本日、本校では芸術鑑賞教室ということで、神奈川県横浜市にあるKAAT神奈川芸術劇場にてミュージカルを鑑賞しました。
今年度鑑賞したのは劇団四季の『パリのアメリカ人』です。

本作は、1952年にアカデミー賞を受賞した同名の映画に想を得て、舞台化されたミュージカルです。海外においてトニー賞4部門を受賞するなど高い評価を得ている作品で、劇団四季にとっても今世紀の代表作となるミュージカルと言われています。

物語の舞台は第二次世界大戦直後のパリ。アメリカの退役軍人のジェリーは、街で見かけたリズに一目惚れで恋に落ちます。画家として芸術に人生を捧げようとパリに残る決意をしたジェリーは、作曲家を目指すアダム、ショーマンに憧れるフランス人アンリとともに新たな人生を歩み始めます。パリが支配から自由解放へと大きな変貌を遂げ、次第に光が満ちてゆく中、夢を追いかける若者たちの恋と友情の行方は…。

生徒たちに感想を聴いてみると「ダンスが素晴らしく感動しました。」「照明を落とさず舞台セットの移動がされていてすごかった。」「すごく楽しいミュージカルだった。」など、多くの生徒がこの『パリのアメリカ人』を楽しんでくれたようです。

ちなみに、今回の芸術鑑賞教室において、本校の卒業生である木崎 蓮さんが担当してくれました。高校時代はラグビーで活躍しました。劇団四季の社員として営業等を行っているそうです。木崎さんは劇団四季に入って本稿を担当することが夢だったということで、「夢が叶った」と感動していました。卒業生がこのように活躍してくれていること、本当に嬉しく思います。

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