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ダンス・チア部が11月1日に「第8回全国高等学校ダンス部選手権」の全国大会に2年連続2度目の出場をしました。
こちらは昨年は全国3位になった大会です。
今年はコロナ禍ということでオンラインでの開催となりました。
全国から204チームがエントリーした今大会の様子を顧問の小泉先生がレポートしてくれたので紹介します。

例年であれば8月に行われるこの「全国高等学校ダンス部選手権(DANCE CLUB CAMPIONSHIP)」はDCCの相性で親しまれている、多くのダンス部が目標とするコンテストです。今回も全国から名だたる強豪校がエントリーをしており、高校ダンス部日本一を決めるにふさわしい内容となっていたと思います。
今年はコロナ禍ということもあり、事前に動画を撮影し大会に提出する方法がとられました。
提出する動画は大会スタッフさんとZoomで繋いだ状態での一発勝負の撮影でした。
オンラインのコンテストが増えていますが、その中でも厳しい条件での撮影が求められたので対応に苦労しましたが、生徒たちの頑張りもあり満足のいく動画を提出することができました。
本校の作品は「葛藤(コンフリクト)」というタイトルで、昨年全国3位に入ったチームのリーダーで、現在コーチを勤めている土方琉伊が作ってくれた作品です。

さて大会について簡単に説明します。
まずエントリーした204チームから33チームが当日発表をされます。
そしてそこに昨年の上位3チームがシードとして出場します。
本校は昨年3位だったので、シードチームでした。
この段階で関東でも多くの強豪校が姿を消しており、大会のレベルの高さが伺えました。
そして審査の方法は各チームの動画が流された後、テリー伊藤さんと世界的なプロダンサー3名の計4名の審査員が採点しその都度得点が発表されるというものです。漫才のコンテスト番組の「Mー1グランプリ」のような非常に緊張感のある方法です。

コンテストは序盤から80点を超えるチームが多く、スタートから昨年より高得点が出ている印象でした。
そして20番目に登場した高校ダンス部界で最も有名な登美丘高校(大阪)がここまで最高の94点を叩き出しました。
その後も全国の強豪の演技が続き、34番目の本校の出番の時には1位の登美丘高校が94点、2位は鎮西高校(熊本)、三重高校が92点という状況でした。ハイレベルで厳しいかなとも思いましたが、本校のパフォーマンスを見た審査員も非常にいい評価コメントを頂いたので、得点にも期待が高まりました。
コールされた得点は「91点」。
あと1点足りずに3位入賞を逃してしまいました。改めてコンテストにおける「1点の重み」を痛感させられました。
その後、昨年2位の北九州市立高校が91点。昨年優勝で今年の夏の全国大会も制した王者同志社香里高校が(大阪)87点でコンテスト終了です。
本校は同率4位ですが、同率順位の場合「表現力」の項目の得点によって順位が決まることで5位が確定しました。
惜しくもシードは逃しましたが、関東では1位という立派な成績だと思います。

シードを逃し落胆した私たちでしたが、その後の表彰式で「avex ROYALBRATS賞」という特別賞をいただきました。
こちらは来年から始まるダンスのプロリーグ「Dリーグ」のチーム「ROYALBRATS」からいただいたものです。
これはダンスをやっている人間としては相当な価値のある特別賞です。
今後何かコラボ企画もあるようで、生徒たちも心のそこから喜んでいます。

最後に今回の大会をオンラインという形であっても開催していただいた大会運営の皆さんに感謝します。動画でのコンテストもダンスという種目においては十分に意味のあるものになると証明してくれた大会でした。
またいつも応援してくださる生徒のみなさんや教職員の方々、そして関係者の皆さんに顧問として感謝申し上げます。またみなさんに素晴らしいパフォーマンスと、いい結果をお届けできるように部員全員で頑張っていきたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願いします。

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