Apr_13_2015
Apr_13_2015

こんばんは。台風も過ぎ去り、上野原は1日晴天でした。2日間部活動も中止だったということもあり、生徒達は部活動に楽しそうに取り組んでいました。さて、本日は夏休み中に行われた教員の研修について報告します。海外の歴史や文化などを学び生徒へ還元することが目的で、一部の教員が海外へ長期で研修に行くことがあります。今回は地歴公民を担当する金田先生がヨーロッパへ研修に行きました。研修の様子についてコメントをいただいたので紹介します。

平成29年度短期B研修について

今年度8月9日~29日までの21日間で欧州6カ国を研修してきました。渡航先の都市はヴェネツィア・フィレンツェ・ローマ・ロンドン・ベルファスト・ダブリン・パリ・アムステルダム・ベルリンでした。以前から「北アイルランドの独立問題」、「第二次大戦後のドイツが抱えた分割統治の歴史」に強い興味を持っていたので、これらの土地を必ず訪れようと決めていました。なによりもこのような形で教科書や資料集の中の世界を歩ける事を幸せに思いました。唯一、乗り物酔いの不安だけを終始抱え続けての心躍る研修でした。

結論から言うと、上記の地を訪れるには21日では全く足りず、とにかく駆け足で遺跡や博物館を回り続けていました。研修先ではひたすら写真を撮ったり、ノートに記録したりしながら過ごしていましたが、その際には授業やその他の機会に私自身が見た事や学んだ事をどのように生徒に伝えようかという事ばかりを考えていました。

途中、スペインでのテロやバッキンガム宮殿での暴漢による傷害事件などがあり、緊迫した雰囲気を肌で感じましたが、常にそのような状況で過ごすヨーロッパの人たちが歴史や宗教に興味を持つ理由がわかった気がしました。加えて、日本が島国であるということを今回の研修で自覚させられましたし、日々考える事のない宗教や民族のことに目と耳と心を傾ける事で自分の生き方や思想を根本的に見直すきっかけとなりました。このような機会をいただけた事に感謝するとともに、私の不在期間に部活動を支えてくれた関係者やOB・OGにこの場を借りてお礼をしたいと思います。詳細は金田に会ったときに声をかけてください。3時間ぐらいかけて話し続けてあげますね。
金田 真幸 教諭

金田先生にとって素晴らしい研修になったみたいですね。ここに載せられたコメント以外にも様々な体験をしていると思いますので、生徒達は是非直接話を聞いてみて欲しいですね。

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