第90回全国高等学校サッカー選手権大会
山梨県予選準々決勝

◆韮崎中央公園陸上競技場 11:00キックオフ

昨日の大荒れの天気とは打って変わって25度を越える秋にしては暑い中で行われた高校サッカー選手権大会山梨県予選。明誠高校はここまで2つの試合に勝ち、目標だった山梨学院高校との対戦をいよいよ迎えました。バスをチャータして集まった応援生徒や大勢の野球部の選手たち、OBたち。それに選手の保護者や兄弟姉妹も集まり大勝負を見守りました。

前半が始まった頃は攻め込まれながらもキャプテン田中純平くんのスーパーセーブで得点を与えず、持ちこたえている印象でした。しかし、先取点をとられてからは明誠の選手たちが簡単に抜かれて、ゴール前で1対1のような形になってシュートを打ち込まれてしまうことに…。見ている私たちも山梨学院高校の全国レベルの試合運びに舌を巻いてしまいました。

でも、明誠の選手も最後まで堂々と戦い、後半終了間際には田中浩樹くんがシュートを決めてくれました。この時はスタンドは大盛り上がり。見ている人たちを元気づけてくれる素晴らしいシュートでした。

これで3年生の選手たちは引退となり、受験に向かうことになります。試合が終わり悔し涙を流している選手たちも明日からはきっと元気な笑顔を見せてくれると思います。明誠高校のサッカー部が新チームに移っていきますが、後輩たちの活躍をきっと応援してくれるでしょう。3年生の選手のみなさん、お疲れさまでした。

手塚秀昭のホイッスル

日大明誠、ベスト8で散る

秋であることを忘れてしまうような気温の中、前日の雨がピッチを一層鮮やかな色にさせている韮崎中央公園陸上競技場において、全国高校サッカー山梨大会準々決勝戦、本校対山梨学院附属高等学校(以下山学)の試合が開始された。

関東プリンスリーグ(U18)に出場している山学は2位(10月23日現在)に位置し押しも押されぬ強豪であり、リーグ戦の日程の関係でこの試合が初戦である。対する本校は、二回戦・三回戦と接戦をものして勝ちあがってきた。

開始直後から山学は、Jリーグ入りが決定している超高校級プレイヤー⑩白崎を中心に、各個人が卓越した個人技や戦術眼を備え持っているためすぐに主導権を握って試合を有利にすすめた。本校はBK陣の裏のスペースにパスを徹底して通され始めたが、GK田中純平(3年)が安定感あふれるプレーで相手の2度の決定機を防いだ。本校はやや引き気味のプレーから速攻のチャンスが生まれ相手陣深く攻め入った直後、26分に山学に逆転速攻からのゴールを決められた。

この得点で波に乗る山学は、白崎がボールをキープする「タメ」ができ、⑧木下がサイドを使いながらアーリークロスを本校ゴール前に入れ30分、36分とゴールを奪った。

後半、本校は、前半の失点は忘れて気持ちを入れ替え臨んだが、開始から5分間に計3点を奪われ大量失点につながった。

その後もほぼ9割方山学にボールを支配されていたが、中盤のインターセプトから途中交代の⑲熱海孝平(3年)が右サイドで粘りあるボールキープをした後、逆サイドに振り、混戦から⑩田中浩樹(3年)が右サイドネットを揺らす見事なゴールをきめ一矢を報いた。が、時遅し、無常のタイムアップ。

この試合、山学は3タッチでスピード豊かに攻め入った。得点を重ねても手を緩めない貪欲なプレーは本校に対する『最大の敬意』である。また、日頃、プリンスリーグでの各都道府県の強豪チームとの試合経験から、厳しいプレッシャーの中でも普段通りのプレーが生きていた。

本校の選手も基本的な個人技はあり、混戦の球際や空中戦の強さも山学レベルの強豪チームとの練習試合を積み重ねていけば必ず身につくはずである。大量失点を重ねても最後まで試合を捨てずに1点をもぎ取った姿勢は今後のチームに必ずプラスとなるものである。

明誠高校教諭・手塚秀昭

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