海外研修14日目。ついにONEHUNGA high schoolでの学校生活は本日で最終日となります。生徒はいつも通りに8時過ぎに登校。生徒達は週末にどこに行ったかなど紹介し合いながら盛り上がっていました。本日はいつもと違い、Farewell Partyの準備から始まりました。パフォーマンスの練習や全体の流れの打ち合わせ、司会進行を行う人、話す内容の確認などを行いました。これまでお世話になったバディと過ごす最後のタイミングになります。これまで受けた優しさに感謝の想いをしっかり伝えたいタイミングです。生徒達はバディに向けての手紙を用意していました。
そして、Farewell Party が11時50分頃から始まりました。最初はバディとの歓談です。ここでバディに対して感謝の気持ちを伝える最後の機会になります。軽食として用意して頂いたピザとコーラは生徒たちに大人気でした。今年の生徒達はバディだけでなく、バディの友達やクラスメイトと仲良くなる生徒が多く、たくさんオネハンガの生徒たちがお別れを告げに来てくれました。皆それぞれと写真を撮り、歓談を楽しんでいました。中には授業の関係で来られなかったバディもいましたが、手紙はしっかりマリアム先生から渡してもらいました。
次に司会進行の岩部君の「Ladies&gentleman!」の発声から、準備をしていた日本の文化紹介です。書道と折り紙をグループに分けて行いました。書道は日本の生徒がバディの名前を漢字に当てて書いてプレゼントとして渡していました。折り紙はカブトや折り鶴の作り方を教えながらバディと一緒に作っていました。
その後、場所をホールに移動し、最初にマリアム先生からの挨拶を頂いた後、ONEHUNGA high schoolからの語学研修修了証がマリアム先生から生徒一人一人に手渡されました。中身の濃い2週間だったので、生徒の想いもひとしおだと思います。修了証を受け取った後は、準備していたパフォーマンスを披露しました。女子のダンスの周囲で男子がけん玉を行うというパフォーマンス。バディの反応も良かったです。けん玉に興味を持ったバディもいて最後は一緒に遊んでいました。最後に岩部君が最後の挨拶をして、「finish!」という締めの挨拶でfarewell partyは終了しました。生徒達とバディはその後も名残惜しそうにそれぞれ写真を撮ったり別れの言葉を交わしたりしました。
farewell partyが終わり、ONEHUNGA high schoolを後にする時間が近づいて来ました。バスが出発する際は、お世話になったマリアム先生とカーラ先生が見送ってくれていました。様々な想いを持ちながら、出発した一行はオークランド市内を目指しました。
オークランド市内に着いた生徒たちはホテルに荷物を預けてから市内自主研修へ。今日がお土産を買う最後のチャンスなので、生徒達はお土産探しを中心に市内の自主研修に入りました。初日に行動している街なので生徒も地理感覚があり、それぞれが自分のペースで研修に入りました。集合時間に合わせて戻ってくる生徒たちの手には家族や友達へのお土産の袋でたくさんでした。スカイタワーの展望台に登ったグループ、お土産屋や雑貨店で買い物三昧だったグループなどそれぞれ楽しみました。
その後コーディネーターの森さんに誘導されて、夕食会場のアンガスステーキハウスへ向かいました。このお店は自分で好きな部位の肉を好みの焼き加減で焼いてもらうことができます。生徒達は大きい肉や脂身の少ない肉など自分の好みに合わせて選び、それぞれの好みの焼き加減で焼いてもらいました。中には量が多くて食べ切れない生徒もいましたが、ほとんどの生徒がきれいに平らげていました。NZ最後の夜にNZの牛肉を生徒は楽しみました。その後ホテルに戻り、明日の予定を再確認すると生徒は部屋に戻っていきました。
いよいよ明日はニュージーランドを出国です。明日の朝は6時にロビー集合になります。生徒は各自の部屋で荷物の支度をし、明日に備えます。
1年生 三宮さん:ホストファミリーとのお別れが1番辛くて悲しかった。すごく寂しかった。バディとフェアウェルパーティーをやって最初の頃とは距離感が大きく変わったと改めて感じた。バディの友達が他の学校の生徒のバディをやっていて悲しかったし、フェアウェルパーティーにも来てなかったから手紙も直接渡せなくて残念だった。でもバディがみんな涙ぐんでいたからすごく驚いた。たくさん写真も撮れて良かった。午後のショッピングはたくさん歩き回ってちょっと疲れた。洋服屋さんで何も盗んでないのに防犯ゲートに引っかかって、強そうな警備員さんに止められてびっくりした。盗んだつもりはないけどもし自分のカバンの中に商品が入ってたらどうしようとすごく焦った(誤作動っぽかった)。