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5月16日(日)に愛知県名古屋市で行われた剣道六段審査において合格することが出来ました。緊急事態宣言下ということで受審を諦めるべきか悩みましたが、新型コロナウイルス感染症対策分科会長の尾身茂氏が剣道愛好家ということもあり、他の競技に先駆けて一早く対策に取り組んでいたので受審する決心をしました。審査会場は検温、消毒は勿論のこと、午前午後で人を完全に分けるなどの万全の対策をしていました。

今回は2回目の挑戦でした。緊急事態宣言により普段稽古をしている施設は軒並み使用できなくなりました。思うように稽古が出来ず焦る気持ちもありましたが、他の人も条件は同じだと割り切って臨んだことが結果として良かったのかもしれません。稽古が出来ない時は前回不合格だった時の立ち合いを何度も動画で確認し、合格者との差を徹底的に研究しました。

審査本番は尋常ではない程緊張しました。久しく忘れていた『緊張』という感覚を思い出し、生徒も試験前や試合前にこんな気持ちなんだろうと感じました。立ち合いでは余計なことを考えず、稽古やイメージトレーニングをしてきた【攻めて思い切った『面』】を打ち切ることができました。自分ではこれが合格の要因だと思っています。合格率は30.8%で結果として最年少合格者となることが出来ました。稽古をつけて頂いた先生方、応援してくれた周囲の方には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

私は不器用な人間ですが、継続することだけは他の人に負けないと思っています。高校生の時に恩師に今活躍できなくても社会人になった時に職場で必要とされる『社会のレギュラーになれ』と言われ感銘を受けました。今『社会のレギュラー』になれているかはわかりませんが、何度失敗しても成功するまで継続することの大切さを生徒に伝えていくのが私に出来ることだと思います。

規定により七段の受審は6年後になります。自己研鑽が生徒指導にもプラスになると思いますので今後も気を緩めることなく稽古に励んでいきます。そして今まで以上に職務に邁進していきたいと思います。
剣道に真剣に取り組みたい生徒を待っています。一緒に関東大会、全国大会を目指しましょう!興味のある中学生はお気軽にお問い合わせください!!

 

 

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