Jan_28_2019

こんにちは。この度明誠高校野球部の歴史を作った荒井監督が長年の功績が認められ、日本高等学校野球連盟から『育成功労賞』を受賞しました。

この賞は高校野球の発展と育成に尽力した指導者に都道府県連盟の推薦を経て贈られるものです。荒井監督は38歳から野球部指導にあたり、指導を始めて8年後の1997年には春の選抜大会で創部以来初となる甲子園の土を踏みました。この時のことについて荒井監督は鮮明に覚えており、開会式の直後に満員の観衆の中で行われた1回戦で初出場で初勝利を収めた時の割れんばかりの拍手を送られたことは今でも1番の思い出だと話してくれました。

日大明誠高校野球部の監督としては平成元年に前任者である福島監督の後を引き継ぎました。福島監督は巨人にドラフト1位指名を受けた木田優夫選手の育成にも貢献しました。荒井監督は長年指導してきた中で数多くの優秀な選手を育ててきました。その中には中日ドラゴンズに入団し活躍した遠藤政隆選手がいます。また、日本ハムファイターズに入団し、長年選手として活躍された後、日本ハムファイターズの球団職員として現在もチームに貢献している、伊藤剛選手もおります。

若い頃の荒井監督の熱血指導を知る人はかなり怖いイメージがあるようです。今でも熱のこもった指導は健在ですが、卒業生からすると年齢を重ねかなり丸くなったと感じる方も多いのではないでしょうか。それもそのはず、荒井監督は山梨県内で最年長の監督です。野球部の監督だけでなく、事務職員として31年以上にわたり明誠高校発展の為にご尽力くださいました。本来であれば数年前に定年を迎えていますが、明誠高校になくてはならない存在として学校側の強い要望もあり、延長して勤務してきていただきました。

しかしながら、9月30日をもって31年9ケ月の勤務を終了し退職されました。教職員と野球部員に向けた退職の挨拶の途中では様々な思い出を回顧し涙ぐんでいるようにも見えました。長年仕事に、そして野球部の指導に心血を注がれてきたので今後はのんびりとやりたいことをやってもらいたいものです。もしかしたらそれは野球の指導かもしれませんね。このブログをご覧になった卒業生の方は是非連絡をしてみてください。きっと喜びますよ♪荒井監督、今まで本当にありがとうございました!

後任には三好先生が就任します。荒井前監督と比べると年齢は約半分の若い先生です。温故知新の精神で選手、指導者一丸となって2度目の甲子園出場を果たしてもらいたいものです。応援よろしくお願いします!頑張れ明誠高校野球部!!

※文章の中に誤りがありましたので、訂正して更新させていただきました。

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