今日の2年生・生物実験の様子

学年末を控え、校内も慌ただしくなってきました。いよいよ明日は予餞会、あさっては卒業式予行、3月2日(土)には卒業式を控えています。そして、1, 2年生は今年度最後の考査「2学期期末考査」の1週間前を切りました。

1, 2年生の授業は、いよいよ大詰め。科目によってはそろそろ最後の授業を迎えています。そんなこともあって、広報部では今日から何人かの先生たちの授業にお邪魔して、写真を撮らせてもらっていますが、本日は2年生の特進クラスの生物の授業で実験があると聞いてスタッフ2人が出かけてきました。

その実験とは——ブタの腎臓の解剖… Σ( ̄□ ̄|||)。。。

生徒たちは何やらツヤツヤしたレバーのようなものを楽しそうに握っていました。そしてそれをメスで2つに切って…。それが腎臓。昔、焼き鳥屋さんでアルバイトをして、生のレバーの切り身を大量に串に刺した経験のある私にとっては、解剖の対象となる内蔵を凝視することくらいは朝飯前でしたが、腎臓だけはダメ…それは、さすがに自分の調子の悪い腎臓を思いやってのこと。授業中に腎盂(じんう)…なんていう言葉を聞くと耳がピクっとしてしまいました。これが腎臓…自分のはこんなに健康な色をしているのだろうか…。(我に返って)いや、目の前にあるのはブタの腎臓。自分の腎臓ではありません。とは言っても…ついつい…。

すみません、ついついと余計なことを話してしまいました。そんな訳で、心の葛藤に思い悩んでいた私を尻目に、実験をしていた生物選択の生徒たちは実にハイテンションで楽しそう。解剖はとっても楽しいんです、と言わんばかりに大きな声を上げて目の前の腎臓にメスを入れていました。.oO(自分の授業で英文を読んでもらうときの蚊のささやくような声とはまったく違うよな…) そして、写真を撮らせてもらおうとカメラを向けると、みんな笑顔でレンズを見てくれました。片手に腎臓を持って。

生徒たちに聞くと、この実験は今年度4回目で、最後の実験になるそうです。話を聞いていた時に、前回のブタの眼の解剖が一番楽しかったという男子生徒もありました。眼の解剖とな…(謎)。その2回以外には、ブタの肝臓をすりつぶして何かした実験や、鶏頭の解剖も行ったとか。「みんなでいっしょに作業できるんでとにかくすごく楽しいです♡」女子の方が全体的にハイテンション。男子の中には怖じ気づいている様子の生徒もありました。世の中とは、そういうものなのでしょうか。

実験では、炭を腎動脈に挿入して流れを観察したり、切って糸球体を顕微鏡で観察したりしました。生徒たちは途中途中で、先生から与えられているプリントを完成させるべく頭をひねったり、スケッチをしたりしていました。

今日は取材というより授業の邪魔をしてしまった感が強かった気がします。すみません。しかし、生徒たちは椅子に座って勉強しているより、体を使って作業している時の方が生き生きと振る舞っていることを、今更ながらに実感することができました。取材に出かけたわれわれの方がいろいろ勉強して帰って来たという落ちがついた今日の生物実験の授業取材でした。

さて、明日以降も何人かの先生の今年度末の授業を取材して、どこかでご紹介させていただきます。その時はまた、よろしくお願いします。【編集部注】専門ではないので実験についての事実関係や用語についてはあやしいかもしれませんが、そのときにはお許しください m(_ _)m


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