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海外語学研修6日目を迎えました。本日は1日Rosehill Collegeで過ごしました。 8時前後に生徒たちが登校してきました。教室に入って来るなり、生徒達はそれぞれ話し始めます。ここでの談笑の話が生徒にとってホッとする時間なのだと思います。昨日どこに行ったとか、何を食べたなどお互いで話していました。Kauriは「公園へ家族で行った時に虹を見て、とても綺麗でした」Karinは「ホストファザーの仕事場に連れて行ってもらいました」Takehisaは「朝ごはんはシンプルなチョコのシリアルでしたが、意外に美味しかったです」など話してくれました。

8時40分にYokoさんからスケジュールについての説明があって、9時5分からPhilip先生の授業の開始です。Period1では、「Places」というテーマでcityやnatureにあるものを模造紙に単語とともに書いていきます。自分達の街を作るという作業です。一通り完成した後、他のグループのものを見てアイデアを参考にします。そうすることでよりアクティブになっていきます。次にその場所で見るものを書き込んでいくとどんどん街が出来上がっていきます。5分休憩後のPeriod2では「hobbies vocabulary」のプリントを使って、イラストと行動を合致させたものを作成します。

Meal Break1になって、昨日訪れてくれた生徒達が今日も来てくれました。それも1グループではなく多くのグループで来てくれるので、教室は混沌としていました。本当に現地の生徒達には感謝しかありません。バスケやサッカーをしたりするなど、それぞれの場所で生徒はコミュニケーションをとっていました。今日はKauriの呼びかけで、4日目のマオリの文化交流で教わった「プッカナ」をやろうという事で、現地の生徒と一緒にやることに。短い時間でしたが、ものすごく盛り上がりました。

Period3ではPhilip先生が映像を使っての授業を始めました。映画「Mr.Bean」の映像を見ながら、登場人物が「何をしているのか」、「どこにいるのか」、「何に乗っているのか」など、どのような状況になっているのかを英語で答えていきます。そして映画の時間軸に合わせて、現在の状況から過去の状況に変わっていく中で、現在形と過去形の使い方を教えてもらいました。単語ひとつの使い方でも、例えば「見る」という単語でも「see、look、watch、stare」と使い方が変わるなど細かい点も指摘を受けながら生徒は学んでいました。中には映画の展開にのめり込んで、どちらかというと映像を見る方に集中してしまっている生徒もいましたが…

Period4ではバディとの授業になります。いつも通りバディの授業に生徒は参加します。映画を見ながらの英語の授業や理科で電流の流れを機材を使いながら学ぶ生徒達や、体育の授業でボールゲームに汗を流す生徒などそれぞれの授業に取り組んでいました。だいぶバディとのやりとりもスムーズに出来ているように見えました。

4校時終了後の長めのMeal Breakでは、それぞれ過ごし方が出てきました。カンティーンに軽食を買いに行く生徒や教室に遊びにきてくれた現地生徒と写真を撮ったり、Instagramを交換したりするなど様々です。教室に訪れる生徒達は、本当に日本に関心を持って接してくれるので、とてもフレンドリーな関係が築けていることが分かります。生徒もずいぶんと慣れた様子で楽しく休み時間を過ごしました。

Period5は文化交流プログラムの一つで体育の授業で、Rosehill Collegeの生徒と共に行い、最初はジャンケン大会でウオーミングアップを行なった後、「ワカ」と呼ばれるエクササイズを行いました。「ワカ」とはマオリのカヌーの意味で、壁まで全員で走り、中心に戻って来る際に先生が発したナンバーの人数でまとまり、カヌーを漕ぐ真似を皆で行います。当然余る生徒が出て来るので、その生徒は罰ゲームになります。先生は優しく、日本人の我々には罰ゲームを科すことはありませんでしたが。その後、あまり見慣れないボールゲームを行いました。「ベンチボール」というもので2チームに分けて、横長の台の上に1名ずつ乗り、それぞれ分かれた生徒が味方の台に乗った生徒にボールを投げてキャッチが成功すると台に登れるというルールで、全員が台に登れたら勝ちというゲームです。男女混合で行うのでどうしても背の高い男子や投げることの得意な生徒が有利になりますが、現地の生徒も気を使ってボールを供給してくれたりしたおかげで生徒は皆楽しみながら取り組んでいました。最後のゲームはJapan vs kiwiの対戦で熱戦が繰り広げられました。Japanチームも健闘し、いい勝負になってきましたが、無念の時間オーバーで終了。引き分けとなりました。

そして5校時が終わり、下校の時間です。生徒達はホストファミリーと帰ったり、指定された場所で待ち合わせるなど決められた方法で帰宅しました。明日、明後日は土日ということで、生徒たちはホストファミリーと週末を過ごします。きっと充実した時間を過ごす事と思います。週明けに話を聞くのが楽しみです。

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