本日ロング・ホームルームの時間に1学年の生徒を対象とした性教育講座を行いました。
近年、エイズ患者・HIV感染者は全国的に増加傾向にあり、更なる感染の拡大が懸念されています。また感染者への差別や偏見も社会問題となっています。現状をふまえ、エイズや性感染症に関する正しい知識及び予防法について学び、自分自身や周囲の人を大切にする心を養うことを目的として実施しました。
今回は講師に山梨富士・東部保健所地域保健課技師の久保田好先生にお越しいただきました。先生は生徒に事前にとったアンケートをもとに、本校の生徒がエイズ・性感染症にどのような意識をもっているのかというところから、正しい知識を教えてくださいました。
アンケートによると多くの生徒が自分には関係のないことだと思っているようでした。確かに大人でも身近なことだと思っている人は少ないかもしれません。しかし患者は増えており、それはやはり知識がないことが原因にあるとのことでした。
そこで先生は正しい予防法や、万が一自分や周囲の人が感染してしまったらどのようにすればよいのかというお話を具体的にわかりやすくしてくださいました。始めはざわざわしていた生徒たちもいつしか先生のお話に真剣に耳を傾けていました。
先生から生徒たちへのメッセージは、正しい知識をもち、他人をいたわることを忘れないで欲しい。大切な人とつきあっていくために認め合いながら生活していきましょう、というものでした。教員も非常に勉強になる有意義な講座になったと思います。久保田先生ありがとうございました。

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