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こんばんは。本日行われたサッカー部のインターハイ予選の結果についてお伝えします。報告してくれるのは明誠高校元教諭の手塚先生です。

令和4年度 全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選

激戦制し、見事に4強入り!!

強豪帝三を、PK戦で退ける!
令和4年度 全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選 準々決勝
日大明誠 前半 帝京第三高等学校
後半

PK5-4

手塚秀昭のホイッスル

tezuka

令和4年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)サッカー競技県予選兼原杯争奪サッカー大会4日目は、準々決勝4試合が行われ、本校、山梨学院、韮崎、駿台甲府が18日(土)の準決勝に駒を進めた。

準々決勝の相手は、昨年度のインターハイ出場校帝京第三高等学校(以下、帝三)。風上の本校は昨日と大幅に先発メンバーを入れ替え試合に臨む。帝三は長身FW⑨をターゲットに本校陣内に攻め込む。試合が動いたのは10分、帝三陣内左サイド深い位置からスローイン、ゴール前に流れたボールを⑩佐々木が見事なシュートを決め先制点を挙げる、その後、帝三の縦一本の攻撃に耐え、中盤の組み立てには“1日の長”を見せ徐々に試合の主導権を握る。17分、⑦橋本がミドルレンジからゴールを狙うが惜しくも左ポストを直撃し追加点ならず。相手の単調な攻撃を完璧に押さえつつ、給水タイム後の15分間は立て続けにCKを5本も獲得し攻め続け、終了間際、左サイドから⑦夏目のクロスを、またもや佐々木が個人技を生かし2点目を挙げる。

後半開始直後からは、一転して風上を利して帝三が怒涛の攻撃を見せる。1分、CKから一旦はクリアーしたが、混戦になり早々と1点を返される。この得点が帝三に勢いを与え、⑨の前線でのボールキープ、セカンドボールの素早い回収、風上からのロングフィードなどで攻撃を続け、さらには、前半の本校と同様に給水タイムまでの10分間で得たCKは7本を数え本校ゴールを襲い続ける。この間に本校、帝三共にお互い選手を交代。このまま試合終了かと思われた残り時間もあと僅かのアディショナルタイム、帝三はCKからの混戦で⑨が同点ゴールを決め延長戦に突入。

延長戦では、風上からの攻撃時のみ両チームにチャンスが生まれるが、ゴール前ではお互い死力を尽くして体を張り続け、同点のまま終了、PK戦に突入。

PK戦では、帝三の一人目を①GK永田がコースを見事に読み切りシュートストップ、5-4で激戦を制し4強入りを成し遂げた。

「サッカーでは2点差は危ない」、いつもそんな声を聞く。次の1点をどちらが取るか?この試合はそれを帝三が、さらに悪いことに後半開始直後の時間帯に。受けの姿勢が相手の猛攻を招く。耐える時間が延々と続き、守りを固めて逃げ切るか、追加点を奪って突き放すか、リードする側は決断に迷うところである。奇(く)しくもその危惧(きぐ)がこの試合にぴったり当てはまる。往々にして、追いついたチームがかなりの高い確率で勝利を収めている。しかし、PK戦までもつれたこの試合、本校は確実に勝利をものにする。その“精神力の強さ”最大の敬意を表したい。

先発メンバー(学年)⇒交代
GK ①永 田(3)
DF ②苑 田(3)
DF ③星 野(3)
DF ④大 島(3)
DF ⑤片 平(2)
MF ⑥高 橋(3)
MF ⑦夏 目(2) 阿 部
MF ⑧橋 本(3)
FW ⑨昆  (3) 中 屋
FW主 ⑩佐々木(3)
MF ⑪大 月(3)
リザーブメンバー
DF ⑫中 屋(3)
DF ⑬南 川(1)
DF ⑭阿 部(2)
MF ⑮宇田川(3)
MF ⑯志 村(2)
GK ⑰宮 崎(3)
FW ⑱渡 辺(2)
FW ⑲山 田(2)
FW ⑳八 木(3)

 

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