september_5_2012
本日の2年生総合学習の様子

本日の6校時のロングホームルームの時間を利用して、2年生は着こなしマナー講座を行いました。これは総合学習の一環で実施されたものです。

本校の制服を作っていただいている瀧本株式会社さん(販売は三越さん)からデザイナーの神原真紗美さんを講師に迎え、「着こなしマナーについて」と題してプレゼンを行っていただきました。制服を着崩したい、と思う生徒が本校にも少なからずいますが、そういう生徒は注意を受けることもしばしばです。教員からの注意として話を聞くのではなく、制服はなぜ着崩してきるのがよくないのか、について、社会的な観点から話しをしていただきました。

本校の制服は生徒としての一体感を高め、帰属意識を高めているのは当然なのですが、着方にもマナーがあります。マナーを守って着ることが制服の「おしゃれ」なのだと神原さんは指摘されました。着崩していると他人に不快感を与えます。第一印象は初めて会った最初の3秒から10秒の間に決まってしまう、ということを考えると、フォーマルな服装である制服を着崩して着るのはもってのほかなのです。以下は神原さんが話された要旨です。

「たとえばスカートをまくりあげてミニスカートにしているスタイルは5歳児の服装のバランス。幼くかわいらしいと印象を与えるのは確かなのでしょうが、高校生の服装のバランスではありません。脚の見えている部分を1とするとその上が3の割合になるように着るのが最もよいバランスです。一方、男子の場合は、腰(=ベルト)を真ん中にして上と下が1対1が最も良いバランスなのですが、腰パンにすると2対1の割合になってしまい、相手に悪い印象を与えてしまうだけでなく、裾が汚れて清潔感が失われてしまいます。

「服装にはふさわしい T(=Time) P(=Place) O(=Occasion) があります。EXILEのメンバーも東日本大震災復興支援プロジェクトの写真ではスーツを着てネクタイをしっかり締め、紙も7:3に分けて写っています。AKB48のメンバーも震災の現場を訪れる時にはフリフリのミニスカートで行ったりはしません。

「TPOに合わせた服装や行動をし、相手に不快感を与えない、清潔感のある人が「美しい」人。内面の美しさを外見にきちんと装うことができる人が「おしゃれ」な人。制服を着て家を出る時には、鏡の前でチェックしましょう。」

ところどころにクイズを差し込みながら、飽きないように40分間話をしていただきました。楽しい中にもしっかりと考えさせられる話でした。

なお、本日のロングホームルームの時間には、1年生は各クラスでのホームルーム、3年生は体育館で学年集会が行われました。


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