今朝の金環日食を観察する生徒たちの様子♪

東京近辺では173年ぶりという天文ショー「金環日食」が今朝、7時35分ころ本校でも観察できました。日大明誠高校も金環日食が観察できる帯の中にあり、朝早くからグラウンドに興味を持った生徒たちが集まりました。

国内で金環日食が観測されたのは1987年の沖縄以来25年ぶり、今回のように日本の広い範囲で金環日食が観察されたのは平安時代の1080年以来932年ぶりだそうです。

今朝、学校の東の空は分厚い雲に覆われ、日食はみられそうもないかも…という失望の声も聞こえましたが、それでも手に日食グラスを持った生徒たちがグラウンドの一角に自然と集まってきました。

日食が始まったはずの時間には雲に隠れて太陽はまったく見えませんでしたが、しばらく空を見上げながら待っていると右上が欠けた太陽がうっすらと見えました。「見えた!」歓声が上がってみんな日食グラスを着けました。でも、日食は肉眼でも十分に見えるほど光が弱くなっていました。分厚い雲がフィルターの役割をしていたのです。日食グラスをすると却って見えない状態でした。

厚い雲越しに見えた日食でも生徒たちのテンションは上がっていきました。金環が見えた時には最高潮。持ってきたデジカメでも十分に撮影できる明るさで、みんな一生懸命撮影していました(笑)。一瞬、雲が切れて強い光が地面に届きました。一斉に日食グラスをかけます。すぐにまた雲に覆われてしまいましたが、太陽を横切る月の影はしっかり見えました。そして、月は左下に移動して行き、天文ショーは終了しました。

聞いたところによると、金環食になったときバスの中でも歓声が上がったとか。教員室のある1号校舎の3年生の教室からも声が聞こえたそうです。

みんなで観察した金環日食は、快晴とはいかずあいにくの天気で、ほんの短い時間でしたが、生徒たちみんなの一体感を感じられた良い時間だったと思います。北海道では2030年6月1日金環日食が見られるそうですが、次に金環日食が東京近辺で見られるのは、ちょうど300年後の2312年になるそうです。今日見られてほんとによかったですね(笑)。


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