NZでの語学研修も本日で11日目となりました。今日はいつもより早く集合してみんなで出し物の練習を行いました。本日は水曜日とうってかわって、丸一日明誠生だけで英語の授業を受けます。土日の休日を挟んで月曜日にはお別れ会なので、今日をもってオネハンガでの授業は最後となります。現地での思い出が重なるにつれ、また来たいという思いや、英語を上手くなりたいという気持ちが強く表れているように感じられます。

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本日は、語学研修を経て生徒たちに生じた様々な変化や、印象深い出来事を教員視点でお伝えさせていただきます。

まず特に印象的だったのは、先日日誌も紹介した2年生の女子たちです。今や彼女にとってバディとその友達はかけがえのない大切な存在といえるまでの関係となりました。早すぎる友達との別れに思いが込み上げてくるようで、最も語学研修の終わりを寂しがっているようです。ぜひ、またニュージーランドに来てほしいですし、逆に友達が日本に遊びに来たときには自分たちがしてもらったように迎えてあげ、最高の思い出を作ってあげて欲しいです。

2年生の男子は、また別の観点で大きな成長が感じられました。今回は3年生がおらず、彼らが生徒たちのリーダーとなってまとめなければいけないときが多々ありました。後輩たちともすぐ親しくなるも、最初はお手本を示さないといけないという自覚はあまりない印象でした。しかし日が経つにつれ、メリハリをつけようと全体に一声かける姿や積極的に英語を上手くなろうとする姿を見せてくれました。おかげで、全体が全力で楽しみながらも守るべきことはきっちり守る本来の明誠生らしさが極めて自由な生活の中でも発揮することができました。

1年生女子は先輩たちに比べ、最初は積極的にバディやホストファミリーとコミュニケーションが取れず悩んでいる感じがしました。バディとも意思疎通が図れないことで不安が募り、友達ばかりと話して自分たちと話してくれないと愚痴をこぼすこともありました。ただ、日を追うごとに自分からコミュニケーションを取ることが出来ている様子が伺えて、楽しそうに会話をしている場面が増えました。また、ホームステイ先にいるのがホストマザーだけで、彼女がなかなか何を考えているのか分からずコミュニケーションを取れずに困っていたグループもありました。オネハンガの先生に相談をしたところ家庭で取り組むアクティビティーを宿題としてもらい、これを通じて徐々にコミュニケーションを取ることができるようになりました。その後は家での出来事を話すときに笑顔が増えてきて、休日に行きたいところなどについても自分たちからお願いを出来るようになりました。人と仲良くなり理解し合うのに、自分から歩み寄る姿勢を持つことができたのは1年生女子たちにとって一番の成長だったと思います。

最後に1年生男子ですが、とにかく環境への適応能力が凄まじく、文化の壁を乗り越える逞しさが一番表れていました。正直、ホームステイが始まった当初私たちが少し心配していたことも本人たちは受け入れ、今では楽しんでいる様子です。不平不満を漏らさず、明るい雰囲気で前日のホームステイ先での出来事を話す彼らを見て、みんな同様に感じていたであろうカルチャーショックを乗り越えることができました。私たちの立場としても彼らにとても感謝しています。

明日からは2回目の土日休みで、再び各々行きたいところへホストファミリーに連れていってもらいながら休日を楽しむ予定です。日曜日には各自が用意した手紙を渡すので、ホストファミリーとの最後の思い出を作って心から感謝の言葉を伝えられるといいですね♪

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1年生 近藤さん:今日はESOLの最終レッスンでした。これまで約1週間Michelle先生と英語の基本的な表現やニュージーランドの文化Kiwianaについて学んできました。日本とは違う、新しい文化の魅力と共にどれもミニゲームやクイズなどの授業を行って頂けたのでただ勉強するだけでなく、みんなと協力して楽しく学習できたと思いますこれまで11日間、長いようで短い期間で一緒にニュージーランドに来た明誠の仲間と今まで以上に、楽しい思い出を作ることができました。土日はホストマザーに送ってもらい、Rainbow’s End, Kelly tarlton’sへ行きます。最後のニュージーランドの観光を楽しみたいです

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