少し時間が空いてしまいましたが、先月の記事で紹介しましたイースタープログラム参加者のインタビューの後編をお届けします。

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—授業のことに続きまして、このイースタープログラムに参加して印象に残っていることをいくつかあげてみて下さい。

栗原さん いろいろありますが、教会に行って、ミサに参加したことです。

油井さん 大変厳粛な雰囲気で戸惑い、日本とは違う文化なんだと実感しました。

栗原さん 普段見ることができない宗教的な行事を体験することができて、貴重な経験ができました。また、教会自体が素晴らしかったです。ステンドグラスがきれいでした。建物がゴシック様式だったかな?伝統的なつくりで、とても良かったです。印象的と言えば、景色。空が高く、ずっと地平線が見えていたり、菜の花が咲いているなど風景の素晴らしさにも感動しました。

—イギリスは古い国ですから建物は立派ですよね。風景も見てみたいものです。さて、他にはどうでしょうか。

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栗原さん 食べ物のことなんですが、大学のカフェテリアのパンがすごくおいしかったです。全部クロワッサンみたいな感じで、周りがサクッとしていて、中が柔らかくて、すんごく美味しかったんです。

佐藤くん 僕も食べ物で印象に残っていることがあります。行って2日目くらいだったと思います。カフェテリアに最初行った時の夕食。夕飯はバイキング形式で、お肉とデザートなどいろいろ選んだんですが全部が同じ味で、自分の口にはなかなか合わずに残してしまいました。これは印象に残っています。美味しかったものもありますよ。名前は分からないんですが、朝ごはんで食べた四角いパンの真ん中にジャムが乗っていて、中にカスタードが入ったのがとにかくおいしかったです。あと、ウェルカムディナーで食べたチョコレートブラウニーも美味しかったなぁ。

—食べ物の話しを聞いていると、なんだかお腹が減ってきますね。

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佐藤くん その他に僕が印象に残っているのは、ケンブリッジの町中を僕と友人の2人で歩いたことです。僕達はいきなりベルギーワッフル店の店主に「日本人か」と聞かれ、「はい」と答えたところ、店主が韓国語やほかの言語の宣伝はあるが、日本語の宣伝文がないので、日本語でベルギーワッフルの宣伝文を書いてほしいといわれ、少し迷ったけれどもOKをし、友人と店主の言った宣伝文句を日本語に翻訳してボードに書くという出来事がありました。書き終わった後に、店主からワッフルの無料券をもらい、後で店にきて使ってくれと言われました。実際にお店でワッフルをもらいましたが、非常においしかったです。

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油井さん 私はPAが企画してくれたダンスパーティーが印象に残っています。みんなで羽目を外して踊りました。先生方も参加して楽しんでいました。ディスコみたいな感じで。

佐藤くん ダンスパーティーの中ではYMCAが一番印象に残っています。YMCAとやって、みんなで盛り上がりました!

油井さん 年齢や人種、男女の違いを乗り越えてみんなで一つになって今はやっている曲で踊ってすごく盛り上がりました。日本の高校生では体験できない経験ができました。

栗原さん さっき話した風景に関連してももう一つあります。ヨークに行く途中のバスから虹を見ました。その虹がすごくきれいでみんなで感動しました。しかも2回も見ました。イギリスは天気がころころ変わっていました。

—みんな、それぞれに印象に残ったことがあるんですね。宣伝文を書いたというのはすごい経験をしましたね。さて、次にこのイースタープログラムに参加して学び得たことを教えて下さい。

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油井さん 英語しか通じない環境で自分がしなくてはいけないことがたくさんあって、自然と英会話が身につくし、外国のほうがとコミュニケーションをとることも自然と身についてくるというのがすごく印象的でした。学んだことは、人種に対する意識というのもあります。現地で自分の身近に働いている人などを見て、そういう意識を感じました。日本にくる外国の人の気持ちなどがわかりました。古いイギリスの頃の奴隷社会の名残なのかなと思うこともあり、掃除をしているのが黒人の人だったり、周りの人は掃除をしていることに注意を払ったりしないけど、私は掃除をしてくれることに対して、一言「ありがとう」と声をかけました。するとその言葉だけで相手は笑顔になってくれて関係がよくなった気がしました。「ありがとう」の重要性を再認識ました。英語で語りかけることで相手との関係がよくなることを学んだので、これからも英語をしっかりと学びたいと思いました。

栗原さん 当たり前のことだけど、あいさつって大事だと思いました。店に入って、あいさつするかしないかで、店員さんの態度が変わったりするので、店に入る時だけではないんですが、挨拶をすることの重要性を実感しました。

佐藤くん 最初は当然なんですが、周りは知らない人ばかりで、また道に迷った時とか、普段の授業でも当てられたりするのを待つのではなく、自分から言っていかなくてはならず、積極的になることの重要性を学びました。時間の大切さも感じました。遅れると、1人遅れるとみんなに迷惑がかかってしまうので、そのことを身に染みて感じました。日本では経験できないことをイギリスでは経験できたので、それもあってか、物事に関する適応性、物事に臨機応変に対応する力が自分自身、身についたなと感じました。

—約2週間という期間の中でいろいろなことを学んだんですね。この期間を通しての全体的な感想はどうでしょうか。

油井さん すごい楽しい2週間でした。仲間と協力してサプライズを企画したり、イギリスという国を直に体験して、たくさんのことを学ぶことができました。

栗原さん イギリスでの18日間はとても充実していて、時間が過ぎるのがあっという間でした。日本大学の付属生たちと生活をしたことで、英語に対しての意識が高まり、自分の視野を広げることができました。行かせていただいて感謝しています。

佐藤くん 英語はもちろん、人間関係や社会のルールなど本当に多くのことを学ぶことができました。よかったことも悪かったことも今となっては良い思い出です。

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—最後に、今後イースタープログラムに参加する人、参加したい人へメッセージをお願いいたします。

油井さん イースタープログラムに参加したいと思う人は、日本にいるだけでは体験できないことを学んでほしいと思う。いろんなこと、言語、文化、習慣などを身近に感じてほしいし、協力の重要性を学んできてほしいです。

栗原さん 行く前と行ったあとでは自分の中身がすごく変わって、帰ってきて仲間に顔つきが変わった、笑顔が増えたなど、言われました。自分にプラスになることしかなかったように思います。絶対に行ったほうが良いです。

佐藤くん 言いたいのは緊張、心配はしすぎないでください。友達のことは僕も最初は心配でしたが、そのうちできていくので、心配ないと思います。食事に関しては最初は口に合わずに苦戦するかもしれませんが、なんとかなります。また、とにかく積極的に英語を話してください。授業中でも普段の生活でもです。とにかくPAなどにも積極的に話しかけましょう。それに、英語を話すことに恐れていたら何も始まりませんし、英語は上達しません。積極的に英語を話してください。

—アドバイスありがとうございます。また、長時間のインタビューお疲れ様でした。ありがとうございました。

3人はイースタープログラムで本当に良い経験ができたようです。今後、ケンブリッジ大学での語学研修に参加したい人はこの記事を参考にしていただけたらと思います。


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