5年生は毎年恒例の「伊豆大島見学旅行」に出かけてきました。この旅行には、楽しさと共に子どもたちにとって大きな学びとなる発見や気づきのきっかけがたくさん用意されています。

大島1

 

 

1日目(☚詳しくは、こちらをクリックしてください)

◇竹芝客船ターミナルから大島元町港へ

◇開校式

◇三原山登山

 

 

大島2

 

 

 

2日目(☚詳しくは、こちらをクリックしてください)

◇地層切断面と波浮港見学・散策

◇ふるさと体験館での御神火太鼓と椿染め体験

 

 

大島海

 

3日目(☚詳しくは、こちらをクリックしてください)

◇閉校式の後、大島公園動物園へ

◇日の出浜での海遊び

◇火山博物館前にある火山弾や溶岩樹型の見学

◇元町でのショッピングの後、本町港から高速船で出航

 

5年生は後日、学校で「大島新聞」を作成、この旅行の学びを振り返り、発表します。

農園13年生の総合で「農家の仕事」について学びます。
子どもたちは、春の野草を探しながらピクニック気分で玉川上水沿いの「高橋農園」に出発!

上水沿いは木陰で気持ち良く、オオイヌノフグリやハルジオンなどを見つけながら「高橋農園」に到着。
まず、高橋さんからお話をうかがいました。
髙橋さんは「土づくりに力を入れていて、給食の残渣(ざんさ)や落ち葉などを堆肥にしています。それから、季節にそった野菜を作っていて、トマトやキュウリ、ジャガイモ、ナスなど7品目くらい作っています」と話されました。

 

農園2子どもたちは、目を輝かせながら、どんどん質問していきました。
「骨も肥料になるって聞いたんだけど…」「魚の骨を砕いてあげてるよ。」
「家の苗が育ちやすい場所は?」「午前、日が当たっていて、午後、日かげのところがいいよ。」
「野菜を育てて難しい野菜ってある?」「ニンジン。土の温度が50度になってしまうと発芽しないんだ。最近、すっごく熱くなっているから土の温度が50度以上になって、難しいなあ。」
「肥料はどうやってあげてるの?」「野菜によって肥料が違うんだよ。溝を掘って、そこにあげるんだ。」
「野菜を育てる時、どんな気持ちで育ててる?」「美味しくなってほしいので、愛情をもって育ててるよ。」
「肥料はなぜあげるの?」「みんながご飯を食べるように野菜にも栄養をあげるんだよ。だけど、枝豆は肥料をあげると実がつかないから肥料はあげないんだよ。」

農園3

ほかにも、「何歳で農業を始めたの?」「トマトのツルはどうしているの?」「育てやすい野菜は何?」など、たくさん質問する子どもたち。
本物の畑を目の前にして、子どもたちは訊きたいことが次から次へとわいてきていました。

ひとしきり、お話をした後、クラス毎に、畑に植えられたジャガイモやトウモロコシなどを見学しました。

 

 

農園4

苗を作っている所も見学しました。

堆肥を作っている所も見学しました。ビニールハウスの中が、すっごく暑くてびっくり!堆肥の匂いにもビックリ!

 

 

農園6髙橋さんから、ミニトマトの苗を分けていただき、その日の放課後に教室の前の花壇に植えました。
髙橋さんの畑のミニトマトと学校の花壇に植えたミニトマト。同じように育つのかなぁ?違いはあるのかなぁ?
子どもたちも担任も、どんなふうに育てたらいいのかなぁ?と、早速高橋さんに連絡を取っていました。

次に、高橋さんの農園にお邪魔するのは…。楽しみにしている子どもたちです。

(副校長 伊野)

 

5月7日、武蔵野の森スポーツプラザ・メインアリーナにおいて、明星学園100周年記念式典『明星誕生祭』が行われました。

小学校1年生から高校3年生まで全生徒が参加、卒業生をはじめ、明星学園ゆかりの皆さん、日頃より応援いただいている方々と共に100周年を祝いました。

在校生の力、卒業生の力を改めて感じる誕生祭となりました。

詳しくは、こちら「小学校トピックス」をご覧ください。

 

歓迎会1新入生歓迎会の前日(放課後)に、6年生が新入生歓迎会の体育館の飾りつけを行いました。

 
6年生は1年生のペアとして、大活躍!優しく1年生をサポートしています。

新入生歓迎会スタートは、1年生と6年生のペアで花のアーチの下をくぐって入場。
会場の2年生から5年生までの子どもたちが、大きな拍手で迎えました。

1年生は嬉しそうな笑顔を見せてくれました。

全員勢揃い!歓迎の出し物が披露されました。
3年生は「呼びかけ」と「ねこちゃん体操&側転」と「縄跳び」。
和太鼓のリズムに合わせて元気いっぱい表現しました。

2年生は金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴」の合唱。
子どもたちが考えた身振りとギターの伴奏で表現しました。

