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本校を会場にして、本日第93回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会3回戦が行われました。本校サッカー部は日本航空高校と対戦し接戦の末、2対1で惜敗しました。サッカー部の手塚先生に本日の試合について振り返ってもらいました。

手塚秀昭のホイッスル

全国大会への路険し!
先制点実らず、日本航空に惜敗!!

第93回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会3回戦は、秋晴れの絶好のコンディションの下、先週と同様に本校グラウンドで行われた。

今大会第5シ-ドの本校は、2回戦白根高校に完勝し、対する日本航空高校(以下航空)はノーシードながら、過去には今大会を制し全国大会にも出場し、最近めきめきと実力を付けてきた強豪でもある。

試合に出ない部員・一般生徒・保護者・学校関係者を含めて約400名の大応援団の声援を背にキックオフ。本校は、前試合からかなりチームコンディションが上がり始め、開始直後、定説通りにロングボールを入れ相手陣内で試合を進め、ゴール前の混戦から榎本がゴール決めて早々と幸先良く先取点を挙げた。その後、航空はチーム戦術でもあるディフェンスラインの裏へロングボールを徹底的に入れてきた。本校のボランチ(中盤の底)2人がその対応に若干遅れ、セカンドボールをことごとく拾われ始め相手ペースになり、20分過ぎCKからのヘッディングシュートで同点にされた。

後半に入り、本校は、開始直後、左サイドの突破から決定的チャンスを作ったが得点には至らなかった。航空は前半と同じようにロングボールを多用し、本校の攻めの“つなぎ”を寸断し始めゲームの主導権を握り始めた。60分過ぎ、左サイドを突破し、センタリングからのシュートは本校DF陣の体を張ったプレーで防いだが、そのこぼれを倒れながらシュートされ、GKとDFの懸命なプレーをあざ笑うかのようにゆっくりとポストの内側に当たり追加点を献上してしまった。その後、何としても同点を狙いたい本校は、右からの早めの絶妙なセンタリングにニアサイドにトップスピードで飛び込んだ齋藤も、航空GKの素早い飛び出しに寸前のところでキャッチングされシュートを打てなかった。その後も攻め続け本校はメンバーを3人交代し、左サイドから流れてきたボールを交代した田岡のヘッディングシュートもまたしても航空GKのファインセーブで防がれた。残り時間も刻々と過ぎ、試合をあきらめずプレーをし続ける本校イレブンの頭上に無情のホイッスル。タイムアップ。

3年生はこれで全ての『高校サッカー』を終了した。この試合を見ると、セカンドボールへの対応の遅さや相手の寄せの速さの中でのより正確なボールコントロール、瞬時の反応の速さ等に以前と同じような課題が見られた。しかし、この夏、全国レベルの流経柏・修徳・矢板中央などの各高校とのトレーニングマッチでその点も徐々であるが解消されつつあり、日頃から強豪高校との戦いでレベルアップは計れるものである。

日頃から「勝ってもおごらず、負けてもくさらず」というグラウンドでの立ち居振る舞いを厳しく指導してきた。特に、敗れて人一倍悔しい思いのキャップテン相馬の試合後の言動、泣き崩れるチームメイトへの励まし、本校と航空応援生徒保護者への立派な感謝の言葉、こんな素晴らしいキャップテンシーを持ったキャップテンは、長きに渡り高校スポーツを指導してきた私も過去にさかのぼっても、記憶には残っていない。この相馬を含めた3年生全員の人間性と県ユースリーグ1部残留の“置き土産”を糧に、新チームの74名でこの無念を次回の大会で必ず果たしてくれるものと確信するものである。

サッカー部3年生、3年間お疲れ様でした。今後はこの3年間で培ったものを自分の進路決定等に生かしてください。1,2年生は、先輩の成し得なかった目標を達成できるように、これからの練習に励んでください。頑張れ、日大明誠サッカー部!

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