本日の札幌は天気は大荒れでした。スキーのインターハイ会場のサッポロテイネスキー場も悪天候だったようです。本日は女子スラローム。本校からは1年山田さんが参加しました。結果はどうだったのでしょうか?コーチの橋本先生から報告が届いていますので、お知らせします。
橋本拓の熱き雪上
全国高校スキー大会女子回転 今日も大変な一日でした・・・。今回のインターハイ会場テイネハイランドはスキー場のロケーションはGOODで、コースも申し分ないコースなのですが、なんせ移動が大変です。スキー場周辺には宿泊施設がなく、基本は札幌市内に宿泊し、各自が車で移動となります。その時間がだいたい1時間程。当然、ずっと雪道です。7時30分にはリフト乗車ですので、毎朝5時気象の6時出発です。どのチームも同じ条件なのですが、大変です。 さて、今日の種目は女子 回転でした。うちのチームからは1年 山田紗也 一人だけエントリー。なんと、なかなかできることではない、全体の中でのラストスタート!!しかも、朝一番は良かった天気が徐々に雪降りになり、山田が滑る頃には、大雪。視界もかなり悪い中でスタートとなりました。さらにさらに、山田の少し前の選手が再レースとなったため、ルール上、最終走者の前に再レースを行わなければいけないというルールがあり、山田一人残して、レースストップ。スタート前に変な間があいてしまいました。 私はほぼゴール前の緩斜面でコース整備を行いながらビデオを撮影し、見ていたのですが、コースは掘れているものの、バンク状になっているだけで、ひどい荒れ方はしていなかったので、後ろからでもチャンスがあるレースでした。一昨日のGSでは、DFとなってしまったので、今日のSLでは、なんとしてもリザルトを残したいレースでした。昨日練習した通り、無理せず、急斜面はGSのようにして滑るような作戦でしっかりと滑ってきました。緩斜面では、しっかりとアタックし、果敢に攻めていました。しっかりと滑りきり、ゴールして179人中126位。 179番スタートでしたので、2本目はもう少し良いところで滑れるし、しっかりと滑りきってなんて思っていました。ところが、2本目のインスペクションが終わり、前走がスタートし、数名の選手がスタートしたところで、強風によりリフトがストップしてしまいました。ここで、しばらくレースが中断となったのですが、強風がやむ気配がなく、競技が1本目で終了となってしまいました。その後、監督会議が行われ、競技が成立となり、山田の最終順位も126位で決定しました。1本目のゴールした直後、守りすぎたと話していましたが、それがレースです。攻めないとタイムは出ないし、でも失敗するリスクは上がるし、でも守ってもタイムは出ないし。色々なことを学べたインターハイだったと思います。 まだ1年目ですから、これをスタートにどういった意識を持って取り組むか、今後の彼女に期待です。この経験をムダにするようでは、間違いなく速い選手にはなれません。良い経験だったね!ではなく、良い経験をしたのだからどうするべきなのか。そこを求めて今後もトレーニングに学校生活に取り組んでもらいたいですね。 尾畠も同じです。今回は1種目だけでしたが、そこで何を学び、何を見て、どう感じたか。ここで自分から変わろうとしなければ、成長はありません。同じホテルにたくさんいるジャパンウェアーを着ている選手、入賞している選手、どういった生活をしているか。どういったコンディショントレーニングをしているか。選手としてあるべき行動をとることが求められますね。 1年生だから厳しいことを書いているかもしれませんが、彼女達が本当に強くなるためには、今回の惨敗した結果を受け止め、どういった取り組みをしていくかが大切です。スポーツ選手としてとるべき行動、態度、取り組み、見させてもらいます。今後に期待ですね!!ひとまず、彼女達のインターハイは今日で完全に終わりました。明日は男子 回転が行われます!チーム山梨としてしっかりとサポートしたおと思います! スキー部 コーチ 橋本 拓 山田さんの感想 天気も悪く、緊張に押しつぶされそうになりながらも、今日の大会を無事終えることができました。今日の大会は「完走」という目標は達成できました。 ですが、スタートが最後だったので、バーン状況も悪く、守りの滑りをしてしまいました。しかも2本目が滑ることができなかったので、順位を上げることもできずに終わってしまいました。納得のいく順位ではなかったけれど始めてのインターハイでいろいろな経験ができました。来年また行けるように頑張ります!応援ありがとうございました。 スキー部 1年 山田 紗也 |
昨日、今日とインターハイは悪天候でレースは大変厳しかったようです。さらに出走前に再レースが入るなど、アクシデントもあって、大変な状況の中で結果が出たことは良かったと思います。しかし、橋本先生のコメントにもあるように、今回得た経験を次へと生かして、飛躍して欲しいものです。スキー部のさらなる成長に期待しましょう。
オンライン版学校案内2012 日大明誠高校紹介ビデオ2012 「ようこそ酒井先生」総長・日本大学明誠高等学校を訪ねる 教育旅行ガイド2010 (明誠高校の公式サイトが紹介されています) |