本日、東日本大震災規模の地震が発生したという仮定の上で避難訓練が行われました。参加したのは事務室の職員を含めた教職員・生徒全て。訓練は千人弱の生徒たちを安全に避難させるため、どんな順序、どんな経路で誘導するかがテーマでした。昨年度実施した訓練とは異なった訓練を実施したのです。生徒たちは訓練が今日あることは知っていましたが、どんな形で行われるかについての情報はあまり与えられていませんでした。そんな中でも、生徒たちはしっかりとした行動をし、訓練はうまくいったまではないかと思います。

(仮想の)地震発生は正午。ちょうど4時間目の授業が行われていました。かねてより指導していた通り、生徒たちは放送による指示で机の下に入り、揺れが終わるのを待ちました。そして、被害の恐れはなくなったという放送で、机の下から出て来て防災頭巾を着用の上、授業を行っていた教員の指示で上履きのまま、人工芝の第1運動場に集合しました。生徒たちの集合はとても迅速で、点呼も素早く行われました。

全校生徒が無事だと言う確認がとれた後、学校の執行部がその後の行動を決定、全教職員が招集されてその内容が伝えられました。本日は訓練でしたが、交通機関は通常通り動いているという仮定で、生徒たちを下校させるという内容です。本日は学期末の考査後の授業で、成績処理のために半日授業となっていたので、この後、ホームルームが行われ解散となりました。

本校は山の多い地形にあり、津波の心配はありませんが、建物の倒壊や山崩れなどの危険はあります。地域の避難場所ともなっている本校の広大な第1運動場は、そういう意味でも安全な集合場所ではないかと考えられます。

防空頭巾を被って集合している生徒たちは真面目に前嶋校長の総括の訓話を聞いていました。全校生徒で防災訓練をする機会は多くはありませんが、普段から防災の意識を高められるよう、本校として指導して行きたいと思います。

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