June_5_2019
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昨年度、全国大会と関東大会に出場した写真部がふたつの撮影技術講習会に参加しました。

撮影技術講習会は山梨県高等学校文化連盟写真専門部(=山梨県高等学校写真連盟)が主催するもので、年間に何回か実施されています。ここ数年は本校の試験のスケジュールとかぶってしまって参加できなかったそうですが、今年はかぶらずに参加できたというわけです。5月18日(土)と6月1日(土)という、いわば、中間考査をちょうど挟む形で行われました。

5月18日(土)は恵比寿のガーデンプレイスにある東京都写真美術館で行われていたJPS展を見たあと、東京駅に移動して周辺で撮影実習を行いました。JPSとは写真のプロの人たちの写真家団体「日本写真家協会」のことで、JPS展はこの団体が主催する写真展です。プロアマ問わず最高峰の写真が集まってくる写真展のこれまた優秀な写真が展示されているとあって、写真を勉強するのには持って来いの写真展です。5月18日はたまたまJPS展の初日でJPS会員の方から選ばれて優秀作品を解説してもらいました。午後は県内の県立高校の写真部生徒たちと合同で東京駅まで移動、駅近くのビルの展望台から東京駅を見下ろして写真を撮ったり、動く新幹線を眺めたりしていました。その後元号が令和になったばかりの皇居を訪れました。

6月1日(土)の撮影技術講習会は甲府の駅近くにある防災新館に集合しました。当日、本校の1年生2人が所要や体調不良で参加できなくなったのは残念でしたが、2・3年生4名は元気に参加しました。県内の写真部員の生徒たちもたくさん集まっていました。この日の撮影技術講習会のテーマは人物撮影。講師の先生たちの指導に従って、室内で照明を当てて本格的に撮影する実習と、屋外で太陽の光に照らされた人物を撮影する実習の2つが行われました。撮影されるのはプロのモデルさん。東京から来たきたモデルさんと地元山梨のモデルさんたちが協力してくれました。人物撮影に必要なのはコミュニケーション。恥ずかしがって遠くから撮影している生徒が多い中、本校の生徒たちはモデルさんに率先して「目線ください」と声をかけていました。撮影の前後にはモデルさんに近寄って会話をする場面も見られ、本校の生徒たちにとってはいい実習ができたようです。

もう季節は夏ですが、写真部の「春季審査会」は文化祭初日(6月22日)に行われます。1年生にとっては初めての審査会であり、(大部分の)3年生にとっては最後の審査会となります。先日の横浜の芸術鑑賞教室の日は始発電車で横浜入りして撮影をしていた猛者もいるとか。いい結果を期待したいと思います。

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