Nov_21_2014

先日、「日大明誠facebook」でお知らせしました通り、第35回山梨県高等学校芸術文化祭写真専門部展で2年生組澤誠人くんの組写真「高校生の日常」が関東大会に出品されることが決定しました。

芸術文化祭は高校生の文化の祭典で、文化部の「県総体」のようなものだと思っていただければよいと思いますが、文化部の生徒たちが各部門でその成果を競い合うものです。今年度は「”彩”発見! 甲斐の文化はここにある」のテーマのもと、2部会・26専門部の発表が県内各地で行われており、写真部は1年生及び2年生合計5名5作品が甲府市の山梨県立美術館で行われた「美術・工芸、書道、写真合同展」に参加しました。ちなみに、美術部と書道部からも作品の参加がありました。本校の合同展参加者の大部分は2年生で修学旅行に行っており、11月16日(日)に行われた審査会・表彰式には参加できませんでした。
当日参加出来たのは写真部の1年生2名(上の写真参照)のみ。

さて、16日午前に出品された220点の写真の審査が行われ、芸術文化祭賞3点(全国高等学校総合文化祭に出品)、優秀賞5点(上位2名が全国総文祭に出品、残りの3点は関東大会出品)、奨励賞7点(関東大会出品)が決定され、併せてさらに10作品が関東大会出品作品として選考されました。そして、本校2年生の組澤誠人くんの組写真「高校生の日常」が関東大会出品作品として選ばれました。

審査員は写真家の鹿野貴司さんが務めました。鹿野さんは写真雑誌にカメラ評を掲載しているカメラマンであるだけではなく、身延山の写真集を出したり、山梨県早川町に住む人々全員の写真を撮影するプロジェクトをおこなったりしている山梨とは縁の深い写真家です。組澤くんの写真は審査の最初の段階から候補作品に選ばれ、入賞できるのではないかと期待される状況でした。結果は関東出場。鹿野さんの講評。「学校のしかも授業中の様子を撮影した作品はこれしかありませんでした。それで選びました。みなさんは高校生なのですから、高校生の時しか撮れないものを撮りましょう。授業中の写真は今しか撮れません。後で見るとこういう写真はなつかしく思い出されるものです。ただし、授業の写真は必ず先生に断ってから撮りましょうね。」とても気さくにわかりやすい言葉で説明してくれました。

何人かの先生に「シカノ先生の審査の基準は何ですか?」と聞かれたのですが、僕の場合は着眼点やタイミングももちろんあるんですが、構図と光もかなり基準にしています。この2つで損をしている作品が多く、逆にいえばほとんどの高校生はこの2つを意識すれば劇的に写真がうまくなるんじゃないかと思います。いきなりかっこいい構図を決めるのは難しくても、ファインダーの四隅を確認することはできるはずです。
「高校生諸君!」(鹿野さんのブログ[とれどれぐさ]より)

さて、修学旅行でオーストラリアに行っていて、直接鹿野さんから講評をもらえなかった組澤くん。それでも関東大会出品はとてもうれしかったようで、次のように感想を話してくれました。

「私の写真が関東大会に出品されることになり、とてもうれしく思っています。今回の写真は高校生の1日を表現してみました。今回の結果で満足することなく、もっと上を目指せるよう、これからも頑張りたいです。」(2年 組澤誠人)

さて、組澤くんの写真が出品される第21回関東大会は山梨県で来年1月31日(土)から2月5日(木)まで開催されます。その様子はまたこのエデュログでご報告します。

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