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本日は海外語学研修5日目です。参加生徒は、ホームステイに徐々に慣れてきたようです。慣れてきて色々話すからこそ変化もあるようです。例えば、「昨日まで相手にもしてくれなかった5歳の男の子がやっと心を開いてくれた!」。コミュニケーションをとることで相手も信頼を寄せてくれたからこそのことだと思いますので、どんどん会話していって欲しいものです。

今日は1校時から3校時までは通常通りにGeorge先生の英語の授業でした。最初にアルファベットの綴りの練習を行いました。当たり前だと思って使っていた綴りが意外と間違えていた事に気づかされました。例えば「W」や「M」の真ん中は下まで伸びず、途中までであったり、筆記体の綴りはほとんどのグループが間違えていました。最近の生徒は中学では筆記体を学ぶことが少ないようです。次に「How」の使い方を学びました。「How old」や「How many」、「How long」、「How can」など様々な使い方があることを教えてもらった上で、成田からオークランドまでの工程をグループで模造紙にイラストでまとめめるワークを行いました。

その上で5名のメンバーの2名がプレゼンを行い、それに対して残りの3名が先ほど習った「How」を使って質問を投げかけて答えられた数を競うものでした。積極的に臨んだ最初のグループは質問を用意しないで行なったため撃沈。その様子を見ながら質問を事前に打ち合わせて臨んだグループが優位に進めました。ただ最後にGeorge先生がイラストの上手さでポイントを加算されたグループのイラストが写し絵だったことが発覚し、ブーイングの嵐と笑い。最終的には全員にご褒美が配られました。ただこのやり取りを見ていると生徒がGeorge先生を信頼し、良い関係を築いているなと思わせる光景でした。その後に「How many」と「How much」と両方に使う場合の「Both」の3種類の使い分けを教えてもらい終了となりました。

4校時はバディーの授業に参加しました。しかし、まだ多くの生徒がバディーとの授業に苦労しています。当然ですがRosehill Collegeの生徒に対しての授業に参加しているわけなので、参加生徒に合わせて話すスピードを遅くしてくれたりすることはありませんし、日本で受けている授業をそのまま英語で行なっているので理解することも難しいです。ただ参加生徒もだいぶ慣れてきたようで、少しずつ理解できるところが増えてきたという生徒もいました。またバディーだけでなく、教室内の他のクラスの生徒とも交流ができて名前を覚えるのがたいへんだという生徒もいました。

バディとの授業後はランチタイムです。バディとそのまま昼食を共にする生徒やまだ遠慮してクラスに戻ってくる生徒様々ですが、中には初日から行なっている現地の生徒とのサッカーやバスケットボールをするために昼食も食べずに楽しんでいる生徒もいました。スポーツの良さは、言葉がなくても心のコミュニケーションが取れるところにあります。良いプレーがあればハイタッチ。接触があればお互いで謝るなどRosehill Collegeの生徒もハートの良い子が多いので、同じ学校の生徒が普通に昼休みを楽しんでいるようにしか見えないです。おそらくこの光景は最後まで続くのだと思います。

5校時もバディーとの授業に参加して本日のプログラムは終了し、ステイ先への帰宅となりました。生徒も1日の流れに体が慣れてきたようで、日を追うごとにたくましい姿を見せてくれています。コーディネーターのYokoさんや鈴木さんもここまで積極的な生徒の様子はここ数年では見ないとおっしゃっていました。

明日はオークランド博物館に行き、ニュージーランドの歴史について学んできます。またさらに生徒の成長がうかがえると思います。

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