4年生は「明星クイズ」。
明星の歴史を調べて、「明星で生き物を飼育していたことがあったが、その生き物は何だったでしょう」や「創立当時の授業料は」についての〇×クイズを、劇仕立てで表現しました。

5年生は「この星に生まれて」の合唱。
口を大きく開けて、素敵なハーモニーで表現しました。

6年生は1年生へカードのプレゼント。
BGMに流した「はじめの一歩」に合わせて自然に歌声が!体育館全体に子どもたちの声が響きました。

最後に1年生から「詩の朗読」のお返しがありました。
授業で読んだ詩を、声を合わせて発表しました。

大盛り上がりの中、歓迎会は幕を閉じました。

歓迎会2

歓迎会3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、二学年行事で縦割り活動を行いました。
1年生と6年生は、井の頭文化園にピクニック。
2年生と4年生は、学校で縁日。
3年生と5年生は、水生物園にピクニック。

縦割りで楽しく過ごすことができました!

(副校長 伊野)

「どこに行くのかな?」「井の頭公園でしょう!」
「何するのかな?」「楽しみ!」
子どもたちのワクワクが伝わってきます。

公園に着いて、担任から服にくっつく草(ヤエムグラ)をプレゼントされた子どもたち。
「わ~!くっついた!」「くっつき草だ~!」
「私もほしい!」「僕も!」
「見て見て!くっついたよ!」

次に、「この草しってる?」の問い掛けに「ペンペン草!」と子どもたち。
担任が、「よく見ててね。ここを持って、バナナの皮をむくように下の方に動かしてみるよ。1つできたら、他のところもやってみて。そして、耳のそばで鳴らすと…音が聞こえるんだよ!」と話すと、「やってみたい!」と子どもたち。
「じゃあ、やってみよう!」ということで、それぞれペンペン草で遊んでみました。

草1

草2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうやってやるの?」
「あっ!切れちゃった!」
「カタカタって鳴ったよ!」
「ペンペンって鳴ったよ!」
「だからペンペン草って言うのかな?」
色々な声が飛び交います。

野草で十分遊ぶこと。そういう経験がとても大事だと思います。
バナナの皮をむくように指先を動かすこと。力加減に気をつけること。
ペンペン草を鳴らすときには、親指と人差し指をこすり合わせること。

巧みな指をもっている人間だからこそ、為せる技です。
自然から学ぶことはたくさんあります。

(副校長 伊野)

2年草玉川上水沿いに野草さがしに出発!
手にした野草の写真を見ながら…。
「タンポポ!あった!」「このタンポポは、お花のタンポポだ!」「こっちは綿毛になってる!」「ふうっとすると飛んでいくんだよね」
子どもたちの会話が弾みます。

「これって、ハルジオン?」「この写真とおんなじ花だよ!」
「黄色い花がいっぱい!」「これオニタビラコ?!」「え!オニタビラコの葉っぱと、この葉っぱ違うよ!」
「ということは、オニタビラコじゃないんだ」

「この白い毛がホワホワしているのは、ハハコグサって言うんだよ」
「ハナニラって、ニラの匂いがするね」
「キュウリグサって、こんな小さなお花なの?びっくり!」「キュウリグサってさ、キュウリの匂いがするのかな」
ワイワイガヤガヤの中に、学びがあります。
五感をフル活動させて、野草と出会った子どもたち。笑顔いっぱいで学校に戻ってきました。

 

教室にもどって、ノートにみつけた野草のことを書き綴りました。

〇きょうは、やそうこうえんで、お花をさがした。いつか自ぶんがお花やさんになれたらいいなと思った。
とちゅうで、だんご虫がいた。合ずしてみたら、こっちむいた。
たんぽぽのにおいは、すっきりしていいにおいだった。さわりここちは、ふわふわだった。ふってみると、しゃりんしゃりんっていうおとがした。
たんぽぽのくきは、くうきがはいってなくてぶにょぶにょだった。もってかえったら、くきがぐきっ!ぐきっ!っておれてた。ほかのは、ふにゃふにゃになって、びっくりした。

〇うちは「シャガ」を見つけました。すごいもようだなぁーっておもいました。もようは、むらさきのにじみたいなかたちのなかに、オレンジのタワーみたいなもようがある。においは、なんかすっぱいかんじの、くさいかんじのにおい。
かたちは、三まいの花びらとあともういちまいの三まいの花びらがかさなってずれてできたかたち。

子どもたちの学びが始まりました!

