キンバリーさん明誠の1日

昨日のedu.logでご紹介しましたが、数学科の三輪先生のお宅に現在、アメリカ人の女子大生がホームステイしています。

キンバリー・ウェレンスさん22歳。現在はオハイオ州のフィンドレー大学で日本語とTESOL(“Teaching English to Speakers of Other Languages”つまり外国語として英語を勉強している人に対する英語教授法です)を専攻しています。交換留学生として来日してこの10月から福井大学に1年間通うことになっています。

将来、日本で英語を教えたいという夢を持っているキンバリーさん。「日本のハイスクールを見てみたい」という希望で、本校に来校しました。日本語は大学に入ってから勉強中で、現在は意志疎通がはかれる程度だとおっしゃっていましたが、生徒たちとも日本語ですらすら話していました。

今日は1時間目に3年生の現代文の授業に出席しました。「難しくてちょっとわかりませんでした。漢字が難しいです」でも結構漢字書けるようですよ。漢字の上下左右のバランスにも気をつけているようです。

2時間目は三輪先生のの3年生の数学の授業に出席。感想は言いにくいでしょうから聞いていません(笑)。

3時間目は3年生の英語の授業に参加。でも、授業を聞くのではなく、生徒の英語の質問に答える、という趣向。20人以上の生徒が英語の質問を用意していました。日本語で内容をご紹介します(笑)と…

日本語を勉強するきっかけは「以前、合気道をやっている子供たちといっしょになる機会があって、カッコよかったんです。日本語話すのカッコいいなぁ、って思って」「アニメが好きで日本語勉強している人は私のまわりにたくさんいます(笑)だけど、わたしはアニメはそんなに見ません」日本の好きな食べ物は「お寿司ですね」飼っているペットは「大きなジャーマンシェパードを飼ってます。怖い、っていわれるけど、そんなことないんですよ(笑)」日本の高校は「クラスが固定しているじゃないですか。きまった友達ができますよね。アメリカでは授業毎に生徒がかわるから友達もどの授業の友達…みたいになるんです。にほんでは一生の友達つくれますよね。そこが好きです」好きな男性のタイプは「読書が好きで、話をしていて私も知識が増やせるような人がいいです」「アメリカ人の男性と日本人の男性だったら、絶対日本人の男性の方が魅力的。だって私の彼氏が日本人ですから(笑)。彼は私の大学の修士課程に留学していました。静岡に住んでるんですが、会えるといいな」

とても気さくなキンバリーさん。休み時間には生徒達の質問に丁寧に答えてくれていました。福井大学では日本語のクラスに出席しますが、それだけでなく、日本人の学生が受ける講義にも出席するとか。

4時間目には明誠高校のカフェテリア(英語で言うとかっこいいですね。学食のことですが…)で、食事をとったあと、5校時には2年生の英語の授業に出席して、本校を後にしました。

3時間目の生徒の質問に答える形でおっしゃった、次の言葉が印象的でした。「みなさんの数学の先生の三輪先生はみなさんにとってはときどき厳しいと感じるかもしれません。日本の方は、何かについて言う時にはっきりと言わずに丸くぼやけた形で話しますよね。でもアメリカ人ははっきりと物を言います。三輪先生は具体的に直接話をしてくれます。ぼやかさずに。それがみなさんには厳しいと感じるのかもしれません。でも、その姿勢が日本にいる私にはとても助かっていますし、感謝していることなのです」

キンバリーさん。福井大学でも頑張ってください。そして、明誠高校の英語の先生になってください!?(笑)


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