3月1日の卒業式で卒業生から学校へ贈られた卒業記念品のひとつ「梅の木」が本日、正門から本館(管理棟)に続く坂道の野球場側、現在の梅の木の後ろ側に植樹されました。
計画では、2度に渡る2月の大雪の以前に、本校がお世話になっている庭師の石井さんが植樹の準備をしてくださっていました。卒業前に植樹を行い、卒業生にもみてもらう予定でした。ところがあの大雪で植樹がままならず、卒業式を過ぎてしまいましたが、やっと本日、植樹を行うことが出来たのです。
卒業生からの記念品ですから、卒業生に植樹してもらいたいということで、ツイッターなどで呼びかけたところ、坂本先生のクラスの生徒と定期演奏会を前に学校で懸命に練習をしている吹奏楽部の生徒たちが参加してくれました。
植樹のセレモニーは午前9時半頃から。きのう、おとといの暖かさで、今ある梅の木にかなりの花が開いていました。野球場一塁側横の石垣の前に記念品の梅の苗木が植えられますが、そのうちの最初の1本を植える場所に生徒たちが集まりました。坂道には校長、教頭と事務長、経理長を始め、3年の教員が集まり、植樹セレモニーを見守りました。
いつもお世話になっている庭師の石井さんの指導でセレモニーの準備が始まりました。卒業記念品を知らせるプレート(書道の桑田先生に書いていただくことになっています)をつける重い丸太を移動するのに苦労しているようでしたが、準備万端、セレモニーが始まりました。生徒の1人が苗木を予め掘ってあった穴に立て、もう1人が土をかけるというセレモニー。坂道のほうからは盛大な拍手。
苗木はとってもちいさくて細いものでしたが、今日生徒たちが植えた梅がこれから大きくなっていくと思うと楽しみです。今、がんばってきれいな花を咲かせてくれている梅の木ですが、おそらく樹齢約50年といったところでしょうか。昭和40年代後半に本校で撮影された「飛び出せ!青春」と「われら青春!」の映像にも時々、本校の梅の木や桜の木が登場しますが、背が低く若々しい様子でした。創設50年を迎え、本校の梅や桜の木も老木となりました。梅の木は、石井さんが頻繁に手入れをしてくれて現在に至っていますが、そろそろ世代交代といったところでしょうか。
先日卒業した生徒たちがこの梅の木を見にきてくれるのはいつになるかわかりませんが、50年はがんばってくれるはずです。みなさん、是非折りに触れ梅の木を見にきてください…今までの梅の木もまだまだ頑張っていますが。

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