(副校長 伊野)

新年度がスタートしました!

正門の桜の花が見事に咲き、子どもたちを迎える準備が整いました。

4月6日(土)は始業式。子どもたちの成長した姿を見るのが楽しみです。

4月8日(月)は入学式。ピカピカの1年生と、その1年生を迎える在校生の姿。

想像するだけで、ニコニコ笑顔になります。

そして、4月21日(日)には、第1回の学校説明会を開催します!

ぜひ、本校のホームページをご覧ください。

学校説明会・参観説明会2024 – 明星学園 (myojogakuen.ed.jp)

ご来校をお待ちしております。

(副校長 伊野)

 

田中さん一昨年6月、尾木直樹氏から始まった明星学園創立100周年記念「リレーエッセイ」第23弾は、卒業生(37回生)で政治学者、現早稲田大学総長の田中愛治さんです。
2018年に早稲田の総長に就任して以来、ずっと唱えてきた言葉。それは明星学園小学校で教わり、学んだこと。それを無意識のうちに早稲田大学の教育の柱に新たに掲げたという田中愛治さんのエッセイ、『明星で学んだ大切なこと』。

是非、こちらからお読みください。

(学園広報部長 堀内)

 

*これまでのエッセイも、こちらからお読みいただけます。
*今後も月1回のペースで、さまざまな分野で活躍する明星学園ゆかりの方々でエッセイをつないでいきます。ご期待ください。

明星寄席2月10日、創立100周年記念『明星寄席』が武蔵野公会堂で開催されました。新型コロナの流行によって、ここ数年お休みとなっていた『明星寄席』ですが、100周年イヤーに合わせる形で開催することができました。

登場したのは、卒業生の柳亭小痴楽さんと三遊亭楽天さん。学校では楽天さんがずっと先輩ですが、落語家としては小痴楽さんの方がずっと先輩という微妙な関係。

会場には先生方のほかに、小さな小学生をはじめとする在校生や卒業生、保護者の方、おじいちゃん、おばあちゃんまで三世代にわたる方々でホールはいっぱいになっていました。

お二人は二席ずつ落語を披露してくれましたが、印象的だったのは小さな小学生が身を乗り出してケラケラ笑っている姿。言葉が難しくても、扇子や手ぬぐいを自在に操ったり、表情や仕草での表現が驚くほど小さな子どもたちに伝わるのだなと、あらためて気づかされました。

トークショーでは、お二人のけっして優等生とは言えなかった明星時代のお話。当時の授業や先生の名前が次々と飛び出しました。客席からは大きな笑いや大きくうなずく姿があちこちで見られました。小痴楽さんの身につけている羽織にちりばめられていた紋章は、よく見ると明星学園の校章。毒舌の裏にある明星愛を感じます。

たっぷり3時間、温かな空気に包まれながら皆さん、笑顔で会場を後にしていきました。

(学園広報部長 堀内)

高橋さん昨年6月、尾木直樹氏から始まった明星学園創立100周年記念「リレーエッセイ」第20弾は、卒業生の高橋佑磨さん(千葉大学理学部准教授、理学博士)。タイトルは、『考える力、信じる力』です。

1年生から9年生(中3)までを明星学園で過ごし、研究者の道に進んだ高橋さん。その間、<日々の授業でさまざまなことを深く考える心構えや、ものの考え方を学びました>と語られていますが、その中でも特に印象的なエピソードとして、6年生の時のある自習の時間に課題として出されたクイズのような問題から、エッセイは始まります。

<発想を転換することの大切さ>と<発想の転換をして思いついた時の快感>。
是非、このクイズを親子で解いてみることに挑戦してください。ちなみに私は解くことができずに、答えを見てしまいましたが。

その後、昆虫クラブとの出会いから始まり、現在は大学の教員として、科学者として「進化生態学の分野の研究」、「昆虫の研究」を続けています。
明星学園在校生の中には、小学生も含めこんな若き研究者に憧れる科学者の卵たちはたくさんいるのではないでしょうか。

高橋さんのエッセイは、こちらからお読みいただけます。

また、高橋さんは2019年1月に、中学校の「この人に会いたい」企画として、いちょうのホールで当時の8年生(中2)対象に語っていただきました。小中学校時代の思い出、勉強すること・研究することの面白さ、最後に8年生(中2)へ向けて「『違うこと』に自信をもって」と熱くエールを送ってくれました。
講演会後の生徒の感想を含め、詳細はこちら「中学校ニュース」から読むことができます。

(学園広報部長 堀内)

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