語学研修11日目。今日は曇りです。天気予報を見ると、ときおりにわか雨が降るというので心配です。Meal break1の時間(11:00-)に、外でソーラン節を踊るので、その時は雨が降らないと良いのですが。
ソーラン節の練習から1日が始まります。徐々に男子も積極的に踊るようになりました。3年生のCynthia先輩や2年生のDaiki先輩を中心に、並び方を考えたり、細かな動きを確認したりなど、調整が進んでいます。今から、非常に楽しみです。
今日はperiod1(9:05-10:00)から授業です。この時間では、ホストファミリーにあげるThank you cardを書きます。最初は下書きです。まずは、日本語で、ホストファミリーが自分にしてくれたことを考えました。生徒からは、「ご飯を連れてってくれた」「学校に毎日送ってくれた」「親切にしてくれた」など、たくさんの表現が出てきました。その後、それぞれの表現を英語に直します。携帯でも翻訳アプリがありますが、かなり変な訳になりますので、最終的に生徒は”George!” “Phillip!”と、先生の名前を呼び、助けを求めていました。
5minutes breakの後は、period2。昨日Aucklandに行きましたので、動物園に関する新聞記事を書こう、というのがこの時間のテーマです。2~3人1組でポスターをもらい、思い思いのタイトルで、絵と文章を書き始めました。Kaho,Mahiro,WakanaのGrは、monkeyを主人公にしたストーリー。「サルに声をかけたら振り向いてくれて、会話ができるんです」という内容だそうです。Daiki,Reiji,MoeのGrは、Gorillaの”tenthia”ちゃん?が、動物園で、Xboxをやり始めた、という内容だそう。どのグループも想像力に富む内容で、プレゼンテーションが待ち遠しいですね。
period2が終わり、いよいよソーラン節を外で踊るMeal break1の時間になりました。生徒たちは「えー今日外でやるの」といった感じで、緊張している様子。インターナショナルの生徒が主に用いる部屋の前には、「日本人の生徒が何か準備している!」ということで、Meal break中のカレッジの生徒が続々と集まってきました。いよいよ開始です。生徒たちは、多少恥ずかしがりながらもしっかり踊っています。外なのでPCの音がほとんど聞こえないこともあってか、皆で動きを共有するために、M1で練習しているとき以上の声が出ていて、今までで1番良い踊りでした。踊り終わった後は、カレッジの生徒から盛大な拍手が起こりました。
休憩のあとはPeriod3(11:40-12:35)。本日3回目の英語の授業。動物園のポスターの完成に向けた授業です。ほとんどのグループが絵と文字を書き終え、プレゼンテーションに向け誰がどのパートを読むか、などといった役割分担を決めていました。明日、George・Phillip先生との最後の授業の中で、プレゼンテーションをしてもらいます。なお、3時間目の授業中に、本日ニュージーランドに到着した校長の奥秋先生と大熊事務長が教室に来てくれました。今回校長先生は、Rosehill collegeとの今後の協力関係を続けていくための協定を結ぶ目的で来ました。明日金曜日のお昼の時間に、Rosehill collegeのSue校長先生と協定の締結手続きを行います。
次の授業Period4(12:40-1:40)は、スクールバディとの授業です。取材班は今泉さん(Rena)の授業に同行しました。Renaも先生からワークシートを受け取っていました。プリントには、日本でいう雨温図が書いてあります。授業の終わったRenaに話を聞いてみると、「地理」の授業だったそうです。以下、Renaのコメントです。「昔私も地理で雨温図をやりましたが、内容は忘れてしまいました。でも、プリントの内容はそんなに難しくなかったです。バディのフレンジャーはもちろん、近くに座っていた他の生徒も色々教えてくれて嬉しかったです」
バディとの授業が終わったら、2回目のMeal break(1:40-2:20)です。今日は雨が降っているので、バディと一緒にご飯を外で食べられず、また、M1教室を、台湾からの高校生がfarewell partyで使うから、ということで、隣のM2教室でランチを取りました。校長先生も教室に入り、さっそく生徒とコミュニケーションをとっていました。事務長も、校長先生・男子生徒とコミュニケーションを取り、写真を撮りました。スズキックスさんやスクールバディも遊びに来てくれて、非常に楽しい雰囲気でランチタイムを過ごすことができました。
ランチタイム後は、最後の授業、Period5です。この時間で、スクールバディとはお別れです。取材班はChika(岡部さん)の授業に同行しました。教室に入ると、非常に真剣な雰囲気。皆教科書を読んでいます。同じ教室にSayaka(上木さん)もいたので、2人に話を聞いてみたところ、Englishの授業だったそう。もちろん、ニュージーランドでいうEnglishとは、「国語」のことですね。昨日はナチスに関する本を読んだらしいです。Englishの教室の壁には、「表現を豊かにするためのフレーズ」だとか、「前置詞はこう使う」みたいなプリントが書いてあったので、やはりネイティブの生徒でもこういう情報は必要なんだなと思い面白かったです。
授業後、ぞくぞくと生徒が戻ってきました。今の授業がバディと共にする最後の授業ということで、何人かの生徒はプレゼントをあげたようです。いよいよ語学研修も大詰め、明日、フェアウェルパーティです。ホストファミリーを学校に呼び、2週間の感謝の気持ちを伝えます。

オンライン版学校案内2016 日大明誠高校紹介ビデオ2017 日大明誠高校エデュログ・バックナンバー |