June_2
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4月の終わりに1年生を中心に学校紹介DVDの撮影が行われたのを覚えている人もいるでしょう。今日はその最後のシーンの撮影が行われました。そのシーンは「活躍する卒業生」。日本大学で大学生活を頑張っている卒業生にスポットを当てて紹介するシーンです。

今回は、昨年に引き続き日本大学理工学部を訪れました。取材に協力してくれたのは本校の卒業生で物質応用化学科の3年生朝比奈茉由さん。こちらで白衣を着て実験・実習に励む学生です。そんな彼女の大学生活を覗かせてもらいました。撮影は本校の学校紹介DVDの作成を毎年行ってくれている専門業者のカメラマンさんです。

朝比奈さんがお世話になっている物質応用化学科で生化学、分析化学を専門にされている鈴木佑典先生に理工学部2号館を案内していただき、取材をさせていただきました。2号館は伝統ある研究所といった風情の建物で、白衣を着ている学生さんがたくさん。最初に、鈴木先生に指導されながら大きな装置(どんな装置だったんでしょう…)を操作している朝比奈さんの姿と鈴木先生のコメントを撮影させていただきました。この部屋には文化祭の時に毎年来てくれる理工学部物理学科の先生が用意してくれる液体窒素の入ったタンクに似たものがいくつもありました。どんなことをやる部屋なんでしょう。

その後は部屋を移してパソコンで鈴木先生から指導を受ける朝比奈さんのシーンと朝比奈さんのコメントの撮影を行いました。朝比奈さんは緊張してコメントを覚えられないのかカンニングペーパーを用意。それを大学の鈴木先生やエデュログ取材班の阿部先生が持って協力。うまくいきました(笑)。コメントには彼女の現在と将来の夢などの話がありましたが、動画の出来上がりを楽しみにしていてください。

お昼になったので、1号館に移動してカフェテリアでランチを頂いてから(美味で安い!)、友達との談笑シーンと1号館外を歩くシーンを撮影しました。撮影用の大きなカメラを持って街を歩いていたので、道行く中学生のグループに何の撮影なんだろうと興味津々で見られてしまいましたが、このシーン無事終了。お友達の役をしてくれた学生さんは、初対面の理工学部の生徒さんで、実験中のところをムリを言って協力していただきました。明誠出身の知り合いもいると話していました。

最後は朝比奈さんの受けている正規の授業、物質応用化学科で高分子物性を専門にされている伊掛浩輝先生が指導している実習におじゃまさせていただきました。何やら細かく切る作業をしていて、針金の先にそれをつけてオーブンのような装置の上の穴に針金の棒を差し込んでいましたが、取材している我々は何をやっているのかさっぱりわかりませんでした(笑)。今日の授業は、実験というより、実験のための下準備のような作業の授業だったようです。周りの学生さんたちも撮影がうまくいくように協力してくれてスムーズに進みました。

撮影はここまで。今日の撮影された部分はこれから編集作業に入り、2・3分に短縮されてしまうのかもしれませんが、卒業生が大学でこんな風に生活しているんだと知ることができて、なかなか有意義でもありました。

出来上がった動画は、DVDの形で文化祭の日(6月25日・26日)から配布が始まります。新しい学校案内の方も編集が進み、同日配布されます。中学生のみなさんは是非、明誠高校に足を運んでみてくださいね。

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