2月9日(木)に平成23年度日本大学付属高等学校等第29回文芸コンクール入賞者表彰式が行われました。今年度は本校からの入賞者が7名と多数だったので、代表生徒3名のみの出席となりました。
2年7組 飯島 智希くん(俳句の部)
2年9組 坂口 成美さん(短歌の部)
3年8組 小美野 廉くん(詩の部)

以上の3名と、はるばる市ヶ谷の日本大学会館まで行ってきました。

式は日本大学総長、大塚吉兵衛先生の挨拶で始まり、出席者の紹介、成績発表、賞状・記念品授与と続きました。賞状・記念品授与では本校の飯島くんが俳句の部入選者代表として堂々と賞状を受け取りました。
表彰式終了後は場所を隣の講堂に移し、待ちに待った懇親会です。今年度は新しい試みで、鶴ヶ丘高等学校の放送部による司会やインタビューが加わり、大いに場が盛り上がりました。本校から参加した3名も立食形式の食事を楽しみながら、他の付属高校の生徒たちと交流を深めることができたようです。
小美野くん「立食と聞いて、朝、昼を抜いて来ちゃいました(笑)」
飯島くん 「感無量です」
坂口さん 「友達ができました!」
3年生の小美野君はこの立食パーティーのために2食抜いてきたというだけあって、カツサンドやお寿司を美味しそうにほおばっていました。2年生の飯島くんは周りの生徒とおしゃべりしながらも一通りのものは食べられたようです。坂口さんはやはり女子というだけあって、ケーキ、クッキー、フルーツに手が伸びていました。解散後はずっしりと重い立派な盾を抱えて、満員電車に乗り込みました。
今回の表彰式、懇親会への出席は3名にとって貴重な経験となったようです。今回出席できなかった4名の入賞者のみなさんは、次回の全校集会で表彰される予定ですのでしばしお待ちください。さて、入賞生徒の1人がこんなことを言っていました。
「自分の中にあるものを表現しなければそこで自分は終わってしまう。だから私は文芸作品を書くんだ。」
文芸コンクールへ出品する作品の制作は、毎年恒例で国語科の夏休み課題となっています。これをただの面倒くさい課題としてではなく、「静かに自分と向き合う」ための時間として捉えてみるのも良いのではないでしょうか。来年度も本校生徒の素晴らしい作品が、多くの付属高校の生徒に読まれることを願っています。

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