに驚きました。身近な何故?から始まったにも関わらず、テーマの深ぼり、結論が非常に本質的で生きていく上で重要な気づきを与えてくれるものばかりでした。とても良かったです。学びが多々ありました。 / テーマが各々多岐に渡っていることや発表のストーリーも人それぞれで素晴らしい。発表内容も良いですし、更なる探究を聞きたいと思うものばかりだったので、中間発表も保護者に行い、その時点でもっとフィードバックをもらって深めたものを、もう一度最終発表でもっと大々的に見てみたいと思いました。 / 若者がとてもたのもしく、未来に希望が持てる気がした。それぞれの発表が1つにつながるような感覚もある。

 

さまざまな方々に支えられながらの「卒業研究」です。そして、子どもたちの成長に立ち会えることの喜びをいつもながら感じます。

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