◆第52回山梨県郡内大会決勝戦 14:15 富士北麓公園野球場

   日大明誠┃203│604│001│3┃19
   富士学苑┃303│303│400│0┃16

本日、明誠高校野球部は第52回山梨県郡内大会の準決勝・決勝を戦い、見事優勝しました。優勝したのは平成17年以来4年ぶりのことです。

以前、「郡内」という言葉についてこのedu.logでも説明させていただきましたが、山梨県内では甲府中心の「国中(くになか)」と、笹子トンネルより東側の富士吉田・東部地区からなる「郡内」という区分けがあります。今日でも、山梨県の天気予報でこの区分けがなされています。曰く、甲府地方、東部富士五湖地方というように…。山梨県の中心は甲府盆地で高校の数も圧倒的に国中の方が多く、もとから野球が盛んでした。そこで「郡内」の高校の先生たちが郡内の高校野球をもっと盛んにして「国中」の高校に負けないようにと始めたのが郡内大会です。もう50年以上続いている伝統の大会なのです。そして、その目的もすでに達成され、いまや郡内は群雄割拠の状態です。

郡内大会は、いわゆる公式戦の一部で、その後この大会の決勝に残れば、センバツにつながる秋の県大会のシードを取れるようになりました。つまりブロック大会なのですが、優勝旗まであるこの大会、東京都や神奈川県などのブロック大会とは選手たちの気持ちがちょっと違う大会なのです。

さて、明誠高校の野球部新チームの最初の公式戦がこの郡内大会でした。そして、8月7日の2回戦で吉田高校を破り、今日の準決勝(9:00開始)では2試合の打撃戦を勝ち抜いてきた桂高校に勝利。決勝戦では昨秋の山梨県優勝校の富士学苑と対戦しました。

決勝戦はダブルヘッダーの2試合目ということもあって、両チームとも疲れが見えるものの、相手に負けまいとする気力が溢れ、点を取っては取り返すという乱打戦となりました。明誠高校の選手たちは、準決勝で劣勢の時、緑川君の代打逆転ホームランから吹っ切れたように素晴らしいバッティングを見せましたが、その勢いが決勝では更に増した感じでした。

16対16で延長戦に突入、富士学苑はエースを投入しましたが、明誠高校4番打者の池上君の満塁からの走者一掃タイムリーツーベースで勝ち越しました。

チームが一丸となって勝ち取った50年の歴史のある優勝旗を手にして、あらためて優勝の嬉しさを噛みしめながら明誠高校野球部の長い1日が終わりました。

小口哲生の一球入魂

郡内大会を終えて

「1つ勝つことの大変さ」を学んだ夏の大会から数週間、「1つ1つのことに拘りを持ってやろう」という言葉を毎日毎日言い聞かせてやってきました。どこまで拘りを持ってやれたかは、まだわかりませんが、郡内大会で優勝できたことをとてもうれしく思います。

決勝戦も何度対戦してもなかなか勝てない富士学苑高校さんを相手に戦い、優勝旗を持って帰ろうとチームが一丸となってくれました。投手陣が少ない中で、粘り強く戦えたことは大きな収穫でした。

ただ、大会を通してミスも多く、修正が必要。秋の大会までの3週間を、もう一度基本に戻って、また、チャレンジャーとして、一戦一戦戦いたいと思います。

スタンドで応援にまわってくれた選手、最後までサポートしてくれた誠会(野球部保護者会)に感謝しています。ありがとうございました。

日本大学明誠高等学校野球部監督 小口哲生

 


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