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三者面談2日目の本日、野球部の第96回全国高等学校野球選手権山梨大会準々決勝である東海大甲府高校戦が行われました。面談で広報部教員が応援に行けない中で、引率の手塚先生が準々決勝戦の様子を報告してくれました。本日の試合の模様をご覧ください。

手塚秀昭のホイッスル 番外編

牙城東海甲府の前に涙

私学決戦となった全国高校野球山梨県大会準々決勝戦、快晴の甲府市山日YBS球場で13時試合開始となった。前評判では、どちらも強力打線を前面に押し出し、両左腕投手対打線とのしのぎ合いが予想された。

東海甲府は序盤から持ち前の強力打線が火を噴き連打で毎回塁を賑わすが、堅守を誇る本校の守備陣の固い守りでなかなか得点を挙げさせなかった。その後も送りバントや盗塁を絡めた機動力を駆使した攻撃も、キャッチャー岡下の2度連続盗塁阻止のビッグプレーが生まれ、いい当たりが野手の正面をついたりして運も味方した。守備の時間が長くなかなか攻撃のリズムを掴めないが、リードオフマンの大神田を筆頭にヒットで出塁するものの打線がつながらず、両チーム無得点で5回を終了した。

6回、一死1、3塁のピンチに平凡なファースとゴロからダブルプレーを取りにいったセカンドからの返球に、一塁のカバーリングが遅れ痛恨の先取点を献上した。その裏、本校は2死2塁からファーストへの強襲ヒットでランナーが本塁をつくがライトからの好返球で惜しくも得点ならなかった。過去の試合で本校は、相手の得点の直後の攻撃で必ず得点を挙げていたが、この試合ではそれが出来ずこの無得点で試合の流れを引き寄せるチャンスを失った。7回に追加点を挙げられ、その裏一死2塁のチャンスも走塁ミスでつぶし、8回は代打攻勢をかけるが東海の各選手の鍛えられたプレーに阻止された。9回には2死1・2塁から決定的な得点を許し、今大会を終えた。相手に許したヒットは14本、本校も7本のヒットも出たが相手ピッチャーの要所を占めるピッチングに涙を飲んだ。

この試合、東海甲府は各自がよく鍛えられていて、スタメンを外れた選手が代打で登場しタイムリーヒットを打つなど選手層の厚さも見せつけられた。本校も、ヒットを許すが守備では特に固い守りで得点を阻止し、攻撃でも何度かチャンスを作った。

敗れはしたものの、春季大会での屈辱の初戦敗退からチーム一丸となり、3年生は、最後の大会をノーシードからスタートして、シード校市川を破っての堂々の8強入りは、今後に続く下級生とチーム全体に希望を与えた功績は誰もが認めるものである。

山梨県でインターハイが開催される関係で、例年とは違うタイトで厳しい日程の中で、精一杯戦った野球部の皆さん、お疲れ様でした。3年生はここで引退となりますが、1,2年生は先輩たちの思いを受け継いで、次の大会で良い結果が出せるように、これからの練習に励んでください。頑張れ、日大明誠野球部!

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