平成30年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会山梨県予選 | ||||||
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日大明誠 | 3 | 2 | 前半 | 0 | 0 | 都留高等学校 |
1 | 後半 | 0 |
手塚秀昭のホイッスル
平成30年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会山梨県予選
初戦を難なく突破!
都留高校に快勝
5月19日に開幕した平成30年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会山梨県予選2日目は、20日、本校グラウンド他2会場で8試合が行われ、昨日のゲームと合わせて10チームが3回戦に駒を進めた。
相手は昨日の試合を快勝で勝ち上がってきた都留高等学校(以下、都留)であった。開始直後は定石通りロングボールの蹴り合いから始まった。都留は5バックのDFラインを敷きややディフェンシブな戦法で挑んだ。個人技に勝る本校は、その攻撃の起点となる⑧横瀬が中盤でボールをさばき、⑩橋本の突破力を生かす試合運びで徐々に主導権を握った。3分、⑦佐々木 のミドルシュートが左ポストを叩き、リバウンドしたボールを⑪嶋野が決め幸先良く先制した。その後もリズム良くパスを繋げ、ピッチ全体を使い試合を完全に支配した。前からのプレスが効き、以前の試合と同様に③西野のロングスローやCKでチャンスを迎えるが得点は奪えなかった。押し気味であったが、こう着状態が続く中、27分、⑩橋本が右ペナルティエリアライン付近からの個人技で左サイドネットを揺らしリードを広げた。対する都留は本校の攻撃に防戦一方となり、時折ボールを奪うが攻撃の時間をかけ過ぎたり、人数が足りず厚みのある攻撃が出来ず攻めあぐみ、37分、GKと1対1になるが得点ならず前半を終えた。
後半開始から都留は3人の選手を交代させ、その交代選手の動きが機能し始め、前半と違い中盤でボールが回り始め、特に⑬が左からのクロスを何度もゴール前に上げチャンスを作った。半ば過ぎからは両チーム共に選手を交代させ、試合を決める“次の1点”を何とか取ろうとして局面での激しいプレーの応酬となった。都留は25分、29分と得点のチャンスがあったが、安定感のある本校DF陣の壁を破ることは出来ず、本校はカウンターから、左サイドで得たCKを細かく繋いで⑩橋本がドリブルからシュートを決め、決定的な3点目を奪った。その後の都留の攻撃を守り切り、順当に3回戦に勝ち上がった。
試合を振り返ってみて、前大会の5試合の経験からかどの選手も動きが良く、ボールを保持した時の姿勢も起き、そのため周りの状況も把握出来て、判断も速く小気味よくプレーをしていた。又、反則も少なくこちらのペースで終始試合を進めることも出来た。次戦からは当然強敵との戦いになり、今以上の厳しいプレスに自分達の個人技を生かすことができるかどうか、特に、局面のほんの僅かの間隔での攻防の成否が、勝者と敗者を隔ててしまうことを肝に銘じて臨んでもらいたい。
(元日大明誠高等学校教諭 手塚秀昭)
日大明誠高校
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Pos | No | 選手名 | Yr | No | 選手名 | 交代時間 | |
GK | 1 | 二上 | 2 | ||||
DF | 2 | 福井 | 3 | → | 13 | 森田 | 後38 |
DF | 3 | 西野 | 2 | ||||
DF | 4 | 根田 | 3 | ||||
DF | 5 | 池田 | 3 | ||||
MF | 6 | 加藤 | 2 | → | 15 | 仁井辺 | 後21 |
MF | 7 | 佐々木 | 3 | ||||
MF | 8 | 横瀬 | 3 | → | 12 | 齋藤 | 後37 |
MF | 9 | 藤田 | 3 | → | 20 | 田畑 | 後21 |
FW | 10 | 橋本 | 3 | ||||
MF | 11 | 嶋野 | 3 | → | 14 | 赤津 | 後34 |
ベンチ入り
Pos | No | 選手名 | Yr |
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DF | 12 | 齋藤 | 2 |
DF | 13 | 森田 | 3 |
MF | 14 | 赤津 | 3 |
MF | 15 | 仁井部 | 3 |
MF | 16 | 小野 | 2 |
GK | 17 | 佐藤 | 3 |
MF | 18 | 宇野 | 2 |
FW | 19 | 久保田 | 3 |
FW | 20 | 田畑 | 3 |
