今年で第61回を迎えた山梨県高等学校英語暗唱弁論大会が23日の勤労感謝の日に南アルプス市の桃源文化会館で開催されました。本校からは暗唱部門に1年生込江美妃さん、弁論部門に同じく1年生の山口莉奈さんが出場しました。暗唱部門・弁論部門共に本校を含め26校の代表が出場して英語の発音や表現、話しぶりなどを競いました。

暗唱部門は、文化会館内の広いバンケットルームで行われました。この部門では、前もって決められた同じ英文を全員が暗唱します。原稿は物語で感情的な対話文がいくつも含まれているので、それをどう表現するかが評価のポイントとなります。込江さんは3番目に登場。最初の2人が終ったところで、審査員が審査方法のすり合わせのためにしばらく退場する時間があり、気持ち的にはトップの発表者のようだったのではないかと思います。そんな緊張感が表情からうかがえましたが、練習を積んだ表現力豊かなジェスチャーを交えて一気に発表を終えました。

弁論部門では出場者は自分の意見を英文にまとめて5分以内で発表します。会場はクラシックのオーケストラの公演でも使われる桃源大ホールのステージです。本校代表の山口さんは26人中22番目の登場でしたが、会場の大きさとその中でひとり注目されながらのスピーチ披露にとても緊張していました。でも堂々とスピーチを披露してくれました。

山口さんのスビーチの要旨です。「私は日本で生まれましたが、4歳の時、家族と香港に住み、明誠高校に入学する準備のため11年ぶりに日本に戻ってきたその次の日に、東北大震災を経験しました。東京で買い物中の出来事でしたが、地震や津波のない平和な香港で暮らしていたため、テレビで観た現地の惨状から地震がとても怖く、日本への恐怖心も抱いてしまいました。そんな状況で明誠高校に入学しましたが、友達ができて、日本での暮らしに慣れてくると不思議と日本の居心地の良さが感じられるようになりました。これからも東北の人たちのことを考え、大人になったら東北の人たちのために何かをしようと思います。私は日本人です。日本が大好きです」

2人とも初めての出場で、コンテストに出場する生徒たちの発表レベルや会場の雰囲気、審査方法などわからないままの手探りでの発表でしたが、立派な英語での発表となりました。山口さんは原稿の内容を考え、それを英文で書くという大変手間のかかる作業も行いましたが、とてもいい経験をができたと話してくれました。また、込江さんは家族の人や知りあいの外国人の先生と夏休みからずっと発音やジェスチャーの練習を重ねてきました。2人とも来年また挑戦したいという頼もしい声も聞かせてくれています。様子はわかりました。来年に是非期待したいですね。

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